屋外歩行練習も、ようやくギリギリのところでうまく行った。
しかし、ずっと願っていたことがあった。

それは、どうしてもバスや電車に乗りたい。

私の住む片田舎では大きなターミナル駅に行くにはバスと電車を乗り継がなければならない。

そして、かかりつけ医に行くにもバスが必要で、山を越えねばならず、バスは生活必需品だからだ。

急性期病院でも、目標として「バスに乗りたい」と言っていた。


思いきってリハビリスタッフに尋ねてみた。

「バスや電車に乗るリハビリは出来るのですか?」

理学療法士も作業療法士も

「一度、安全管理に訊いてみます…」

歯切れはよくなかった。

「paingtonさんは、屋外歩行も合格したし、電車に乗る練習まで持っていきたいんですけどね…。まだ年齢的にも若いですし…」

リハビリ病院は、ADL(日常生活動作)が出来れば退院である。

そして、私はIADL(手段的日常動作)までリハビリスタッフがやってくれた。

本来は、リハビリ病院退院後に行うものなのだと思う。

だから、私のリクエストは、はっきり言って厚かましかった。

「電車に乗る必要性を教えてもらえますか?」
「通院です」

遊びに行くのが目的ならば、病院ももちろん断るが、通院にどうしてもバスがいる。
退院後の脳神経内科ならば電車にも乗らねばならない。

「バスはハードル高いかもしれませんね…」

「通院」となると、リハビリスタッフも電車の練習の必要性を理解し、安全管理に確認したいと言った。

私の厚かましいリクエストから、主治医、リハビリスタッフが相談し、病院の安全管理に確認してくれることになった。



このブログは、一素人患者が経験したこと、考えたことを書かせていただいている。
そのあたりをご理解いただけるとありがたい。