僕はいろんな趣味があるんですが、そのうちの一つ "漫画" で2019年を振り返り、「これはおすすめできる…!」という漫画を、感謝の気持ちを込めて紹介していきます。
ただ、2019年に連載開始した漫画に絞るとめちゃくちゃ絞られるのでマンガ大賞と同じ選定基準である以下に遵守したいと思います。
マンガ大賞の選考対象は、前年の1月1日から12月31日に出版された単行本の内、最大巻数が8巻までの作品です。
なお選考対象には電子書籍(最大巻数が8巻相当までの作品)も含みます。
要するに去年新刊が出て、最新刊が8巻以下のものってことですね。
電人N
電人N(1) (コミックDAYSコミックス)
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作品情報
ジャンル:SFサイコホラー
巻数:既刊2巻
3行あらすじ:
- アイドル好きの主人公が、VR映像を見てる際に電脳化
- インターネットに繋がっている機器に侵入しなんでも出来ることを知る
- せや、ワイの好きなアイドルナンバーワンにしたるわ。邪魔するやつは殺すで
感想
おすすめ度: ★★★☆☆
この漫画をこのブログに書くか悩みました。というのもテーマと導入はかなり面白いのですが、話の進み方がとても雑でもったいないな…という感想。
若干DEATH NOTEに近い面白さが有るのですが、主人公の知能が致命的に低すぎて高度な心理戦が好みの方には少し物足りないかもしれません。
ただ、物語も少しずつ動き出しているので2020年に期待が高まります。
SPY×FAMILY
作品情報
ジャンル:学園ほのぼのホームコメディ
巻数:既刊3巻
3行あらすじ:
- 超有能スパイの主人公に、結婚し家族を作って子を名門校に入学させろという司令が入る
- 主人公は施設で「超能力で思考が読める少女」を娘、街中で出会った「超凄腕の殺し屋」を妻として家族になる
- 娘を無事名門校に入学させることが出来るのか…!
感想
おすすめ度: ★★★★☆
設定、登場人物の個性、話の進み方がとても良く、仮初の家族がどんどん真の家族になっていく描写で心を打たれます。
最初読んだときは先の無さそうなストーリーだな、と思っていたのですが徐々に肉付けされる設定がワクワク感を醸造してくれるので、続きが楽しみですね。
ギャルと恐竜
ギャルと恐竜(1) (ヤングマガジンコミックス)
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作品情報
ジャンル:ほのぼの日常
巻数:既刊2巻
3行あらすじ:
- 飲みすぎて酔っ払って帰ってきたギャル
- 起きたら何故か部屋に恐竜居る
- 恐竜とのほのぼの生活スタート
感想
おすすめ度: ★★★★★
今までにないタイプの面白さ、ほっこり加減で文句なしの2019年Myベスト漫画
表情豊かな恐竜の愛くるしさ、登場人物の人柄の良さ、本当に心のオアシスになってます。
読んだ人、登場人物、みんなを幸せにしてくれる恐竜のお話。ぜひ読んでみてください。
ムラサキ
ムラサキ 1巻 (LINEコミックス)
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作品情報
ジャンル:学園/ダンス
巻数:既刊2巻
3行あらすじ:
- ダンス部を作りたいちょいポチャな主人公
- 同じクラスのダンスがめちゃくちゃうまい女子を誘うが断られる
- その女子のストーカーのダンスがめちゃくちゃ上手かったのでそいつの勧誘を始める
感想
おすすめ度: ★★★★★
独特な世界観の作品、描写の一つ一つがとても力強くまるでミュージカルや舞台を見ている気分になれるエネルギッシュな漫画です。
コマ割りがメッチャクチャうまいのが関係しているのか、複雑なストーリーや描写でもスラスラと頭に入って来るため世界観に没入することが出来ていつの間にか全て読みきってました。
ちなみに作者はUFOが見えるそうです。
うたかたダイアログ
うたかたダイアログ 1 (花とゆめコミックス)
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ジャンル:ラブコメ
巻数:全3巻
3行あらすじ:
- 見た目がDQNの主人公、実はバイト先の先輩に恋をしている
- バイトを通して徐々に仲良くなっていく二人
- 気づいているのか気づいていないのかよくわからない状態のまま進む物語
感想
おすすめ度: ★★★★★
最新刊が2019/01/01発売と、めちゃくちゃギリギリの判定だけど入れたかった1作
主人公と先輩のもどかしい距離感やすれ違いが無限に続く感じの漫画なんですが、お互いの掛け合いがめちゃくちゃほっこりします。
もう読んでみてください以上の事が言えないぐらい尊い作品でした。
ブルーピリオド
