『また、ほかの種は良い土地に落ち、生え出て、百倍の実を結んだ。」イエスはこのように話して、
「聞く耳のある者は聞きなさい」と大声で言われた。』(ルカによる福音書/ 08章 08節)この御言葉の説明をキリストは以下のようにしています。
『良い土地に落ちたのは、立派な善い心で御言葉を聞き、よく守り、忍耐して実を結ぶ人たちである。」』(ルカによる福音書/ 08章 15節)
聖書をよく読む人やキリスト教に熱心な人は、この御言葉は有名なので知っているかもしれません。
そして実践しようと常日頃から心がけているいる人もいるでしょう。しかし心がけることで善い心になるとも限らないようです。
御言葉を聞き流さないことや守ることに熱心な人でこのようなケースがありました。彼女はよく祈る人で、ボーンクリスチャンです。
聖書もよく読み、神から愛されていると自覚しています。しかし自分は神に近い場所にいるという意識があるようで節々にそれが見受けられます。
対して聖書を読まず、教会には行き、民族の習慣と教会の習慣を律法的に行う傾向が強い夫の信仰を表立ってではありませんが、軽蔑しています。
そんな調子ですので、よく揉めます。ある時深刻な状況であると感じ、見かねて間に入りました。
そして、祈りの力(War Room)という映画を見せました。内容は喧嘩の絶えない夫婦を見かねて間に入る年配の女性が現れ、妻に祈りと愛の忍耐をすすめます。
紆余曲折ありますが、妻の愛と祈りにより夫が回心し、夫婦仲が戻るという内容です。『わたしたちの戦いは、血肉を相手にするものではなく、
支配と権威、暗闇の世界の支配者、天にいる悪の諸霊を相手にするものなのです。』(エフェソの信徒への手紙/ 06章 12節)そんな映画です。
非常にはしょっていますので、ご興味のある方は鑑賞してみてください。祈りのちから - Wikipedia
私たちが期待したのは、この夫婦の状況に自分たちを投影してほしかったし、実際普通に鑑賞すればそうなりそうな内容でした。
夫は、頑い心ですので、すべてにおいて非を認めることはしませんでしたが、彼なりに入ったものはあるのを感じました。
しかし妻には驚かされました。映画を見て感激し涙までみせたので非常に心に入ったと思ったのですが、後日話を聞いてびっくりしました。
自分を登場人物の夫婦に投影したのではなかったのです。神に近い自分こそは、間に入った女性のような人であり、
自分はこれから困っている夫婦の相談に乗り、アドバイスしなければならないという解釈になったのです。衝撃ですね。
自分たちが危機的なのにそこは見ないわけですから。これは、自分の信仰こそ正しく、神に近い存在だという高慢がおかしな解釈をさせた例だと思います。
自分たちの問題については、自分に非は全くなく、すべて夫の問題ということなのでしょう。
『道端(に撒かれた種)のものとは、御言葉を聞くが、信じて救われることのないように、後から悪魔が来て、
その心から御言葉を奪い去る人たちである。』(ルカによる福音書/ 08章 12節)高慢という悪魔の意思がなせることです。
善い土地とは、御言葉を受け入れる気持ちだけではなく、霊の実を結んでいる、又は結ぶであろう土地でしょう。
それは『愛であり、喜び、平和、寛容、親切、善意、誠実、柔和、節制です。』(ガラテヤの信徒への手紙/ 05章 22・23節)に満たされています。
今度は、彼女のために私たちが戦おうと思います。もちろんわたしたちの戦いは、血肉を相手にするものではなく、
支配と権威、暗闇の世界の支配者、天にいる悪の諸霊を相手にする戦いであり、祈りです。アーメン
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わたしの報酬とは何でしょうか。それは、福音を告げ知らせるときにそれを無報酬で伝え、福音を伝えるわたしが当然持っている権利を用いないということです。(一コリント/ 09章 18節)