「大いなる山よ、お前は何者か/ゼルバベルの前では平らにされる。彼が親石を取り出せば/見事、見事と叫びがあがる。』(ゼカリヤ書/ 04章 07節)
他にも『わたしはあなたの前を行き、山々を平らにし/青銅の扉を破り、鉄のかんぬきを折り』(イザヤ書/ 45章 02節)
このような感じでよく出てきます。私は、この「山」を神を除く権威と考えています。親石とはキリストです。
世の権威とは何でしょうか。世の与える権威付けと言うと分り易くなるかもしれません。そうだとすると不十分な説明かもしれませんが、肩書と言えるとも思います。
大統領、大臣、議員、高官、社長、CEO、医者、弁護士、など公的な肩書やなどが代表的なものです。もちろん部長でも大企業の社員でも何でもそうです。
貴族や出自、教授、学校の先生、資格などもそうです。これらの肩書が山々です。山がそびえているので、本人の真実を隠します。
「彼はどういう人ですか?」と質問したとき、「30代ですが大企業の課長です」と聞くだけで、ある程度立派な人だと想像してしまいます。
それ以上質問しない人もいるでしょう。同様高官でも弁護士でも学校の先生でも、それだけである程度の信用は得られます。
確かにこれらは、彼らの世における知識や仕事のスキル、年収などをある程度は表しますので、商売や融資など、世では必要だし影響力もあり役に立ちます。
ただし、人格や人柄、霊的な成長度合い(精神年齢など)を表しません。むしろ、山の裏にある真の本人を、それらは隠してしまいます。
肩書は、パーテーションに肩書が書いてあり、本人はその裏にいることを可能にする闇(見えなくする)をつくるものです。
キリストはこれらの山について、不正の富とも言っています。『わたしは言っておくが、不正にまみれた富で友達を作りなさい。
そうしておけば、金がなくなったとき、あなたがたは永遠の住まいに迎え入れてもらえる。』(ルカによる福音書/ 16章 09節)
この御言葉の例えは、「不正な管理人」(ルカによる福音書/ 16章01~09節)として有名な個所です。そして難解でも有名です。
今回は「9節」のみ説明しますが、近々にすべて説明します。このブログにおいて、過去に説明はしていますが、不十分ですので。
「不正にまみれた富」については肩書、「永遠の住まい」とは、天国です。そう考えると「金がなくなったとき」とは破産したときではありません。
破産しても永遠の住まいには案内されないでしょう。肉体がなくる=死亡した時や世の終わりです。そこでは、金は必要ありませんし貯金も借金も持っていけません。
話は戻りますが、不正にまみれた富も使いようであることが分かります。しかし、これらの山も、金がなくなる時(=世の終わり)、平らにされます。
次回はこの例え(ルカによる福音書/ 16章01~09節)の説明をします。 アーメン
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悲しんでいるようで、常に喜び、貧しいようで、多くの人を富ませ、無一物のようで、すべてのものを所有しています。(コリントの信徒への手紙二/ 06章 10節