ブルーピリオド(1) (アフタヌーンコミックス)
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ジャンル:スポ根/受験
巻数:既刊6巻
3行あらすじ:
- スクールカースト上位のリア充が絵画に出会う
- 美術に心を惹かれるようになる
- 東京藝術大学入学を目指して頑張る
感想
おすすめ度: ★★★★☆
物語に出てくる言葉の一つ一つが胸に刺さる、主人公が抱く日常への疑問や他の登場人物が抱える悩み、それの一つ一つにハッとさせられる作品でした。
さらに道に迷った時の選択、道を決めたあとの行動、その一つ一つが丁寧に心理描写とセットで描かれており、主人公の気持ちになって読みすすめることが出来ました。
作中に度々登場する「努力」や「才能」にまつわるエピソードも美術というテーマとマッチしつつ、その他の領域への強いメッセージになっています。自分の脳力の低さを「才能」という言葉で誤魔化せるほど自分は努力したんだっけ。と思わされます。
終末のワルキューレ
終末のワルキューレ 1巻 (ゼノンコミックス)
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ジャンル:バトル
巻数:既刊5巻
3行あらすじ:
- 神々が集う会議で「流石に人間愚かすぎん?」ということで人類が滅ぶことが決定
- そこで待ったをかけたのが北欧の半神ワルキューレ、人類 vs 神々の団体戦を提案し、人類サイドが勝ったら見逃してもらうことに
- ワルキューレはこれまでの人類の中から最強の13人を選択し、神との団体戦に臨む
感想
おすすめ度: ★★★★☆
どう考えても神と人間が戦ったら人間負けるでしょ…という点に関してもある程度納得の行く設定をつけ神と人の熱いバトルを繰り広げてくれる漫画。とにかく絵が綺麗で、バトルの描写も凄い良いです。
友人曰く「FGOを神の英霊vs人の英霊で区切った版」らしい。
個人的にこういう世界史や神話系の話が好きなので僕に完全にマッチしてました。
ミステリと言う勿れ
ミステリと言う勿れ(1) (フラワーコミックスα)
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ジャンル:ミステリー
巻数:既刊5巻
3行あらすじ:
- 少し物知りな大学生の主人公はある日殺人の疑いで警察に連れて行かれる
- 容疑者である主人公を取り調べる警察官達、主人公は不思議と人の話を引き出す事が出来る人物だった
- そのつながりがキッカケになり少しずつ小さな事件に巻き込まれていく
感想
おすすめ度: ★★★★☆
物語の中で主人公する話の内容の一つ一つが僕に親しい話であったり、世間でよくやり玉に挙がるような話だったりするんですが、言葉に引き込まれるような説得感を持っていて、読んでいるうちに主人公に惹かれる人の一人になっています。
言ってることが正しいかどうかは置いておいて、一旦聞き入れたくなるような感じするんですよね。
ミステリー要素も結構綿密に練られていて、読み応えが有る作品です。
青野くんに触りたいから死にたい
ジャンル:サイコ/ミステリー/ホラー
巻数:既刊6巻
3行あらすじ:
- 隣のクラスに居る青野くんが大好きな主人公、勇気を持って告白すると返事はなんと「OK」
- その2週間後なんと青野くんは交通事故で死んでしまう
- 絶望の淵でリスカを試みようとしたその時、青野くんの幽霊が止めに入り、霊体青野くんとの生活が始まる。
感想
おすすめ度: ★★★★★
軽い恋愛ものかと思って読んでみたものの、辰吉丈一郎のボディブローかの如く内臓に響く重さでした。
幽体青野くんといちゃつく日常パート、物語の真に迫るミステリーパートの2つに別れてるんですが、そのシフトがとてもスムーズでかなり読み進めやすい作品です。
主人公はぶっ飛んでいるという意見をたまに目にしますが、僕はめちゃくちゃ人間味に溢れていてリアルだなと思いました。
2019年自信をもっておすすめできる漫画の1つです。
まとめ
2019年だけでも30タイトル近く新しい漫画と出会っていたので、選ぶのがとても大変でした。
選出したものには少ないので以外かと思われますが、僕は能力バトルものが結構好きなんですがやりつくされたのか、中々新しい作品が出てきませんね。メッセージ性の強い作品が多く出てきて、twitterでバズり、売れるというループになってるのかなぁと思ったりしてます。(まぁこれは全然悪くないですが)
漫画も活字本と同じくいろんなことを教えてくれます。そのうち僕が好きなセリフ記事とか書きたいです。
まぁ、2020年も漫画から色々学びながら頑張っていきたいですね。
ちなみにこれまで読んだ漫画を、ある程度読み進めたものしかまとめてないので一部ですが。↓のサイトでまとめてあります。