楽天の個人情報流出事件を、7/28 23時現在で判明している情報を下に考察してみる。
楽天の見解
楽天市場の店舗での取引に係る個人情報の流出について(続報)
によれば・・・
(ここから引用)
本日午前7時現在、本件に関し確認できた個人情報の流出件数は161件増えて、284件でございます。新たな情報は、全てご連絡済みの店舗(株式会社センターロード、代表取締役 嶋田信弘 本社:東京都足立区 店舗名:AMC http://www.rakuten.co.jp/amcamc/
)一店舗に限られ、その他の店舗については確認されておりません。
また、報道はこれらの個人情報が暴力団の資金源になっている、或いは大量の不正使用の可能性がある等としていますが、これらの報道についての事実関係は確認されておりません。
これまで調査したところでは、弊社内部から流出した可能性は限りなく低いとの結論に達しています。また、クレジットカードに関しては、8月請求分を含め不正使用の可能性の有無について調査を行っています。更に、今後の発生の防止の為に、カード会社各社に対し、監視(モニタリング)も依頼済みですが、大量の不正使用という事態は確認されておりません。
本件は極めて悪質な犯罪と考え、弊社は警察当局ならびに当該店舗と連携しつつ、警察当局による犯人検挙に向けて最大限の協力を行っております。
(引用ここまで、太字・下線はpaganの判断による)
楽天によれば、自社からの内部流出説を否定することにより、過去の個人情報流出事件と一線を画したいようである。
内部流出ではない根拠とは何なのか?
不正アクセスのログがなかったからなのか?
できれば、後に触れる毎日新聞の記事で指摘された可能性についての言及が欲しい。
言外に、個人情報流出は加盟点サイドの問題だ、と匂わせていると感じるのは私だけ?
新聞報道(Yahoo Japan News 毎日新聞)
<楽天市場>顧客情報10万件流出か 1件3千円で男性購入 (毎日新聞) - 7月28日3時7分
によれば・・・
(ここから引用)
毎日新聞は少なくとも約1000件は流出していることを取材で確認したが、この1000件はいずれも、123件と同じ業者と取引した顧客の情報だった。このため、9万4000件すべてが流出した可能性がある。
流出した個人情報を所持していた男性は「楽天関連会社の元社員から購入を持ちかけられ、1件3000円で購入した。流出したのは足立区の業者のだけではないはずで、10万件では済まないと思う」などと証言している。
(引用ここまで、太字・下線はpaganの判断による)
毎日新聞の論調は、楽天元社員による流出であるとしている。
これも、内部流出にあたり、楽天の見解とは反している。
いずれにしても・・・
楽天が言外に匂わせている、加盟点サイドの問題であったとしても、
毎日新聞が書いている、元社員による内部流出であったとしても・・・
防ぐ手段はあるのだろうか?
この問題は、データを管理する「人」の問題まで行きつく。
故に、根深さを感じる。
楽天の見解通り、犯人が検挙されたとしても・・・
この問題を繰り返さない仕組み作りはとても困難なものであると感じる。
そして、このような流出は、楽天だけにとどまる問題ではなかろう。
参考ブログ)
楽天市場の個人情報流出ニュースを考察してみた 「楽天様にもの申す。(1616)」