今日は、ただ思うことを日記のような感じで書いていこうと思っています。
※長い文章になりますので、遠慮したい方は飛ばして頂いて大丈夫です。
幼い頃、絵の具を使用している時にふと思ったことが…
自分を色に例えるとしたら、一体どんな色をしているのだろう?と。
それからずっと答えが分からず、年だけを重ねていく。
周りの人々を見ていると、確信はないけれど…
あの人は、きっと何色で この人は、きっと何色な気がする…と
色に例えることができてしまうようになった。
自身の色を除いては…
以前に少しだけこれが自身の色だと、答えが出そうになったこともある。
何の色にも染まらない黒色や、どんな色にも対応できる白色だと…
考えたことも。
しかし、不思議と何だかしっくり納得がいかなかった。
どちらも正反対の色でありならがらも、どちらも根本的には共通している色のように思えたから…。
年を重ねれば重ねる程、自身の色がはっきりせずに…
ますます見えづらくなっていく気がする。
まるで消えて見える透明のように…。
色すら存在しないのかもしれないと思うようにもなった。
ひとりだけ色も名前もない気がして…。
もどかしく思う日々が続いていった。
自身の色を探しながら…
ある日、再び絵の具を使用する機会が訪れた。
全色の絵の具をパレットに出して、絵を描いていると…
ずっと探していた答えが見つかった気がした。
筆に残っていた絵の具と新しい絵の具が混ざった色を見た瞬間…
偶然だけれど、この色が自身の答えなのではないかと…。
自身を色に例えると、きっと何色も混ざり合っている…
まだら模様な色だと。
その色に、正確な名前はないけれど…
一言では言い表せない色なのかもしれないという答えにたどり着いた気がした。
このまだら模様な色合いを見て、まさに自身を鏡で見てるかのような錯覚もした。
この名前もない色が、何だかしっくりきて納得もできた気がした。
求めていた・憧れていた色では、決してないけれど。
自信を持って、紹介できる色では…まだないけれど。
人を色に例えるとしたら、きっと大抵は名前のあるメジャーな色になるのかもしれない。
絵の具にあるような誰もが知っている色。
ピンク色・オレンジ色・黄色・赤色・青色・水色・緑色・黄緑色・茶色・紺色など…
それらの色で例えることのできる人に、本当はなりたい…
なれると憧れてきたのかもしれない。
今は、名前のない色んな色が混ざり合っているまだら模様な色だけれど…
いつかその色がしっかり混ざり合って綺麗な名前のある色になると…
憧れていた色以上の色になる可能性もあるかもしれない。
人生や現実の世界と同じように、想像していたものとは似つかない予想外な答えにたどり着いてしまうのかもしれない…。
最終的な色とはまだ決まってはいない、このまだら模様の色が
これからどんな色に変化していくのか進みながら過程を楽しめていけたら…と。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。