このニュースは、良くわからん!

田中康夫現長野県知事が、小林興起・滝実・青山丘前衆議院議員、荒井広幸参議院議員とともに、新党「日本」を結成し、田中知事が代表に就いた。


小林興起前議員といえば、選挙ポスターに石原東京都知事とのツーショットを使うほどの、石原知事直系。

荒井広幸参議院といえば、国民新党の新党結成会見の演出(綿貫代表がかざした印籠など・・)を指揮したと言われ、いずれ国民新党に合流すると見られていた議員。

滝実前議員は、同じ選挙区に高市早苗元議員が立候補し、青山前議員は良く知らない・・・


田中康夫長野県知事といえば・・・

脱ダム宣言を行ったり、前回の衆議院選挙では民主党の影の内閣で閣僚を務めるなど、どちらかといえば、アンチ自民党の政策を行ってきた人物。


郵政民営化の反対理由にも色々あるが・・・

今回、新党日本に参加したメンバーは、小泉手法への反対ではなく、政策として反対していた顔ぶれが多い。(国民新党は、小泉手法への反発の側面が強いが・・・)


その反対の理由は・・・

田中知事は郵貯・簡保の350兆円海外流出(対米公約)に反対するもの。

荒井議員は、郵便局の民営化そのものに反対するもの。


良くわからん!

郵政民営化に反対!という一点のみ、共通点はあるようにも思えるが、あとはバラバラ・・・

特に、小林前議員は、石原都知事が担げなかったからと、かつぐ神輿を田中康夫に変えただけ?という印象。


田中知事は、小さな政府を県レベルとして具現化しているのであるから・・・

郵政民営化に反対する理由は、国民の資産を国が管理するのか、自由経済に委ねる(結果として外資に飲み込まれようとも)のか?という選択を郵政民営化に重ねているのであろう。


つまり、小泉首相の対米追従路線への危機感の表れとして、郵政民営化に対する反対がある。


そこまで考えれば・・・

日本のアメリカ属州化をすすめる小泉路線への反対勢力として、

小林前議員が、石原都知事ではなく田中長野県知事をかつぐ理由も見えてくるのだが・・・・


参考ブログ)

髪星人 田中知事は、何を血迷ったか

CWS private 新党日本の田中代表のメッセージが広がってほしいです


追記)

以前にも記したが、小泉首相の提示する郵政民営化案では、対米公約を果たしているのか?疑問である。

候補者擁立劇を見ていると、郵政民営化が争点ではなく、自民党内の権力闘争の一端にしか見えてこない。そしてそれを隠すための郵政民営化・・・


さて・・・

小さな政府を推し進めると、結果として国の安全にかかるような諸問題(軍事力という意味ではなく)の自由化という問題に必ず行き当る。

食糧問題然り、今回の国民の資産の問題然り・・・

そして、さらにそれを推し進めると、独立国としての体をなさない恐れも生じてくる。

純粋に経済の問題だけで割り切れない問題がここにはある。




「○○億円稼ぐ企業の非常識広報戦略!」

記憶が曖昧であるが、ライブドア社の広報兼社長秘書の書いた本の帯に躍ったコピーである・・・


選挙を企業広報と捉えた場合・・・

選挙に当選するしないに関係なく、PR効果は大きい。

今回の立候補は、それだけでも価値がある。


しかし・・・

少し別の見方をしてみたい。


少し古いがこの2つの記事を参照していただきたい

ライブドア、ネット銀行業務に進出、山口県の西京銀と提携  (2005.1.24 MY COM PC WEB)

泥沼化した「イーバンク・ライブドア論争」~双方の言い分 (3/3)  (2004.2.18 IT media)

ライブドア社は、銀行業務へ進出したがっている。しかし、同社は、銀行進出を一度失敗している。

そして、銀行業務は許認可業務である。


さらに・・・

堀江氏の個人会社が、テレビ東京の発行済み株式の5%前後を購入したらしい。

テレビ東京株5%弱を取得 ライブドア堀江社長  (共同通信 2005.8.18)

やはり、放送事業への進出は諦めていないであろうか?

