偽善とは、偽りの価値観ということは、書きました。実はそれは世に横行しています。その偽善が多くの人を閉じ込め、奴隷化し、苦しめています。

 

本来書きたかったのは、その具体的なことや、現在の生活における具体例です。

 

ところが、前回、聖書やクリスチャンの内容で完結してしまった感じになってしまいました。これでは、当事者感を持つ人は少ないでしょう。

 

ユダヤ人や特定の教会や司牧に腹を立て、自分自身や環境を冷静に見つめなおす機会を提供できなかったのではと思います。誠に申し訳ございませんでした。

 

では現在の偽善と閉じ込めとはどんなものがあるでしょうか。

 

1,断捨離

2,50kg以上の女性は太っている

 

まだまだたくさんあります。しかし分かりやすいと私が思ったので、この二つを取り上げました。

 

実は多くの場合、偽善を偶像化するのは人であり、それそのものは、偽善でもなんでもないことも多いのです。上記もそうだと思います。

 

1,断捨離は最近はやっています。それで有名な人の番組を付き合いで少し見ましたが、彼女は内面(心の断捨離)を重要視していました。

 

それができれば、自然と部屋も片付き、解放(幸せになる)されるという考えだったと思います。

 

彼女自身が、クリスチャンかどうかは知りませんが、偽善者ではないように見えました。自由・解放・愛に満ちているように見えました。

 

ところが、彼女のファンや断捨離をしたいという人が、非常に断捨離を偶像化し閉じ込められ、奴隷化している人が多いのです。

 

断捨離というと分りずらいので、家の中の整理整頓と言い換えます。それをすれば幸せになれるから、それをしなければ幸せになれないに変化するようです。

 

それが、最優先になってしまいます。具体的には

 

・惜しむ家族を強引に説得して剝がすように物をすてる。

 

・掃除が最優先だからと言って、毎日床を掃除しやすいようになどと言い、ものをソファーや椅子の上に常においておく。座る場所がありません。

 

・片づけるために収納の設置を勧めても、収納そのものが物だからなどと言って受け入れず、どうやって片づけるか悩んでいて片付けが進まず疲れ切ってしまう。

 

・週一回の休日、ゆっくりリビングで休んでいる家族がいても、決まった時間になると掃除機をかけるからと言って追い出す。

 

週一回掃除機をかけないことがそんなに問題でしょうか。

 

・上記のことに家族から苦情がでても頑として受け入れず、かえって幸せのためだと怒りだしたり、理解されないと悲しんだりする。

 

こういうことが、断捨離という偽善に騙され、閉じ込められ、奴隷となっている具体例です。

 

もちろん断捨離はいいことです。しかしその目的は解放され、自由になり、幸せになることのはずでその手段です。

 

しかし、騙され偶像化すると、家族を傷つけ、家族のくつろぎの場を奪い、家族からの孤立や家族の分断をまねき、自分も苦しみます。

 

これが幸せにみえますか?私には見えません。これが、断捨離を絶対善であると偶像化した結果です。悪魔の嘲笑が聞こえてきそうです。

 

同様②です。これは、スタイルがいいと褒められている女性がいます。しかし体重をという数字を絶対視している人です。

 

そんなことないと言われても、受け入れず、私がいいと思うからいいんだなどと主張します。

 

前日食べ過ぎて体重計に乗ると2Kg増えているので、外出したくないなどと言います。鏡を見てむくんでいればまた少し違いますが。

 

実際は自分の想いではなく人を気にしているのです。しかし、人の口からの評価は受け入れません。

 

体重を背中にゼッケンのようにつけている訳でもないのに自分の心からでる他人はこう思うだろうという評価に縛られてそうしてしまいます。

 

そして、過食章・拒食性、やせすぎ、などを引き起こします。結果、家族も傷つき、好きなものも食べられず、常に空腹で、

 

耐えきれずにドカ食いして自責の念にかられ、隠し事も増え、非常に苦しみます。これも、体重という偽善を偶像化して閉じ込められ、

 

奴隷化され、生贄にされているといいうことです。全く自由がありません。これが体重という呪縛から解かれればずいぶん解放されるでしょう。

 

ほかにも、GDP、視聴率、興行収入、東大出身、科学的には、客観的には、などそのようなケースを多々もたらしています。

 

どれも手段や参考に使えば、いいものかもしれません。しかし偶像崇拝の対象すれば、偽善になるのです。聖書も教会も典礼もです。

 

そういう意味では、宗教は最もやっかいなものなのです。それについては、前回を参考にしてください。

 

今回の内容は、一部気を悪くなさる方がいるかもしれませんが、それは私が不十分なもの故です。ご容赦ください。

 

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