寝ようと横になっていると、ヤツの近づく音がする。


プゥ~ン


「だぁしゃぁ~!!」


バシッ!!


蚊である。


そんな季節か・・・

と、浸っている場合ではない。


すぐに2度目の攻撃がやってきた。


プゥ~ン


「ぬん!!くそ!!」


耳周辺をかきむしる。


続けざまに蚊の連続攻撃。


プゥ~ン


顔面に止まった。

ヤツの重みを顔の皮膚が感じている。

間違いない。


「フンッ!」


右手で思いっきり顔面を叩く。


鼻を直撃。

鼻がチーンとしている。


そんなことでヤツは倒せるわけも無く。

なぜか体の左側を集中してさされ続けている。


かゆい・・・


暗闇の戦いは、あまりにも不利だということで、

電気をつけて、再び戦闘準備を整える。


ヤツが現れるのをじっと待つ。
臨戦態勢は万全である。


そこに、きた。
ヤツがきた。
飛んでいる。


じっと目でヤツの行方を追う。
そして、忍び足で近づく。


パシーン!!


はずしたっ

攻撃に気付いた蚊が逃げる。

蚊を追うボク。


あっ消えた。
見失った。


ミノフスキー粒子を散布しやがったか。


結局、その後も戦闘は一進一退を繰り返し、

戦況に業を煮やしたボクは、
最終兵器「蚊取り線香的なもの」を投入。


ヤツの気配はなくなった。


部屋の平和が訪れた。


やっと眠れる、そう思ったとき

外は、うっすら明るくなっていた。