次男、マムシに噛まれる。その3 | 「仏道は遙かなり(>_<)」~在家子育て尼僧の徒然☆

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日常の出来事や、今までの間違った経験を恥ずかしげもなく綴るBlog。
こんなヤツでも仏の道を志して良いんです。
ま、自分なりに真っ直ぐに行きましょう。ちなみに日蓮宗です☆

大雨の降り始めた大阪です・・

普段TVを全く見ないものだから(Youtubeかアマプラしかもちょっとしか見ない、ニュースはwebで読むけどこの週末そんな暇が無かった!)こんな大変なことになってて・・

 

熊本、九州の方々には心よりお見舞い申し上げます。どうか命を守る選択をされてください。尊いいのちを亡くされました故人とご家族様・関係者様に衷心よりお悔やみ申し上げます。

大雨は関東までも及ぶとのこと、決して他人事ではありません。気を付けて過ごしましょう。

南無妙法蓮華経

 

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意外とお寺の仕事が色々あって、最近だとコーナンで砂利を500kg買ってきて境内にまいたり地ならししたりしておりました。

性格的にやり始めると止まらないんですよね、こういう作業って。(笑)

お寺が明るくなって皆さんにも喜んでいただけるかなあと思います!ニコニコ

 

というわけで、まだあるの?って感じですがマムシ話の続きを。

 

心配するだろうしと子どもが元気になるまでは親には報告しないでいたのですが、数日経ってバアバに話してみましたら、何とバアのお父さん(つまり私の母方の祖父)はマムシが原因で亡くなっていたらしい・・初めて知りました。

曰く、山仕事をしていて噛まれたけれど病院に行くのが遅れたために、腎臓まで毒が回ってしまった。毒でやられた内蔵は弱ってしまっていて、なかなか回復しなかった。1年後に病気になって、内蔵機能が弱っていたため病気を克服する力が無くそのまま亡くなったのだそうです。

 

怖い・・!

 

血清を打つのは48時間以内にということですが、早ければ早いほど良いとのこと。躊躇なく病院、救急車を要請してくださいね!

 

■5月24日

二日ぶりの病院。血豆の血を抜いてもらう。この頃はだいぶ腫れも引いているように見えますが、グーパーはまだ出来ない。噛まれた真ん中指の先っぽはまだ触らせてくれませんでした。

 

▲それでも弱々しいながらグー。出来てないけど・・

 

境内で大きな蛇を発見。どうやらアオダイショウのようです。

 

▲ひー。デカい叫びニガテな方すみません。涼む場所を探しているのか、ブロックの陰に入っていきました。

 

「アオダイショウはね、マムシに擬態することもあるよ、木登りが得意なんだよ!」と嬉しそうに追いかけていく次男でした。

毒もないし噛まないようだから心配ないけど・・懲りないんだなー。(笑)

 

■5月25日

▲初日に比べるとだいぶ引きました。壊死が起こらず良かったです。

 

「僕は何で人間に生まれてきたの?」と泣いていた初日。

大好きな蛇に噛まれたショックと、毒のために精神錯乱していたのではないかと思います。急に泣いたり訳の分からないことを言ったり・・我が子ながら奇妙な感じというか、その違和感は相当なものでした。ガーン

 

近所のお母さんにそのことを話してみると、「ウチの犬もマムシに噛まれたとき、普段絶対やらないような行動をとっていたよ。やっぱり少しおかしくなるんじゃない」とのことでした。ちなみに犬はマムシに噛まれても死ぬことはないそうですね。腫れるけど。

「何で人間に・・」という言葉は、自分も毒を持ちたいとか毒を持った生き物に生まれてくれば仲良くできたのにということらしい。やっぱり子どもだね。(笑)

 

「マムシに噛まれた犬ラッキー君」の記事&動画「柴犬ライフ」はコチラ

 

 

 

上記動画は子どもの図鑑でも紹介されていました。イマドキの図鑑はDVD付きですので・・何ともアンラッキーなラッキー君でしたが、もう元気かなあ?叫び

 

■5月26日

▲なんとグーが出来るようになりました!

 

治りかけの証拠か、なんか痒いとかで病院からは塗り薬を大量に処方されました。全体的な腫れ部分に塗るためかと思いますが、塗ったのは一度きりであとは使いませんでした。あせる

 

▲元気が出てきたのでしょう、勝手に道具を持ち出して楽しくソロキャンプを始めました。お兄ちゃんを招待してランチタイム。私はヒヤヒヤですが・・

 

■5月30日

病院にはもう来なくても良いですとのこと。良かった良かった!

18日に噛まれて約2週間。血豆の痕は痛々しいですが、6月1日は入学式。元気な姿で迎えることが出来そうでホッ。

病院の皆さま、仕事関係の皆々様にはご迷惑・ご心配お掛け致しました。ありがとうございました。

 

▲何故か指全体の皮がむけ始めました。

 

▲あとはキレイに再生すれば完璧です!

 

マムシに噛まれたことは、痛くて悲しくて辛い出来事だったと思いますが、親としても心配でしたが、「転んでもただは起きぬ」という気持ちで、この経験を活かして欲しいです。

マムシに噛まれる人は、農作業従事者がかなり多いようですが、小学校低学年の男児も結構いるということです。

(どっかのサイトで見ましたがソースは失念)

 

マムシは大抵同じ場所に居ることが多いのだとか。ナワバリというか、テリトリーがあるんでしょうね。

噛まれた場所では警戒したいと思います。もちろんそこ以外でもですが・・

石垣とか側溝とかは特に手を出しては危険ですね。蛇が涼んでいたり、産卵したりしているかもしれませんので・・親御さんは気を付けてくださいね。山歩きには長袖長ズボンに手袋、安全靴とか長靴とか必須です。

 

▲快気祝いに何か買ったげると言ったら「キングコブラの縫いぐるみ!」とのこと。ホント懲りないんだなー。(笑)

 

この縫いぐるみを来客者全員に見せては嫌がられていた次男でした。本気で悲鳴上げてたおば様も・・本当にすみません。叫び

今はサソリを飼いたいとのことですが、悪いけどもうちょっと先にさせて貰うよ。

 

「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」というけれど、経験しなければ分からない世界もある。人が滅多に出来ない経験をさせてもらったことは、きっとこの子の将来に何か役に立つ出来事だろうと信じます!

 

最後にもう一つ、マムシに関するお話・・

ハブ酒やマムシ酒など蛇を漬けたお酒があります。精力強壮に良いとかいうアレです。

蛇の毒はアルコールに漬けると消えるらしいですが、それは47度以上のお酒ですからね。マムシに噛まれたからといって体内からアルコール消毒は出来ませんので、お酒を飲むのは絶対にやめましょう!! 血の巡りが良くなって、本当に死んでしまいます。
私も風邪をひいたときなど体調の悪いときにアルコール消毒とかいってお酒を飲むことがありますが(笑)、ダメです、絶対。

近隣の方に、それで死んでしまった人がいると嘘のような本当のような・・そういうお話を聞きましたので!

冗談ではすみませんので。。あせる

 

アルコール、ダメ、絶対。ちなみにマムシ酒は特に精力剤としての効果は実証されていないそうです。気分ですかね。(笑)

 

というわけで、おかげ様で次男は無事治りました。夏、山に田舎にお出掛けの皆さま、くれぐれも。本当に本当に気をつけてください。ありがとうございました。