まずは、お題への疑問から・・・
「しかしその一方で、フリーターや無業の若者、いわゆる「ニート」の問題は未だに解決の糸口が見えず、懸念案件とされています」
ニートとフリーターは、根本的に異なるので同一視はできない。
若者が正社員として働かないことを問題視しているのか?
お題から問題の所在が何通りか読み取れるのだが・・・・
フリーターについては、最低限働いているので個人の自由で良いのではないだろうか?
日本型の雇用形態が崩壊する中で、正社員として働くことによって得られていた保証がなくなり、正社員として働くメリットを感じさせられていない社会に、問題があるとすればある。
ちゃんと働くことに対する縛り(例えば宗教的であれ何であれ)が弱くなっているのは仕方なかろう。
社会システム上、フリーターの増加は社会の活力を失わせる方向に働く。
それを懸念するのであれば、システムに対する信頼や信用(正社員として働くことによる長期的なメリットに対する)を回復することが先決ではなかろうか?
都合良くシステムを崩し、それでも信用しなさい!というのはムシが良すぎる。
小さくても会社を経営していた立場から書くと・・・
会社が1人立ちするまでは、収入が怪しく、社会的な立場は無職やフリーターと変わらない。
たまたま、会社を登記し取締役の名刺を持っているだけになる。
起業をして成功する確率は、1/15以下といわれる。
つまり、起業予備軍の92%は、無職やフリーターと変わらなくなる。
フリーターを否定することは、起業予備軍も否定することになる?
ニート・・・
働かなくても食べていけるというのは、歪んだ構造ではあるが羨ましい(笑)。
働かなくても食べさせている側の問題である。
自由、平等、平和をこよなく信奉する自分が書くのも可笑しいが・・・
自由は権利である。
社会で生きていく以上、権利には義務が伴う。
義務の強調には反対するが、権利の主張のみはタチが悪い。
働かなくても食べさせている側の問題と書いたのは、この権利主張に見える場合が多いからである。
以前、入社の面接を行ったとき・・・
何か勘違いをしている人が多いと感じた。
小さい会社で、立ち上がったばかりの会社は、仕事のやりがいはあるかもしれないが、膨大な仕事量を課せられる場合が多い。
指示を待っていては勤まらないことも多い。
その分、やりがいはある。しかし、やりがいを先に捉えられると辛いことも多い。
待っていては、やりがいは得られない。
働くことは楽しいことばかりではない。
そんな当たり前のことを、当たり前として捉えられていないところに問題があるように思える。
職業を選ばなければ、働いて一定の収入を得ることは難しくない。
私の属する会社では、新入社員の紹介をすると数万円の謝礼が貰える。
そんな会社もある。