お気楽りーまんの気まぐれブログ…CFP(R)(+社労士・税理士試験合格者)のひとりごと

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40代のさらりーまんが、世のため人のためなど大それた目的ではなく、思うがままに書きたいことを書きたい時に書いてます(^_^;)
※コメントは承認制です。


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9/28公開のかごの中の瞳の試写会に行つてきました。

 

バンコクで暮らすジェームズ(ジェイソン・クラーク)と子どもの頃に中途失明したその妻ジーナ(ブレイク・ライブリー)。医師のすすめで受けた角膜の移植手術の結果、ジーナは片目の視力を取り戻す。

そしてこれまで知らなかつた夫の顔への違和感や失望を覚えながら、冒険心や好奇心を取り戻して活発に動き始める。「かごの中」の暮らしから羽ばたかうとする妻、嫉妬と疑ひを持ち始める夫との間に見え

ない壁が生まれてゆく。

 

「守られるべき」存在だつた「妻」が、眠つてゐた「自我」を取り戻して

自由にそして夫の手の届かないところに行かうとし始めたら、夫に自身の意志をはつきりと伝へるやうになつたら、夫はどのやうに感じそして振舞ふのだらう。

本来喜ぶべきイベントが暗転してゆくさまが怖ろしく、またシリアスでもある。ぶつちやけ、感想を一言で言へば「えぐっ」。

それだけ強いインパクトがある。

 

マーク・フォースター監督。

 

以下は試写会場にあつたポスターから(#^.^#)


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スターリンの葬送狂騒曲を観てきました。

 

1953年、ソ連の絶対権力者であるスターリンが脳出血により瀕死の重態に。側近のベリヤ、マコンレフ、フルシチョフらによる権力闘争が始まる。

 

医者を呼ぶのに「全会一致」、まともな医者は粛清されたか収容所送りなんてところから始まつて、主導権争ひが繰り広げられる。

NKVD(のちのKGB)による粛清、深夜のノック、疑心暗鬼の中で、絶対権力者の死ののちのドタバタが描かれる。

結構な部分が史実をベースにしてゐるといふから恐れ入る。

 

アーマンド・イアヌッチ監督。

 


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乱世備忘 僕らの雨傘運動を観てきました。

 

2014年に香港で起こつた「雨傘運動」についてのドキュメンタリー。

チャン・ジーウン監督が現場で出会つた数名の若者を中心に、「我要真普選」…香港の代表者を自由に選べる普通選挙を求めて79日間街を占拠した若者たちを描く。

 

「一国二制度」「高度の自治」とは言ひながらも、行政府長官の立候補資格の問題、反体制の書籍を扱ふ書店主の北京政府による拘束など北京による圧力が強まる中での市民的不服従運動。

道路に寝泊まりしてそこから職場に通ふ労働者、自習用のスペースを設けて自習したり勉強を教へあつたりする学生たち、物資センターを通じて供給される食料やマット、テントなどの物資。催涙弾を発射する警察との対峙、暴力団による襲撃…。

市民として当然ともいへる権利を求める彼らの姿には、共感せずにはゐられない。

 

あれから4年。彼らの想ひが北京に踏みにじられないやう祈るばかりである。


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沖縄スパイ戦史を観てきました。

 

沖縄南部での組織的な戦闘とは別に、北部での陸軍中野学校出身者の指揮のもとで戦はれた少年兵によるゲリラ戦、八重山諸島における住民疎開などについて、生存者や遺族、歴史家への取材で構成されたドキュメンタリー。

 

地元の少年らで編成された「護郷隊」、たつた1人の中野学校出身者により強要された波照間島からマラリアの蔓延する西表島への住民の強制疎開によるマラリア地獄、今でもなほ当事者の名前を明かせないといふ村人らによるスパイ「容疑者」の殺害…。生活の「場」に軍隊がゐること、そこが戦場となることがどのやうなことかを描いてゆく。

そして、軍隊は何のために存在してゐるのかも。

もし本土決戦がおこなはれたなら本土でも同じやうなことが起こり得たといふが、占領地や沖縄であつたことを考へればさもありなんと思ふ。

 

戦後数十年を経てなほ残る「護郷隊」の元隊員らの指揮官への思慕、そして慰霊に何度も通つた指揮官。美談にするわけにはいかないが、指揮官もゲリラ戦の遂行といふ使命と10代の若者の多くを死に追ひやつたこととの間での苦悩があつたことが窺へる。

それにしても、20代前半の若者2人が1000人の少年兵らを率ゐてゲリラ戦を戦ひ、あるひは1人で島の全住民をコントロールする。

国家権力の後ろ盾があつたにせよ、いかに有能だつたかは想像できる。

 

三上智恵、大矢英代監督


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ヒトラーを欺いた黄色い星を観てきました。

 

ナチスドイツ政権下のベルリンで、終戦まで1500人のユダヤ人が

生き延びることができたといふ。潜伏当時16歳から20歳だつた4人の生存者へのインタビューと再現映像で、彼らがいかにして生き延びることができたかを明らかにする。

移送命令を受けながらも咄嗟の嘘で収容所行きを免れて同胞の生命を守るために身分証明書の偽造を続けたツィオマ、活動家に匿はれて反ナチのビラ作りを手伝つたオイデン、隠れ家を転々とした後にドイツ国防軍の士官のメイドとして匿はれたルート、髪をブロンドにして別人に成り切つて映画館で知り会ひになつた男性の母親に匿はれた孤児のハンニ。

 

生存者の証言なので結末は分かつてゐるのだが、終戦までにいかに緊迫した状況で生き延びることができたか、息が詰まる思ひがする。彼ら自身の生きるための意志の強さだけではなく、ゲシュタポや密告者の監視の下で危険を冒して彼らを匿ひ続けたドイツ人たちが少なからずゐたことにも驚かされる。

