急登の日❸日原古道(廃道)を廃キングの巻(東京府道204号) | MIMIZUの底辺ぼっちBlog

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つづき



お次は廃道探検!

昭和54年竣工
日原トンネル1,107m
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奥多摩方面から日原集落へ続く道にはすごい歴史があって、旧道と旧旧道の他にも時代ごとの古道が何本もあるらしいの

旧道、旧旧道の一部は採掘し過ぎたお山が崩落し道が瓦礫の下になり廃道と化した


今回はその旧道、旧旧道を探検しようというわけで〜す

これはさすがにぼっちじゃ怖いので上司道連れ
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では、出発です
サビサビのフェンス沿いに進む
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お役目の終わった標識
【トンネル内カーブあり】
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落石こわっ
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旧道の日原トンネル登場
全長397m
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立入禁止の柵が開いていた
こ、これは歓迎されてるのかしら
お邪魔しま〜す
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ポチャン
水の滴る音にビビり、MIMIZUは即撤退
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上司は進みます
柵閉めちゃおうかな〜
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特に何もなく、カーブのせいで先が見えないようですぐ戻って来た


トンネル脇に薄っすらトレースを見つけたのでガードレールを越えて進む
草ボーボーの中にサビたガードレール
金属のロープみたいなもので出来ている
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石垣が続く。
昔の人が手で積んだんだね
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とんでもない崩落だったことを思わせる
分厚い擁壁、太いワイヤーも引き千切れて無残な姿で転がってる
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最強のバリエーションルート

トレースはまったくなくて、苔生した瓦礫の上を一歩一歩進むしかない

この壁の向こう側はさっきの旧トンネル
時々空気穴があった
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蜘蛛の巣と戦うのも慣れてきた


これはトタンぽいけど…
瓦礫の下には何があるんだろう
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電線
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周りの木々が消えると眼下は日原川
小屋発見
なんだろあんなところになぜ
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興味津々のウキウキワクワクはここまでだった

目の前に現れた大崩落地帯!

急勾配の大崩落地帯をトラバース
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一気に緊張が走る

この石灰の下に旧旧道があるはず
どのくらい下にあるのか
どんな道だったのか
崩落した時、人は巻き込まれてないのか
いろんな疑問が湧く
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一歩進むごとにガラガラと石灰が谷底に落ちて行く

飲み込まれるように足も落ちて行く

滑落だけで済めばマシ
滑落したら日原川に落ち急流に流されること間違いなし

見上げれば落石の恐怖
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今、地震が来たら絶対死ぬ
瓦礫の下になって発見されず行方不明扱いになるのは容易に想像出来た。

急勾配、滑落と落石!
身が縮まりガチガチに緊張

登竜橋手前から撮った崩落地の写真
日原川までの斜度わかるかな
まさにこの崩落地を歩いているの
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進んでもきっと突破は出来ない
またこの瓦礫を通って戻る思うと恐怖と傾斜に耐えれなくなってきた

MIMIZU「もう無理です戻りたいです

上司「もうすぐ瓦礫終わるよ、まだ12分しか歩いてないし


たった12分でこの疲労感…
この先を考えるとますます不安になる

地図を確認すると
「!!!」みたいなヘンな地図記号の上にいる
(後から調べたら雨裂というらしい)
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グーグルアースで見ると、このあたりにいた。
まさに崩落の真上を通過
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どうにか草木が生い茂るとこに辿り着き
座り込むヘタレMIMIZU
もう緊張の糸張りっぱなしで疲れた
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すると上司は
「まあパイナップルでも食べよう人間、糖分を摂れば冷静な判断が出来る」と

こんな時に何を言ってんだぁぁ〜
「冷静な判断が戻ることなんですぅ〜

パイナップルを食べながら見た稲村岩
あの横切る線は?
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戻る半ベソMIMIZU
この傾斜!この悪路!(ってか道じゃないけど)
ホント落ちたらただじゃ済まない
MちんとMくんの顔が浮かぶ
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戻れることでホッとしたけど、ちょっと悔しい

もっとしっかり予習するべきだった



瓦礫の墓場との境界線、(倒木)を越える
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またサビサビの残骸見つけた。
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なんだろ?
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気を取り直し、現役の日原トンネル突入
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緩く下りなので走りたくなる



1107mのトンネルを出たら奥多摩工業近くまで。
車はあるけど、人はいない。

奥多摩駅近くの工場まで繋がってるトロッコ
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トボウ岩の残骸には心が痛む
相当でかかったらしい石灰で出来たトボウ岩。
この目で見たかったなぁ
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旧道を辿って来てたら、このトボウ岩を歩くことになってた
かなり目立つ

ここは絶対リベンジ
瓦礫を越えてたらそれなりの道があったらしい。

ビビり過ぎに猛省