2022年のマダイ釣りで最も失敗した要素が「つけエサとコマセの同調」でした。
乗合船は船の下にマダイの群れがいる前提なので、「つけエサとコマセの同調」というのはマダイを仕留める際に一つの重要な要素だと思います。
しかし、手漕ぎボートにおいてはどうでしょうか。
つけエサとコマセが同調できるのはコマセが流れ去るまでの一瞬だけだと思いますが、ボートの下にマダイの群れがいない手漕ぎボートの場合、アタリが出るのは仕掛けを投入してから5分以上経ってからということがほとんどではないでしょうか。
仕掛けを投入してから5分以上経っていれば、コマセは遠くまで流れ去っていて、絶対につけエサと同調していることはありません。
私の場合、もともと堤防のサビキ釣りやチヌ釣りなど、つけエサとコマセを同調させる釣りをしてきたのでついつい、コマセとつけエサを同調させようとするクセがあります。
2022年、マダイが釣れなかった日々はいつもコマセとつけエサを同調させようと頑張っていました。
■コマセを撒くタナ
・コマセを撒く時にできるだけマダイの遊泳層に近づけていた
■つけエサを置くタナ
・つけエサをマダイの遊泳層に置いていた
結果としてマダイが自分の遊泳層でエサを食うことが多く、
せっかく私のエサを食ってくれたとしても
自分の遊泳層に戻ろうとする反転アクションが出ないのでアタリが出ないという流れになっていたような気がします。
2023年はできる限りコマセを撒くタナを上げて、できる限りマダイを浮かせて、
しっかりアタリを出せるように試行錯誤を重ねてみたいと思います。