ボクは、テレビなんかの仕事をしているわけです。

最近、いろいろ考えましたけど、やっぱりこの仕事が好きなんだなぁと思います。


昔は(今もですけど)、純粋にバラエティとか

なんとなく面白そうなことがやりたかった。

どうやってこんな企画考えてんだろうって すげぇやって

こんなことやってみたい。

とがった、奇抜な、センスいいぜやられたみたいな企画考えたい。

そんな風に思ってました。


でも、今思うことは、少し違ってきていて。

企画っていうのは、調理方法で、

出演者(一般素人の方を含む)を一番上手に料理して、生かしてあげられることが大事なんだ。

それがいい企画なんだって、そう思う。


まぁそんな企画云々の話は、置いておいてですね。

ボクが今考えるテレビのすごいところって

やっぱり公共性なんですよ。

一気に不特定多数の人が情報を共有できる。

まぁ言うたら、新聞、雑誌、ネットなんかも一緒ですけど。

大きくメディアととらえていただいても結構ですが。

公共性。


ボクらが取材した方々、現象がいたるところで放送される。

それを見た誰かが、何かを感じる。


おいしそう。

へぇ~。

行ってみたい。

笑う。

泣く。

励まされる。

そんなわけないだろ。

つまんない。


各々、それぞれの立場でいろんなこと思うと思う。

そこがいいのかなと思う。


たとえば、お店を紹介したとする。

それを見た知らない誰かが、そのお店を知って

おいしそうだな、行ってみたいな。

探して、行ってみて食べて、やっぱりおいしい。


そんな風に、ボクらが表現したことが

まったく知らないところで、知らない人に行動力を与えているとしたら。

それは、素敵なことだと思うんです。

(もちろんいい面ばかりではないんでしょうが・・・ それが影響力というものかな)


ボクらの表現したことが、誰かに影響を与えている。

もし、その人が、ほんの少しでも何かの励みになったというのなら

明日もいっちょがんばるかと思ってくれたなら

それこそが、この仕事の醍醐味じゃないかと思うんです。


当たり前のことなんですけど、今日テレビを見ていて、

何かそんなこと忘れてたので、ボクが忘れないためにもココに書いておきます。