高速帰宅 | 人はパンのみにて生くる者に非ず 人生はジャム。バターで決まり、レヴァーのようにペイストだ。
それにしても0時過ぎたらすぐ終電と云うのは、飲んでいたら全く余裕がない。札幌発のJRの終電が全方向お揃いで23時59分となっているが、それと変わらないばかりか、札幌の方が街が小さいから実質長く飲めそうな感じ。

昔、池袋で飲んでいた時分、0時25分発長津田行き終電に乗るのはかなりタイトだった。0時15分中央林間行きなんぞ論外。それに比べて小田急は楽。第一、23時53分発に町田行きロマンスカーがある。破格の待遇。そして終電は0時38分発準急相模大野行きだったものだ。池袋から見て、新宿は渋谷の手前にある。そればかりか山手と小田急は連絡改札を使ってすぐに乗り換えられる。JRの隣に同じ向きにて小田急のホームもあるわけで。他方、渋谷は2階の山手線ホームから地下3階の田都ホームまでの大移動。飲んでダルくなった身体に堪える。0時25分発長津田行きは実質、0時15分発中央林間行きになる感覚。


札幌のJRの終電は23時59分だが、地下鉄はもうちょっと遅い。札幌の地下鉄は何かシステマティックなところがあって、始発駅基準で初電は6時、終電は0時。と云うことは中心部の終電は0時15分前後となって大阪にも負けないレヴェル。寧ろ、札幌の問題は終電ではなく、初電にあり。初電が6時って新幹線かよ!?と云う話で非常に遅い。始発駅基準で6時だから中心部では6時15分前後にやっと電車が動き出すことになる。マァ、新幹線は0時までに運行を終了させるのに対し、札幌の地下鉄は終電が始発駅基準で0時、と云う違いはあるが、しかし初電の時間が遅すぎるだろうと云う感想は抱く。30分程度は繰り上げて運行してイイ。札幌の地下鉄の正式名称は「高速電車」と云うが、そこは新幹線の真似をしなくとも…と思うものである。