久々にレクイエム・フォー・ドリームスを見る。

レクイエムは映画史上でも希に見る、観た後にとてつもなく嫌な気持ちになる映画。オレは観るといつも死にたくなるくらいヘコむ!!何つーかえぐられたような気分?

ストーリーはヘロインにはまる男二人とその内の白人の一人と付き合うジェニファー・コネリー&その白人の男の母ちゃんの破滅を描く内容。

黒人はヘロインをやるよりも売る方に専念し始めて逮捕され、白人の男は同じ箇所に(手の甲とか足とかあんだろ!)何度も打つから片腕切断して、お母ちゃんはテレビに出る為に飲み始めた処方のダイエットピルのせいで(どうやら劇中のダイエットピルは玉に似てるらしく、事実お母ちゃんはよく喋るは歯ぎしりぱないわ、飯食わない)精神がイカレ強制入院で拘束されて頭に電極つけられてショック療法だわ、それでもヘロインをスニフしたいジェニファー・コネリーはドラッグの為に最初は一度だけ体を売り終いには大勢のクズの前でディルドーでレズプレイをするまでに堕ちる。

出だしは笑顔の多い映画なのに中盤以降はもう…観るもおぞましい。みんな最初は目標の為に使っていたドラッグに最後は使われて…。

てかニコ動で観れたのが一番驚きだけどね。久々にレザボア観たわ。スティーブ・ブシュミとマイケル・マドセンはやっぱカッコ良いな!

そしてブックオフのファックオフな品揃えの悪さにPissed off!!平山 夢明が全然ないよー!

でもそうこうしてる内に桐野 夏生の村野ミロ・シリーズを5冊読み、後1冊で読破!!読んでて思ったのは何よりも、何だかんだ自分が新宿がどこか好きなんだろうって事。馳 星周と良い、読んでてよりリアリティが出てくる。頭の中に文字を通して鮮明に浮かんでくるからだろうけど…。

あ~墨増やしたい!!紹興酒飲みたい!水餃子が食べたい!
アメリカでは今週末公開のランナウェイズの伝記映画が心配。

ランナウェイズと言えば70年代に人気を得たガールズバンドの最高峰(ガールスクールの方が上とは認めない!)その後も後世のバンドにも影響を与えた、決してアブリル・ラヴィーンの様な可愛い子猫ちゃんではなく…ファッキン・アティチュードを持ったバンド!!

ボーカルのシェリは下着姿で苦悩の叫びを上げ、ギターのジョーン・ジェットはパンクの女神とも名高いパワー・コードが世界一似合うロックねーちゃん、そしてジョーンと双璧を成すジョーンがパンクならウチはハードロック!の80年代にソロでも活躍したリタ・フォード(ニッキー・シックスと付き合ってたけど何だかんだでWASPのブラッキーと結婚)

人気もさる事ながらボーカル・チェンジしても楽曲の質は高く日本でも大人気だったあのランナウェイズの映画。面白そうだけどキャストに心配。

主要キャストはアイ・アム・サムやボディーガードではピアノやスペイン語、水泳をマスターしかのデンゼル・ワシントンから「今まで仕事をした中で本当に優れていたのはジーン・ハックマンとダコタ・ファニングだけ」と言わしめたダコタ・ファニングと、腰抜けヴァンパイアムービー(昼間に学校行くヴァンパイアなんて認めねーぞ)でティーンに人気のクリステン・スチュアートがジョーンを演じる。他にもロブ・ゾンビ版ハロウィンでスクリームクイーンぶりを発揮した、スカウト・コンプトンなんかも…。

不安材料は主要の二人!つまりシェリとジョーン。ダコタ・ファニングは役に入り込むメソッドな演技が凄まじいけど、まだ顔が成長途中でシェリのあの何とも言えない妖艶な感じが背伸びした中学生みたいで何だか違和感。

そして問題はクリステン・スチュアート、ジョーンとそっくりだけど、トワイライトから流れてくるティーンが見てその流れでクソッタレ・ガールズバンド人気が変に再燃しないかが不安!ただでさえ最悪なMTV JAPAN(本家の方が幾分かマシ)が大変な事になりそう。ティーン・チョイスとか最悪な事になるだろう。

まぁでもクリステン・スチュアートが旬なだけあって未公開でDVDスルーにはならないだろうからそこは良し!!

従って今年前半は、バッド・ルーテナント、ハートロッカー、プレシャス、ブルーノ、ディストリクト9、ファン・ボーイズ、ランナウェイズは絶対見ておきたい。

去年はイングロリアスも戦場のワルツも見逃したし、レスラーは詰め甘い感じだったし。

後、駄作の予感だけどロバート・ロドリゲスのプレデターとマイケル・ベイのエルム街の悪夢も気になる木、何にも知らない木ですから。


[シネマトゥデイ映画ニュース] 俳優ジョニー・デップの主演作映画『ザ・ラム・ダイアリー』(原題)が、このほどプエルトリコでクランクインした。

 67歳で自殺したジョニーの亡き親友、故ハンター・S・トンプソンの同名小説の映画化で、トンプソンが1950年代にプエルトリコでフリージャーナリストをしていたときの体験を基に、フリージャーナリスト、ポール・ケンプの破天荒な生活を、酒とドラッグ、三角関係などを盛り込んで描く人間ドラマ。共演は、ケンプの自由奔放なガールフレンドに映画『スモーキング・ハイ』(日本未公開)の美人女優アンバー・ハード、ケンプが働く新聞社の人間に、本年度アカデミー賞主演男優賞に初ノミネートされた名脇役リチャード・ジェンキンス、さらに映画『ダークナイト』でバットマンの恋のライバルを演じたアーロン・エッカートら。

 ジョニーにとって、1998年公開の映画『ラスベガスをやっつけろ』に主演した直後から製作に着手し長年温めてきた念願の企画。自身の会社Infinitum Nihil(インフィニタム・ナイヒル)などで共同製作しエグゼクティブプロデューサーも兼務。監督と脚本を、1986年イギリス映画『ウィズネイルと僕』のブルース・ロビンソンが手掛け、2010年公開予定。

 ほかにアクションスリラー映画『パブリック・エネミーズ』(7月1日全米公開、マイケル・マン監督)をはじめとする新作が多数控える中、私生活では海外メディアに10年来のパートナー、フランス人歌手兼俳優のヴァネッサ・パラディとの4月中結婚式説も報じられるなど、“世界一魅力的な男性”(昨年10月イギリス版コスモポリタン誌選出!)から、ますます目が離せない!


ハンター・トンプソン去年死んでたんだ!ジョニー・デップがラスヴェガスを撮る時に付き人をしてたのは知ってたけど仲良かったんだ…。ハンター・トンプソンの小説の映画化なら確実に面白いの間違いないだろうし、こりゃ~ドラッグ・ムービーで久々の良作だ♪