朝5時に目が覚め、部屋の窓から外を見るといちめんのガス。朝日は期待できないと諦めていましたが少しの期待を持って山頂へ。
少し待つといっきにガスが抜けて朝焼けが見えました。三脚があったらタイムラプスもとれたのに、と後悔しつつ朝焼けを堪能しました。
小屋に帰ってくると管理人さんから、ブロッケン現象が見えるかもしれないと言われ、再び山頂へ。剣山の方に霧がかかって、少し待つと私の影にワッカが。始めてみました。
今回は朝焼けも見れたしブロッケン現象も見れ、少なかったですが雲海も見ることができ大変満足しました。
運が良ければ滝雲も見ることができるようです。
6時半ごろまで頂上で堪能し、その後朝食。8時に小屋を出ました。
管理人山おすすめの行者コースにしました。殉難の碑の分岐を右に向かい剣山をトラバースして行者コースに向かいました。こちらのコースは一般の登山道に比べて利用する方も少なく、道幅も狭く滑りやすい箇所もありちゃんとした登山装備じゃないと危ないかも。
途中には穴吹川の源流とか、行場とかがあって楽しい山行です。
今回一ヶ所迷いそうになったところがありました。行場から登るコースと横に巻くコースがあったので横に進みました。少し行くと祠があり(古劔神社?)その右にロープがあったのでそちらに進みました。はっきり言って崖。恐る恐る行くとほんとに崖の行き止まり。よく見たら降りれないことはないのですがヤバイと思い来た崖を引き返しました。行場まで帰りおとなしく登るコースに戻ろうと思いました。帰りの崖も怖かった。ほこらの手前に無事帰って来て左側を見るとちゃんとした道がありました。ヤバイ。あのままいったら崖から落ちてどうなっていたか。
スタートから1時間半ほどで刀掛の松に到着。10分ちょっとでリフトの西島駅に着きました。
登りはリフトで楽をしましたが、今日は登山道を歩いて下山します。下りは楽ですしのんびり景色を見ながら降りました。
途中登ってこられた方とお話をしたのですが、その方は高知から来て、祖谷経由できたけど、途中工事のため50分待ったとのこと。昨日は日曜日だったので工事がなかったけど今日は月曜日で工事やってるみたいです。
駐車場に降りてきて、どのコースで帰ろうか悩んで、祖谷の方は工事もやってるし通ったことの無い貞光経由で帰ってみようと思いました。こちらの道、祖谷経由より舗装とか道幅とかで良いところが多くよかったのですが、祖谷コースよりカーブが多い。どっちもどっちですが、高知からだと高速代がかからない祖谷コースがやはりいいようです。
自宅まで2時間半ほどで帰れました。