愛犬の命が短い理由。 | ぶー子の動物相談室

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元ペットショップ店員、現動物看護士による人と動物の関係学。
愛犬との絆を深めるしつけなら、お任せください♪

こんにちは!


ぶー子です(^^)


いつもブログを読んでいただき、
ありがとうございます♫




さて、私は、
子供の頃から、
なにかしら生き物を飼っていたので、
いつもペットとのお別れを受け入れられず、
何度もペットロスになってました。


とてもとても愛しすぎて、
お別れというのを、信じたくなくて、
つねに思い出しては、泣いていました。



私たち人間も、
いつかは、命に終わりがきます。


それは、愛するペットも同じ。


そんなことを分かっていても、
死というのは、どうしても受け入れられず、
できれば避けて通りたい道でもあります。



いつまでも元気でいてね。

ずっと一緒にいてね。


そんな愛犬への想いが、
つのりにつのって、
愛する愛犬が亡くなったとき、
その死を受け入れられず、
ペットロスという、心の病になってしまうのでしょう。


でもね、
私がみなさんにお伝えしたいこと。



それは、、

どうか、お願いです。



愛犬との思い出を、悲しい思い出にしないで。


愛犬が私たちに教えてくれたことを、
どうか無駄にしないで。


そして、
いつまでも悲しまないで。


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愛犬は、
その命をかけて、私たちに、
多くのことを残してくれます。


愛犬が、
まさに命をかけて、一生懸命に伝えてくれた事を、
どうか、あなたの涙で流さないで。


温かい、優しいままで、残してあげてください。



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私は今まで多くの
愛犬と飼い主さんのお別れに携わってきました。



その中で、とても悲しいことは、

飼い主であるあなたが

愛犬の死を受け入れられないこと。



とてもとても悲しいことです。


その気持ちは分かります。


でも、
しっかり受け入れて、
愛犬が天国に逝くのを見守ってあげることは、
飼い主である、あなたしかできません。


この社会で、人間として生きている限り、
必ず後悔します。


愛犬が亡くなる時もきっと、
後悔するでしょう。


だからこそ、
今しかできないことを、
たくさんしてあげるべきなのです。


だからこそ、
今、愛犬と向き合ってほしいのです。


だからこそ、
いつも、愛犬と一緒に生きていけることに、
感謝してほしいのです。


今しかできないことを。


精一杯、愛してあげてください。


幸せにしてあげてください。

たくさん、伝えたいことを伝えてください。



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ペットロスになった私が、
出会った、とても素敵な物語がありますので、
少し紹介させていただきます。


ある男の子が赤ちゃんの頃から、
毎日ずっと一緒だった愛犬がいました。

それは言葉の通り、
親友でいつでもいつでも一緒にその愛犬と過ごしていました。


しかしある時、愛犬が、
がんにおかされ、
もうすでに末期の状態と獣医師から伝えられてしまいます。


もう助かる見込みはなく、
末期がんの苦痛は相当なものなので、
家族に家で安楽死をさせてやるのが一番と、
獣医師は伝えます。


翌日、死にゆく愛犬のまわりに家族が集まり、
愛犬は静かに、穏やかに息をひきとりました。


その後、
どうして動物の命は人間よりも短いのかということについて、
その家族のみんなでひとしきり話していました。
そして、その愛犬の親友がこう言いました。


「人間はみんな生まれてきてから、
人を愛したり、
幸せな人生を送る方法を覚えるんでしょう?

でも犬は、
生まれたときからもうすでにその方法を知っているから、
長く生きる必要がないんだよ。」




愛犬の愛と健気な心ほど美しいものはありません。

だから、彼らが逝ってしまうのを見るのは死ぬほど辛い。


でも、彼らを見送る日がきたときは、
この言葉を思い出してください。


そして愛犬が身をもって教えてくれた、
本当の愛、何気ない日常の中の喜び、
命の重さをかみしめながら、
「出会えた」ことに心から感謝してください。



「いつもそばにいてくれて本当にありがとう。
人生において大切なこと、
教えてくれて本当にありがとう。」 と。


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これからも、
あなたと、あなたの愛犬の間に、
温かく優しい時間が、ゆっくりと流れますように。。。




ぶー子