 

クラウス・レーフレ監督


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経済モデルが想定する人間像…つねに論理的に一貫してをり合理的な判断ができる と現実のギャップに疑問を抱いたことから始まつた「行動経済学」、この発想が「異端」とされた黎明期から、研究の進化と支持の広がり、そして従来の「権威」への逆襲をたどるテキスト。

 

いはゆる「ナッジ」による行動の誘導まで至ると、まさに「仕掛学」の

世界。

セイラー博士の自伝ではあるが、経済学の「読み物」としても面白い。

 


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ふたたびカメラを止めるな!を観てきました。

今度は「完全ネタバレ仕様」のパンフも読んでから。

前回の記事はこちら


最寄りのシネコンで観てきたのだけど、最終回のみTHXのスクリーンで475席とここでは最大の席数の部屋。

(ちなみにこのスクリーン、日中とレイトで「コード・ブルー」を上映中)

 

ネタが分かっての2回目でも十分に笑える。といふより、笑へるシーンが近づいてくるだけで笑ひが込み上げてくる。それが製作費300万円といふのもまたすごい。そして、舞台挨拶もないのに終演後に拍手が起こるやうな熱気がいい。

 

正直まだまだ通ひたい気分。

今度はTシャツを着ていきたいのだけど、どこかで手に入らないかな。

 


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自然科学と異なり、社会科学は実験が困難とされてゐる。

しかし、計量・統計分析の手法の進化により、比較研究法による「自然実験」がおこなはれるやうになつてきたといふ。

本作は歴史学、経済学、考古学など7人の研究者による自然実験で分析した論文をまとめたもの。

 

奴隷貿易がアフリカに与えた影響…奴隷売買の人数と今日の所得との逆相関が因果関係であることの証明プロセス、規制などによる銀行の発展形態の違ひ、19世紀のフロンティア…植民地の成長プロセス、フランス革命・ナポレオンによるヨーロッパ侵略とその後の経済成長 などを題材としてゐる。

 

こと、自らが条件をコントロールできない状況下で比較研究した結果を、相関関係や推論で終はらせずに原因と結果を明らかにしてゆく

スタンスは、単なる著者の結論だけでなく面白い。


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国家主義の誘惑を観てきました。

フランス在住の渡辺謙一監督による「日本社会の"いま"を浮き彫りにする」ドキュメンタリー。

 

北朝鮮情勢を理由にする憲法改正の動き、ロシア、中国、朝鮮半島の太平洋側を占める地政学的な観点、近代の西欧諸国による植民地化への危機からの軍事力の強化、日清・日露戦争、日ロ関係の正常化に影を落とす日米安保条約…。

ヨーロッパの歴史学者のコメントに加へて、日本でも日本会議に関はる山田宏参院議員、「永続敗戦論」「菊と星条旗」の著者白井聡などへのインタビューも交へての54分間。普段日本のメディアの情報に浸つてゐては発想しづらい視点からの指摘は新鮮。

 

一方で、平和憲法下とセットの日米安保のもとでの軽武装…日米安保なくしての「護憲」…在日米軍なしでの軽武装で国を守れるか?「自主憲法」「普通の国」を唱へる側も米国の後ろ盾のもとでの「軽武装」の建前なくして中韓とこれまでのやうな関係を維持できるのか?そんな

パラドックスをどのやうに解決するのか。ラストシーンの子どもたちの「決意」で「平和」は守れるのか?そんなことも考へさせられる。

 

公開第一週は監督とゲストのトークイベントがセット。東大の加藤陽子教授とのトーク、氏の著作は何冊か読んだことがあつたのでこの日に。こと面白かつたのは、日米戦争でなぜ戦線をここまで広げたのか?といふ話題。仏印インドシナ、マレー・シンガポールを抑へたら、あとはフィリピンの台湾寄りを確保して米軍が来るのを待ち受ける方が、このやうな負け方はしなかつたのに…といふくだり。石原莞爾が酒田での極東軍事裁判の出張法廷で言つてたことと同じことに驚かされる。

ほかにも、「ヒロシマ」の持つ意味、今上陛下の自らの役割への想ひ、「象徴天皇」の持つ意味の二面性…など、あつと言ふ間の一時間。


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劇場版コード・ブルー ドクターヘリ緊急救命を観てきました。

 

タイトルの通り、同名のTVドラマの映画化作品。

災害現場にヘリで医師たちが向かひ、手早く処置をしたり病院に搬送して治療に務める医療チームの物語。

 

ドラマは見てないけど、現場の描写・緊迫感よりはむしろ、若い人たちの成長や気持ちを通じ合はせるといつたヒューマンなところが主題のやうに思はれる。

成田空港での乱気流による旅客機の緊急着陸、東京湾を航行する

フェリーの海ほたるへの衝突…。事故に巻き込まれたがん患者とその家族や婚約者、アルコール依存症の母親を持つ姉妹、自らのキャリアや恋人との将来に悩む医師…。伝へきれないことを言葉にすることで互ひに理解したり、気持ちを通じさせてゆく。

 

トロントで脳外科医になるための出発を控えた藍沢耕作(山下智久)、救命センターのスタッフリーダーの白石恵(新垣結衣)、後輩への指導やキャリアに悩む緋山美帆子(戸田恵梨香)、お調子者の藤川一男(浅利陽介)と藤川との結婚式を間近に控えた看護師の冴島はるか(比嘉愛未)らを中心にさまざまなエピソードが綴られる。

 

そんな中でも、戸田恵梨香や余命いくばくもないがん患者を演じた

山谷花純が特に印象に残つた。もちろんガッキーや山ピーもよかつたけど。

 

西浦正記監督。

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