そして、放送事業は許認可業務である。


さらに・・・

ライブドア社は、ソフトバンク社・イーアクセス社などとともに、携帯電話への新規参入を狙っている会社である。

ライブドア、2GHz帯への参入を表明--D-cubicと組み合わせてデータ通信  (CNET JAPAN 2005.7.15)

携帯電話への新規参入では、ソフトバンクの孫社長ですら、自社の経営体質の改善(赤字脱却への方向転換)を打ち出したように、参入基準が厳しい。

そして、これも許認可業務である。


さらに・・・

ライブドア社は、もともとブログの会社(ポータルサイトの会社?)

選挙期間中、きっと彼はブログ更新を行い、選挙活動へのネット解放を呼びかけるであろう。

現法では、違反行為であっても、問題提起のフリをしてきっと行う。

そして、数年後に公職選挙法の改正で、選挙活動へのネット解放が実現する。

その時に、選挙対策の広報活動は、ライブドア社がほぼ独占するのではなかろうか?

これは、許認可業務ではないので、自由にどうぞ・・・


私が、今回の堀江氏の立候補で、気になっているのは、上記の3つ。

ともに、許認可業務であり、さらに、このままでは共に許認可が難しいといわれている業務。

そして、ライブドア社の命運を握るかもしれない業務・・・


今回の立候補への密約ではなかろう・・・

しかし現首相は、自分の味方への配慮は行ってきた。

このことを考えると、ライブドア社が3つの許認可業務の許認可に向けて、社長の堀江氏が自ら首相の歓心を得に出た可能性は否定できない。



中味がないから時々サプライズをやらないと・・・


ライブドア社の堀江貴文社長が、広島6区から無所属で衆議院選挙に立候補することを、自民党本部で武部幹事長同席の会見で正式に表明した。


過去、選挙にあまり行ったことが無いと公言するホリエモンからすれば、主義主張よりも、目立つ選挙区から立候補することが目的であろうし、小泉首相からすれば、劇場型選挙への役者として、ホリエモンは申し分無いのだろう。


これで、広島6区は注目の選挙区になり、マスコミが大挙ホリエモンを追いかけることであろう。


ホリエモンの目的は、ここで半分達成。

もう半分は、別の機会に書くことにしよう。


それにしても・・・

中味が無いと、時々サプライズをやらないとならない。


ホリエモンの球団買収にしても、ニッポン放送株の買収劇にしても、売名行為が先にあって、理念はそこには無かった。

小泉首相の、田中真紀子外相就任~更迭、拉致問題への取り組み、道路公団改革もどき、郵政民営化もどき、いずれも成果よりもパフォーマンスの域を出ていないものばかり。


サプライズを時々仕掛けて、それで人気を煽る戦略は、2人の共通点である。


しかし、ホリエモンは経営者(?)だから、サプライズを行うのは経営戦略上ありえたとしても・・・・

コンシュマーを無視したサプライズでも有りなのであろうか?

サプライズの為のサプライズではないだろうか?


さらに・・・

2人とも、サプライズにマスコミや国民(コンシュマー)が躍ってくれると見ているところが、見え隠れする。


「中味はなくても、その場だけ楽しんでなさい!」

2人の思考は、国民(コンシュマー)をバカにしているところまで、そっくりである・・・


こんなことを書いていて、今から20年近く前、某大手新聞社のナベ○ネ氏が・・・

「新聞は何も書いてなくても売れる!」と豪語していたことを思い出した。

(同新聞社の営業力を誇って言ったセリフだと記憶している)


ナベ○ネ氏は、当時の中曽根内閣のブレーンの1人。

まぁ、コンシュマーをバカにした言葉を吐くものだと、憤慨した記憶がある。


さて、そんなホリエモンの立候補、やはり歓迎の意を表したブログが多い。

人気ブログランキング 「堀江 立候補」での検索結果


そんなに、ホリエモンの振る旗は魅力的なのであろうか?


そろそろ・・・

小泉首相の戦略にも、ホリエモンの戦略にも気づいた方が良い。


それとも、この国の国民は、為政者に又は経営者に虐げられて悦びを感じるマゾ体質なのであろうか?


参考ブログ)

かつて堀江氏を尊敬していた私が、脱ホリ宣言に至った経緯

ホリエモン、選挙に出る資格無し!

刺客ではなく、忍者らしい。

何故堀江社長が立候補なのか?


