「御涕一ツ頂戴。」
「不幸は二ツ下さい。」


おやおや、又随分 貪欲でいらつしゃる。


此方は今日も宴
絵空事等、宜し。


あヽ、其奴は肴に 持つてこいぢやあないか。


雨の日の 闇に潜む
鬼の町 行つちまへば
まう弐度と 戻れぬと謂ふ。
見つからぬ様に 御注意。


雷。
やいやい そうら 声を出せ
雷。
やれやれ 呆れた子供だこと
無。
それそれ ほうら 潮時さ
雷。
むざむざ 逃がすわけ無いだらう
追われて 喚いて 壊されて 然様なら。



「悲しみに飢ゑてゐる。」
「旨い話を寄越せ。」


たうとう痺れも切れ 限界の御様子だ。


其方は何時も曇
下らぬ見栄は不要。


あヽ、御前の都に 餞別を贈らうか。


見落した 影の中で
鬼達は 腹を空かせ
喰らうのを 待ち侘びてゐる。
捕まりや終ひだ、お嬢さん。


来。
こいこい そうら 鬼さんと
来。 
だいだい 飲み込む御月さんと
無。
これこれ ほうら 此処迄さ
来。
めでたし めでたしに変わり無い
崩して 戻して 潰されて また明日。



本当に 知らなかつた?
見て見ない 振りをしてた?
答へ等 出した処で
今更だらう 嗚呼口惜し!


雷。
やいやい そうら 踊り出せ
来。 
やれやれ 美味しい御酒だこと
無。
それそれ ほうら お祭りさ
来。 
むざむざ 逃がすわけ無いだらう
壊れた 潰れた 鬼さんや さあ御出で。
a-ye materusaweria
hi-si okinokureina
ri-oakkunemenatuha enz


鮮やかに色づく
紅を注した君が
妖艶に微笑む
ああ 手招きに惑えば


今宵ひと夜限り
闇を纏いおいで
怖くなんてないさ
ああ 月明かりが


照らす


はらりはらり むせ返るような
花の嵐の真ん中で 君に出会う


一瞬で奪われた心
神鳴りに似たような衝撃
怖くない 怖いのはとうに
自分のものではなくなる感覚


息をすることすら忘れて
見つめるは君だけ君だけ
泣けるほど怖くとも もう
戻らない 戻れない ああ


何もわからなくなるくらい
私に溺れてしまえばいい
逃げ道を塞いでぞっとした
醜い心


いっそこの世界を閉じて
君と二人で
逃げ道なんて塞いでよ
ずるいのは僕だ


kurena kurena
kurena saweria
rinoa rinoa
rinoa akune-men
kurena kurena
kurena saweria
紅の はつ花ぞめの 色深く
思ひし心 われ忘れめや


はらりはらり その頬を伝うは
私の知らない感情 君のせいだ(僕のせいだ)


一瞬で射抜かれた心
雷鳴の鳴り響く中で 
見知らぬ感情に喘いだのは
かつて人であった妖の姫


息をすることは苦しくて
見つめる先の君が愛しくて
泣けるほど愛しても
その心は「わからない?」


「解かりたくもない。」


宵闇に重なった影
爪を立てて背中を切り裂いた
痛くとも離さない
このまま一つになれたら
幸せだろうに


息をすることすら苦しい
それなら僕が抱いていてあげる
「離してよ。」「離さない。」 そうか…
君を失うんだ ああ


kurena kurena
kurena saweria
rinoa rinoa
rinoa akune-men
kurena kurena
kurena saweria


kurena kurena
kurena saweria
rinoa rinoa
rinoa akune-men
kurena kurena
kurena saweria
構築された絶対聖域(エリア)は暗く閉ざされた母(ママ)で
太陽の光(温もり)さえも届かない、コキュトスの箱庭


この記憶は作られたフェイク
プラグで転送(おく)られたデータ(世界)
禁忌の手により造形(うみだ)された
最終兵器(女王様)はどこへ消えた?


流れ込む精神信号(感情)は総てを変えて
破壊を生み出すだけの 「最終兵器-弐式-」(お姫様)へと再構築(進化)する
貴女すら触れられぬ私の力で、
止まった時計の秒針はまた少しずつ動き出す。


憎めば憎むほど強くなる眼窩のロザリオ
焼き付けられた[Di-Va](刻印)の意味すらもわからず


ノイズ雑じりの頭脳回路(頭)の中で
誰かが囁き始める
救済の言葉を並べ立て
「救いは無いんだ」と言った


壊す事に意味は有るのだろうか
ただ何もできず朽ち行く地平
崩れた月の海に光を流す
「こんなにも綺麗な世界なのに。」


溢れ出す涙の色は黒く染まり
総てを変えた世界は崩壊への序曲を謳(うた)う
虚無と絶望の咲いた世界へと還す
煉獄の炎に焼かれて消えて、灰になろうとも。
メリーメリー
例えば世界が、明日終わるなら あなたは何を望みますか
私の場合は単純なんですが あなたの傍にただ居たいな


星降る夜にそっと願いを 届くといいな
100年くらい遠い未来まで
こんにちわ 未来の私 こんばんわ 聞こえますか?
私はまだあの人の隣にいますか?


メリーメリー
love song for you
いつもいつまでも 二人で手を繋いでよう
メリーメリー
love,you need you
思っているけど 恥ずかしいから言わないよ
だけど 今日は 今日だけは 伝えたいな
あなたが あなたが


好きです。


ho wow wo


一年が過ぎて、時々まだケンカして わかりあえるのは五年先かな
それでもダメなら十年、いや五十年 もういっそ死ぬまで一緒にいませんか?


メリーメリー
love song for you
いつもいつまでも二人で年を重ねよう
メリーメリー
love you, need you
愛してる。なんて 言うのはさすがに無理だから!


春に出会ってあなたに恋して 夏が過ぎて 気づけば秋で
ちょっと寒いな もう冬かぁ 寄り添って 暖まろう
そういえば あれからどれくらいの 時間がいったい経ったんでしょう
笑ってシワを増やし そして


あなたが先に旅立ちました。


メリーメリー
今だけは 少し寂しいよ 涙がこぼれ落ちちゃうよ
メリーメリー
過去の私へ あの人の隣に私はもういません
だけど


メリーメリー
love song for you
私は今でも 変わらず幸せなままです
メリーメリー
thanks for you
ありきたりだけど あなたに出会えてよかったよ


だから今日は
少しだけ言うのが遅れたけれど
あなたを あなたを


愛してる。


wow wo


例えば世界が、明日終わるなら
あなたは何を望みますか
それは鳴った
世界の終わりを告げる音
華は散った
誰の目線にも触れることなく
船は行った
終着点へと全速力で
僕は待った
この太陽が消えて無くなるのを


アースガルドは戦乱に満ち
人は何を奪い何を守る
どうせ汚れた世界なら
視界をこの血で染めてやれ


愛情 才能
栄光 咆哮
全て欲しがるどうしようもない僕らは
消却 忘却
折角 失格
滅んで消えてしまった方がいいんじゃない?


だから僕はこの笛を鳴らすよ


花は咲いて 鳥は鳴いて
風に揺れて 月は満ちる


過去を消して 今は無くて
それでもただ 音を奏でる 


勇将 願望
籠城 空想
永遠の願いは失われて
有限 再現
還元 空天
僕らはみな空へと還ってゆく


だから僕はこの笛を地平まで届くように
奏でるんだ今世界の終末を