お次は廃道探検!
昭和54年竣工
日原トンネル1,107m
旧道、旧旧道の一部は採掘し過ぎたお山が崩落し道が瓦礫の下になり廃道と化した
今回はその旧道、旧旧道を探検しようというわけで〜す
これはさすがにぼっちじゃ怖いので上司道連れ
では、出発です
サビサビのフェンス沿いに進む
全長397m
こ、これは歓迎されてるのかしら
お邪魔しま〜す
柵閉めちゃおうかな〜
トンネル脇に薄っすらトレースを見つけたのでガードレールを越えて進む
草ボーボーの中にサビたガードレール
金属のロープみたいなもので出来ている
昔の人が手で積んだんだね
分厚い擁壁、太いワイヤーも引き千切れて無残な姿で転がってる
この壁の向こう側はさっきの旧トンネル
時々空気穴があった
これはトタンぽいけど…
瓦礫の下には何があるんだろう
小屋発見
なんだろあんなところになぜ
目の前に現れた大崩落地帯!
急勾配の大崩落地帯をトラバース
一歩進むごとにガラガラと石灰が谷底に落ちて行く
飲み込まれるように足も落ちて行く
滑落だけで済めばマシ
滑落したら日原川に落ち急流に流されること間違いなし
見上げれば落石の恐怖
瓦礫の下になって発見されず行方不明扱いになるのは容易に想像出来た。
急勾配、滑落と落石!
身が縮まりガチガチに緊張
登竜橋手前から撮った崩落地の写真
日原川までの斜度わかるかな
まさにこの崩落地を歩いているの
進んでもきっと突破は出来ない
またこの瓦礫を通って戻る思うと恐怖と傾斜に耐えれなくなってきた
MIMIZU「もう無理です戻りたいです」
上司「もうすぐ瓦礫終わるよ、まだ12分しか歩いてないし」
たった12分でこの疲労感…
この先を考えるとますます不安になる
地図を確認すると
「!!!」みたいなヘンな地図記号の上にいる
(後から調べたら雨裂というらしい)
まさに崩落の真上を通過
もう緊張の糸張りっぱなしで疲れた
「まあパイナップルでも食べよう人間、糖分を摂れば冷静な判断が出来る」と
こんな時に何を言ってんだぁぁ〜
「冷静な判断が戻ることなんですぅ〜」
パイナップルを食べながら見た稲村岩
あの横切る線は?
戻る半ベソMIMIZU
この傾斜!この悪路!(ってか道じゃないけど)
ホント落ちたらただじゃ済まない
MちんとMくんの顔が浮かぶ
もっとしっかり予習するべきだった
瓦礫の墓場との境界線、(倒木)を越える
緩く下りなので走りたくなる
1107mのトンネルを出たら奥多摩工業近くまで。
車はあるけど、人はいない。
奥多摩駅近くの工場まで繋がってるトロッコ
相当でかかったらしい石灰で出来たトボウ岩。
この目で見たかったなぁ
かなり目立つ
ここは絶対リベンジ
瓦礫を越えてたらそれなりの道があったらしい。ビビり過ぎに猛省