マーガリンに含まれる「トランス脂肪酸」が、心臓病の原因になるらしい。


ニューヨーク市が、マーガリン摂取の自粛を要請をした。

既に、ドイツでは、マーガリンの製造が禁止されている。


どうやら、マーガリンが健康に良くないらしい・・・


週刊朝日が先行報道し、朝日新聞1面に掲載されたこの記事

マーガリン取りすぎ注意、心臓病対策でNY市が自粛要請 (asahi.comより)


らしい・・・と記したのは、科学的因果関係の立証がまだだから。


しかし・・・

科学的な因果関係が立証される頃には、アスベストと同じく被害が増大していることであろう。

その意味でこの国は、「国民の安全」よりも「企業の論理」を常に優先させてきた。


アスベスト、水俣病、古くは足尾銅山鉱毒事件・・・

これらのことから、得られた教訓を政策に生かしきれていない


マーガリン工業会の見解は、当然ながらつれない・・・

日本マーガリン工業会 分析結果と見解


自分の体は、自分で守れ!ということか・・・


参考ブログ

健幸自在倶楽部 ついにアメリカも動き出したか?

野良里蔵狸 -norakura- マーガリンは体に良くない?


350兆円の郵政マネーの利権争い・・・

郵政民営化のもう1つの(本当の?)顔は、この一点である。


小泉・竹中ラインは、本来であれば、民営化後も財投債を購入し続けるような、中途半端な民営化法案にしたくなかったはずである。

これは、何度も書いているように、郵政民営化が対米公約だからである。


しかし・・・

この点に現行の郵政公社と民営化後の郵政会社が経営上の差異がなくなる、あるいは、もっと酷くなるマヤカシが含まれている。


銀行が、融資先や関連会社に天下り(この場合は、民間→民間の異動なので、天下りとは表現しないが解りやすさを優先して、この表現を用いた)することは、不思議なことではない。

そして、天下りもとの意向に忠実な経営を行うことも、よくある光景である。


これが、民と民なら日常的な光景でも、官と民なら、見える光景が替わる。


道路公団の橋梁工事の談合・・・

これも、公団と民間だから天下りが問題になるのであって、民間同士であれば、問題にはならない。


郵政の民営化会社が、財投債を購入し続ける、そしてその企業に天下り(この場合は、民間同士なので出向)する、構図が残った場合。

官と民の関係であるから問題になったことも民と民の間であれば、問題は無い。


器だけの民営化法案だと批判する理由もここにある。


このままであれば、官の方が法律の監視が効く!


さらに・・・

これは、厄介な問題であるが、

小泉・竹中ラインの狙っていた通り、民営化後に財投債の購入が、民間並みの(おかしな表現)与信管理に基づいて行われた場合・・・

焦げ付きが確実な、財投債の購入は見送られる。


これは、とても歓迎すべき事柄なのであるが・・・


日本経済の末端を支えているのは、相変わらず公共事業である。

公共事業を、明日から止めます!と宣言したら、この国の経済はいきなり失速する。


だからといって、ジャブジャブと郵政マネーを注ぎこむことは許されない。

では、どうするのか?


ここの、どうする?という問題に、小泉・竹中ラインは一言も答えていない。


公共事業から脱却するのは良い。

しかし、脱却の仕方を誤ると、経済失速が待っている。

しかし、公共事業に湯水のようにお金を使っても、日本経済は失速する。


民営化論議よりも大切なのは、実はここの脱却の仕方・・・

公共事業から脱却を行う際の混乱をどの程度に押さえこむのか?

いきなり、民営化すれば失速する。


そして、

日本という国が、どのような経済運営をこれから行うのか?

