【シネマ】ボクたちはみんな大人になれなかった | お気楽りーまんの気まぐれブログ

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ボクたちはみんな大人になれなかったを観てきました。

燃え殻の小説の映画化作品。

 

1999年12月31日、ノストラダムスの大予言にもかかはらず地球は滅亡せず、製菓工場を辞めてTVのテロップづくりに打ち込んでゐた僕(森山未來)の元からかおり(伊藤沙莉)はさよならも言はずに去つた。

2020年にあつたいくつかのほろ苦い再会。そこから様々な出来事が1995年まで時間をさかのぼり次々と思ひ出される。

「彼女のひと言」が心のどこかに残ってゐたまま過ごした四半世紀、

バックにはサブカルに小道具。

 

「普通でゐたくなかつた」。特別な「何か」になりたかつた、でも、何に

なれるか分からなかつた20代。私自身も「普通」でゐたくなかつた。「平凡な日常」「仕事」「会社」「家庭」に埋没したくなかつた。それだけに結構刺さる。

思ひ出すと青くも痛い。「大人になる」つていつたい何だつたんだらう。

 

森義仁監督。