今日はマダイ釣りに出撃するつもりだったのですが、残念ながら風で中止の連絡。

海ではなく自宅にいるのでブログを更新しようと思います。

フカセ釣りをしていた頃、どうしてもしっくりこなかったガン玉の使い方。

ボート釣りで長いハリスを使うようになってなんとなくイメージできるようになりました。ハリスの長さが違うだけで基本的にはフカセ釣りもボート釣りも同じだと思います。

■ガン玉が軽すぎるパターン

大潮前後の観音崎では60号のオモリを使っても、潮の流れが早くて全く底を取れないほどの激流になるのでよくあるパターンです。

長いハリスは潮を受けて吹きあがってしまうのでコマセと同調しません。

魚はコマセを追いかけて沈んで行くので、吹き上がった仕掛けで釣れる可能性は低くなります。

当然ですが、こういう場合はガン玉を重くするという対策をしますが、それでも同調しなさそうな場合は短いハリスを使うことで少しでもコマセとつけエサの距離を短くして同調するよう対策しています。


■ガン玉が重すぎるパターン

フカセ釣りでよく言う「仕掛けが立ちすぎている」パターンです。

観音崎では激流で重いガン玉を使いがちですが、潮どまりのチャンスタイムになっても重いガン玉のまま続けているとこうなります。

ガン玉が重いので仕掛けが沈んでしまい、コマセと同調しません。

魚は潮下からコマセを食べに来ますので、一番潮上にあるつけエサを食べてくれる可能性は低くなります。

当然ですが、潮が緩んだら『即座に』ガン玉を軽くする、外すなどの対策が必要です。


■ガン玉がちょうどよい重さ

潮の早さとハリスの長さ(潮を受ける程度)に応じて、ちょうどよい重さのガン玉を打っているとこうなります。

潮に流されながら落ちていくコマセが常につけエサの周りを流れて行くのでチャンスが広がります。

もちろんいつもこの状態を目指して調整していますが、それほどうまく行ってないからこそ、あまり釣れてないのだと思います。

 

海の中は見えないので自分のイメージが正しいかどうかは魚が釣れることでしか確認できません。

結局のところ、いろいろ試してたくさん釣って、経験値を上げるしかないんでしょうね。