そのグランドデザインを、政治家が誰一人として描いていないことが一番の問題である。


郵政民営化・道路公団民営化・・・

方向としては、これしかない。

しかし、道路公団民営化は、失敗した。


無駄な道路を作り続ける構図は残った。

郵政民営化も同じ構図を残そうとしている。


小泉民営化の最大の弱点は、民営化ではなく株式会社化という器の挿げ替えにある。


そして・・・

修正なく、民営化法案が可決されていた場合・・・

方向転換に伴う、セーフティネットの議論を先に行わなければ、いきなりこの国の経済は失速する。


いずれにしても・・・

マヤカシの民営化

ビルドのないスクラップ


小泉改革は、2つの大きな罪を犯している。




『沈黙の艦隊』で有名な、かわぐちかいじ氏の著作に、日系アメリカ人が米国大統領を目指す『イーグル』というマンガがある。

この中に、民主党の大統領候補になった主人公が、ベトナム戦争当時の上官に国防長官への就任を要請するシーンがある。

この上官は、ベトナムで戦死することは犬死だと、戦死した部下の棺を前に涙し、それを覚えていた主人公が、戦わないことを誇りとする軍隊を作ってくれと要請するくだりになっている。


翻って、靖国・・・

生き方・死に方の自由を制限するのが、ファシズムだとすれば、

靖国は、生き方・死に方の自由を制限する装置としての役割を担っていた。

この装置がなければ、軍隊のモチベーションは下がる。

赤紙1枚で、戦争に駆り出すためには、モチベーションを高める装置が必要になる。

そして、今日でも死に方を制限された人々を英霊として奉り続けている。


平和を願うのであれば、

無駄な死に方をさせたことを謝罪し、そして2度と国が国民を犬死させないことを誓うのが筋であろう。

そして、その場に靖国は相応しくない。


奉ることにより・・・

生き方・死に方の自由が制限されたこと。

そして、無駄な死に方をさせたことが、美化されてしまう。

そしてそれが、「英霊の御霊に感謝し・・・」という言葉に置き換わる。


国の為に国民は死んで当たり前・・・

このように考えている為政者が、今年も靖国を参拝した。


この様な為政者は、国民を駒の1つ程度にしか考えていない。


追記・・・

以前にも記したが、家族・隣人の為に戦うことと、国の為に戦うことは本質的に異なるものである。

前者は、戦う行為を自己決定し、後者は戦うことを他人が決定する場合が多い。

このような、後者によってもたらされた死を、無駄な死に方と捉えている。

そして、自己の死を他人が決定する仕組みに対して、私は反発を覚える。


それでも、戦うことに美徳を感じる人が、国の為に戦うことを私は否定しない。

それでも、私は戦わないだけであり、

ここから先は、どのような宗教を信じているか?という類の話になる。


「足がちぎれるまでやりたかった」・・・

この清原選手のコメントを聞いて、「えっ?」と思った人は多いのではないか?


「泥水をすする覚悟」で迎えたこのシーズン、

「体調は万全」と豪語しながら、途中後退や緩慢なプレーが多く、

2割ソコソコの打率で、打順を7番に下げられたら「プライドが許さん」と喚き、

ホームランを打ってもハイタッチを拒否し・・・・


そんな負の蓄積ばかりであっても、このコメントは美談になるのであろうか?


先日の横浜の佐々木投手の引退登板でもそうであったが・・・

どのマスメディアをみても、巨人主催ゲームでの横浜の主力(であった)投手の引退登板を疑問視する声は無かった。

(シーズン途中の引退登板の賛否を問う声はあったが・・・)


主力(であった)投手の引退登板を、自軍の主催ゲームで行えない。

これほどのワガママを美談として報じたマスメディア。


清原選手のこのコメントも、美談となるのであろうか?

そして、ファンもそれを素直に受け入れるのであろうか?


人気ブログランキング 「清原 抹消」での検索結果

どうも、美談派が多い・・・


東京ドームでは、清原が打席に立つときの声援が一番大きい。

しかし、テレビの視聴率はそれとは直接結びつかない。

高校時代の成績は立派だか、プロに入ってからは、新人王だけ。

高卒プロ野球選手の1年目の本塁打記録しか目立った記録(記憶が曖昧・・・)がない・・・

言ってしまえば、メディアによって作り上げられた、張りぼてのスター。


プロ野球は興行である。故に、成績やプレーだけですべては語れない。

しかし、成績やプレーで魅せる要素を無視してはならない。


そろそろ、メディアによって作られた張りぼてのスターから脱却しても良いのではなかろうか?


