今日は、海外映画「マリー・アントワネット」を紹介していこうと思っています。
2006年にアメリカで公開された、イギリスの小説家のアントニア・フレイザーさんが執筆した「マリー・アントワネット」の伝記を原作としている…マカロンカラーの世界観や美しい衣装が見どころの歴史・伝記・ヒューマンドラマ作品です。
原題;「Marie-Antoinette」➡(直訳;マリー・アントワネット)
上映時間;123分
監督・脚本;ソフィア・コッポラ
(代表作「ソフィア・コッポラの椿姫」「The Beguiledビガイルド欲望のめざめ」「オン・ザ・ロック」「SOMEWHERE」「ブリングリング」「ロスト・イン・トランスレーション」など。)
原作;アントニア・フレイザー「マリー・アントワネット」
【キャスト】;
キルスティン・ダンスト/ジェイソン・シュワルツマン/アーシア・アルジェント/リップ・トーン/ジュディ・デイビス/ローズ・バーン/シャーリー・ヘンダーソン/ダニー・ヒューストン/スティーブ・クーガン/トム・ハーディさんなど。
【ストーリー】;
オーストリアの女帝マリア・テレジアの皇女として誕生したマリー・アントワネット
<愛称アントーニア>。
(本名;マリア・アントーニア・ヨーゼファ・ヨハーナ・フォン・ハプスブルク=ロートリンゲン)
1769年、オーストリアとフランス同盟関係を強くするために…
フランスの皇太子と、まだ幼い14歳のマリー・アントワネットは政略結婚をさせらることになります。
幼い14歳のマリー・アントワネットは、後見人の外交官のメルシー伯爵に付き添われ…
フランスへ旅立ちます。
到着すると、今後すべてのお世話を担当するノアイユ伯爵夫人を紹介されたマリー・アントワネット。
フランスの王室では、オーストリアから身に着けていた洋服などをすべてフランスのものに着替えさせられ…愛犬も取り上げられてしまうマリー・アントワネット。
さらに、本名の名前も取り上げられてしまい…フランス読みにふさわしい
「マリー・アントワネット」という名前を名乗るように指示されてしまいます。
そうして、フランスのものに身を包んだマリー・アントワネットは…
政略結婚相手のルイ16世で15歳のルイ・オーギュスト王太子と対面を果たし、ようやくヴェルサイユ宮殿に入り…王室のしきたりに困惑する生活が始まっていくのでした。
華やかな生活をしているように見えたマリー・アントワネットの苦悩や葛藤を華やかな衣装や淡いマカロンカラーな世界観で描かれている…歴史・伝記・ヒューマンドラマ作品です。
【エピソード】
▼この作品の撮影場所は、実際にマリー・アントワネットが暮らしていたヴェルサイユ宮殿で撮影しているそうです。
ヴェルサイユ宮殿の週に1度しかない閉館日を利用して、断片的に撮影されたそうです。
▼2007年のアカデミー賞では、衣装部門を受賞しています。
<感想>
この作品で、初めてマカロンを知ったきっかけになった作品だった気がします。
この作品の世界観や衣装・小物などが、とても美しかったと記憶しています。
最後まで読んで頂き、ありがとうごさいました。