今春発売されるであろう乃木坂46の32枚目シングル。齋藤飛鳥も離脱し、残る1期生はキャプテン秋元真夏のみとなる中で、いよいよ本格的に5期生が選抜入りすることが予想される。ワールドカップ日本代表の戦績について多少大袈裟な表現ながら全的中させた余勢を駆って、新たなる体制がどうなるのか予想を立ててみることとする。
乃木坂の運営には一旦決めた序列を中々崩すことをしない特徴がある。昨春の29枚目シングルで5期生中西アルノがセンターに抜擢された。しかし中西は過去のやらかしにより、活動中断に追い込まれた。30枚目、31枚目でも中西はもちろん、5期生は誰一人として選抜入りせず、ここまで29枚目の中西が5期生唯一の選抜メンバーとなっている。
当初の目論見では、30枚目に於いて中西のセンターは継続させ、新たに圧倒的人気一番を誇る井上和と人気二番手の菅原咲月を選抜入りさせるものであったと見る。乃木坂は伝統的に3期の与田と大園、4期の遠藤と賀喜のようなペア売りを図る。1期にしてもペア売りとは少々異なるが白石と西野のダブルセンター制は定番となった。5期はこれが井上と菅原であり、中西は別格扱いとなる。しかし30枚目・31枚目に井上・菅原の抜擢はなかった。そうこうしているうちに菅原の人気が相対的に落ちて、2番手から3番手、そして4番手以下になってしまった。
さて、それでは何故5期生を誰一人として選抜入りさせなかったのだろうか。このことについて合理的な答えは、中西・井上・菅原の30枚目体制(予定)を温存させたからであると見るほかない。つまり中西が浮上するまで待っていたわけだ。センター抜擢と云うプラスの要素を大幅に上回るマイナスの位置からスタートした中西だが次第に人気を拡大させてきた。メディアでも時折、その人気に似合わぬ露出を見せてきた。目下、オンライン版握手会の全部数完売を確実なものとしている。これによってファンから一定の信認を得る格好となるものである。中西を32枚目で選抜入りさせる環境は整ってきている。
注目すべきことが一つ起きた。4期生でソニー子飼いのメンバーである筒井あやめが運営から猛烈プッシュを受けている。更に従来、ファンの動向に無頓着で好き勝手やっていた筒井がオンライン版握手会の販促を行うに至ったのである。運営から尻を叩かれたのであろう。では運営が尻を叩いたのは何故だろう。確かに筒井の人気は、オンライン版握手会についてはかなり落ちてきている。が、選抜の3列目メンバーとしては不足のない人気でもある。しかし全完売とはならない状況で2列目を任せるのはキツい。かなりの反発がファンから出ることが予想される。31枚目体制に於いて筒井は3列目の真ん中に陣取っている。この3列目真ん中と云う位置取りは、下手な2列目よりも目立つ美味しいポジションだ。32枚目に於いてもここに留任させる手もあったろう。が、運営は尻を叩いて何とかオンライン版握手会を全完売させたかったのだ。どうしても筒井を2列目に遇さねばならぬ事情があると云うことだろう。
筒井をどかしてまで3列目真ん中に置きたいメンバー・・・それは中西以外にはあり得ないのではなかろうか。流石に中西をセンターとすることは厳しい。また不買運動などが起きることも考えられる。30枚目の構想を元にはするが、中西の隣に置くはずだった井上・菅原をダブルセンターに昇格させる。余った中西は「降格」ではあるが3列目真ん中と云う美味しいポジションに据える。これが最も起こり得る32枚目体制であると思うものである。