最近のマスメディアの姿勢は、魅せる要素を無視した、刹那的な盛り上げだけが目立つ。

瞬間風速を求める、刹那的な盛り上げでは、スポーツそのものをダメにする。

この構造にそろそろマスメディアも気付いた方が良い。


張りぼては、所詮張りぼて。

どんなに装飾を施しても、本モノにはなれない。


テレビのスポーツ報道の問題点は、takeyanさんのブログの「尾方が銅メダル 世界陸上男子マラソン」~根性とは で指摘されている問題や、拙ブログのフジテレビの菊間アナウンサーが、アイドルグループNEWSの未成年メンバーに飲酒を指せた問題について記した1週間と無期限と無期限と を参照していただきたい。



閑話休題・・・


自己の所業を無視した発言を行い、何故かそれが負のイメージでなく報じられる・・・

そして、それが受け入れられる。


ん?

何処かで見た構造そのままである。


スポーツ報道と政治報道もやっている事は同じか?

しかし、スポーツには興行的要素もあるから、仕方ないという側面もあるが、

政治には興行的要素は無いはず・・・


つまり、たれ流すメディアの責任も大きいが、負の蓄積を無視する受け手の責任も大きいということか?


参考ブログ

SEABLOGスポーツ 清原選手は今シーズン泥水を飲んだのか

Blog-BB 清原和博について考える




人類の歴史は、戦争の歴史と言っても過言ではなかろう。

この国の掲げる憲法は、その歴史への挑戦である。


争いを起こす生命体が、争いの解決手段に武力を用いないと宣言している。


武力を用いて解決するのは、容易い。

しかし、武力を用いないのであるから、使えるのは、英知の結集となる。


普通の国のように、武力を解決手段として用いたい・・・

このような勢力が台頭している。

しかし、それは英知の放棄につながる。

それは、世界の保安官と振舞う彼の国を見れば、明らかであろう。


普通の国として歩むのは楽かもしれない。

しかし、あえて普通の国に成り下がる必要はない。


普通の国に目指すこと・・・

これは、英知の放棄につながる。

このことを、60年目の敗戦の日に改めて思う。



郵政民営化論日本再生の大改革! 郵政民営化論日本再生の大改革!

著者:小泉純一郎 / 松沢成文
出版社:PHP研究所
本体価格:1,550円


品切れなのがとても残念であるが・・・


現首相と現神奈川県知事の共著。

自民党の現職議員と、民主党の現職議員の共著。

そして、タイトルは、郵政民営化論。


是非とも復刻してもらいたい・・・


そして、松沢知事にも聞きたい。

廃案になった郵政民営化法案について何を思うのか?

03年の衆議院選挙で、自民党は郵政民営化を公約に掲げていなかった。


参考)

小泉改革宣言(03年衆議院選挙 自民党政権公約) 官から民へ

(以下、上記政権公約からの引用)

『郵政事業を2007年4月から民営化するとの政府の基本方針を踏まえ、日本郵政公社の経営改革の状況を見つつ、国民的論議を行い、2004年秋頃までに結論を得る。』

(引用ここまで・太字はpaganの判断による)


自民党の造反議員は、選挙で公約したのに、投票の際に政権公約を破ったのではなく、

元々、政権公約にないものを、党の総務会で全会一致の原則を無視して、決定したものに反対しているのである。


マスメディアなどでも、解説委員などは、

造反議員に対し、前回の政権公約(マニフェスト)に違反しているという批判はしていない。


ややこしくなるが・・・

小泉首相は、持論として郵政民営化を唱えている。

その、小泉首相の下に戦った選挙で勝ち抜いて来たのだから、小泉首相に従うのは当たり前・・・

このような理屈で、造反議員を公約違反扱いしているのである。


小泉首相が叫べば、政権公約になる!

とんでもない詭弁である。


何度も書いたように・・・

これは、自民党の中の権力闘争に過ぎない。

改革派vs.抵抗勢力という図式に、現政権担当者は持ちこみたいだけである。


それでもまだ、小泉改革がホンモノなら、良いのだが・・・

この4年間の実績が、それを否定している。


さらに・・・

いみじくも、月影星之介氏の、当ブログへのコメント で示されている通り、

ブログで盛んに小泉指示を訴えているのは、改革派ではなく、親米派(嫌中派?)のレトリックなのであろう。


少なくとも、前回のマニフェストに何が書いてあり、この2年間何をしてきたのか?

冷静に検討する必要があろう。