この前の土曜日久しぶりに登山に行きました。
5時半に待ち合わせしてそこから約2時間のドライブ。

国道194号線を北上します。途中長沢で左折し長沢ダムの横を通りよさこい峠経由、石鎚山の登山口「土小屋」に到着。
廻り真っ白。なにも見えません。リーダーが言うには昼には晴れてくるとのこと。真っ白ななか登山開始です。8時9分スタートです。

5月28日の燕岳以来5ヶ月半ぶりの登山です。
リーダーにどの山に登りたいと聞かれたので登りやすい山にしてと頼んでいました。
リーダーが言うには難しくないとのこと。安心して出発です。

今回行くのは石鎚山ではなく反対側の岩黒山経由手箱山・筒上山のコースです。
ガスの中白石ロッジの横の登山口を上っていきます。

すぐに岩黒山と丸滝小屋との分岐があります。左の岩黒山の方に進みます。
登山口から53分で岩黒山に到着です。


コースタイムは1時間ですので少し早いペースです。
ここで10分ほど休憩。

ここでは360度の眺望が楽しめるとのこと。石鎚山も綺麗に見えるはずですが、今回はなにも見えません。

ここから少し下山して丸滝小屋へ。


22分かかりました。コースタイム35分なのでここもすこし早く着けました。
ここで10分ほど休憩して手箱越に向かいます。
途中には錆びかけているような橋や階段があり注意しながら進みました。



1時間半歩くと目の前に突然巨大な石垣が現れます。すごい圧巻です。こんな歩かないと行けないような山の中にこんなにも立派な石垣が。ただただ驚きです。
ガスっていたので写真にはうまく撮れませんでしたが。



丸滝小屋からここまでのコースタイムは1時間15分なので少し遅れています。
途中ちょっと危険な箇所がいくつかあり慎重になっていたのだと思います。

ここから少し登って手箱山に到着です。


時刻は12時30分です。手箱越からここまで48分でした。コースタイムは45分なのでほぼコースタイム通りです。
ガスもとれて視界が広がりました。


ここで昼食をとりました。50分ほどゆっくりして13時19分に下山開始です。

40分かけて手箱越に到着。コースタイム40分なのでほぼコースタイム。ガスもなくなり、行きにはよくわからなかった石垣が綺麗に見えました。


ここで15分ほどゆっくりし、本日最後の山、筒上山のアタックです。
急な階段を上っていき来ます。この階段和歌山の新宮にある「神倉神社」と同じくらい急です。階段が終わったと思ったら鎖の出現です。この鎖がキツかった。

まさかこんなのがあるなんて。今まで鎖の経験ありません。有名な石鎚山の鎖も登ったこと無いのに。それにこの岩場ほぼ垂直。おまけに雨が降ったあとのようにびしょびしょに濡れてる。と言うことは滑りやすいと言うこと。慎重に登っていきます。鎖にほぼ20分かかりました。正直落ちるんじゃないかとひやひやしながら登りました。

鎖のあとも急登がつづき手箱越から37分で筒上山頂に到着しました。コースタイム30分のところ初めての鎖、それも濡れて滑りやすいところを慎重に登ってこのタイムは立派だと自分を誉めてます。
ここで10分ほど休憩し、14時58分下山開始です。丸滝小屋経由白石ロッジまでコースタイム1時間40分です。5時前には下山できるのではと安易に考えていました。

筒上山から丸滝小屋までのコースタイムは1時間5分。16時10分には到着できると思って出発です。
丸滝小屋到着が16時37分。予定より30分の遅れです。
ここで5分ほど休憩し16時42分出発です。
登山口までのコースタイム35分です。もう少しです。しかしここからがキツかった。
全く足が上がらず前に進めなくなりました。少しは進み、休みの繰り返し。サブリーダーに先に行ってもらいましたが、心配して、ある程度の距離をおいて待ってくれています。
日も暮れ辺りも暗くなってきたので、ヘッドランプをだし頭に装着し進みます。平行移動が多いけど岩場の道が多くランプがなかったら足を捻ったりしそうで慎重に歩きます。結局登山口に帰りついたのは17時58分。完全に日が暮れて真っ暗です。1時間16分かかっています。倍の時間かかって無事下山できました。今回は同行の二人に最後に迷惑かけてしまいました。

家に帰って石鎚山系のグレーディング表を見ると体力は3ですが難易度はCでした。
わたしの登る山は難易度Bまでと決めていたのになんの心の準備もなくCに登ってしまった。
確かに危険な箇所はいくつかあり、登山道も狭く滑りやすそうなところ、ロープ、階段、はしご、鎖とバラエティーにとんだコースでした。

リーダーも初めての山でこんなにきついとは思ってなかったようです。

登山後は足が痛くなるのですが、今回は足より腕が少し痛く感じます。初めての鎖で相当力を入れたようです。