青い鳥を探そうと見上げたが、
やっぱりやめた。
空が青くて、見えそうにない。
どうやら僕はこの世界の
主人公ではないから
天気が変わったりは、しないらしい。


死んだら駄目だと言う人よ、
なら君は僕に
何をしてくれる?
死んだらいいよと言う人よ、
僕の死体を見て悔やめ。


明日、僕が死んだら
ようやく退屈な 世界 とも
おさらばだ。
明日、僕が死んだら
その後のことなら まあ
適当にさ、やっといてよ。


誰もが同じ格好で、
「他人とは違う」と
言い張って。
でも 自分もその歯車の
ひとつだと知ったから
もう駄目だと、
思ったんだ。


この世にかけがえのないものは
実は けっこう 少なくて、
その枠に、僕は
入れなかった。
真っ白に塗り潰したキャンバスを
持って僕は、
途方に暮れる。


明日、僕が死んでも
きっと何も変わらない、ね
知らないふりで
くるくる回り続けるんだろうね
ただの悲しみにさえなれずに


やりたいことはいろいろあった。
完全犯罪やサイバーテロ
気に入らないやつを
思いきり 殴ったり
思いきり 泣いたり
思いきり 怒ったり、
思いきり 笑ったり
誰かを信じてみたり


明日を 僕が生きたら、
変わるものもあるのだろうか
僕は歯車のひとつ
懸命に何かを支え 声をあげる。
明日を君が生きたら、
誰もいない夜を越えて
着いた朝なら
きっと変えられる。
妄想大好きその少女は
桃色眼鏡を掛けては
想像におまかせしたままに
本当のことをねじ曲げていった


狭い世界 繰り広げられた
でかい現実に 打ちのめされて
暗い歌 病みつきになるから
やんなっちゃうくらい リピート


「好き」 隙だらけの言葉に
次々と 騙されてみては
継ぎ接ぎみたいな 恋して
いつでも知らんぷりして


ひとりで 舞い上がっても
ゲームは 裏 裏 裏 裏 裏 裏
裏の繰り返し


この目閉じて見てみれば
目覚めちゃった感情が
そして見えてくるでしょう
お馴染みの症状です


どうかどうか行かないで
ギミギミって祈ったって
頭の中ぐるぐると
ちょっとイカレちゃってるんだ


まだまだ痛みは止まりません


二回目の 悪戯な嘘は
幼気な 傷心に沁みて
痛いけど 快感になるのが
センシティブな精神だ


「嫌い」 期待はずれの言葉を
機械みたいに 受け流しても
イライラ 抑えきれなくて
邪念疑念 振り回して


ふたりの マニアック紀行
でも これ あれ それ どれ それ これ あれ
あれ? どれだっけ


回る回るエゴイズム
恋したい年頃で
嵌る堕ちるパラノイド
不貞腐れた少女です


ここのところ男の子の
心もっとコロコロと
転がしたがる女の子
愛したって意味ないじゃん


この目閉じて見てみれば
絡み合った妄想が
膨らんで疲れちゃうわ
それはきっと メランコリー


どうかどうか行かないで
ギミギミって祈ったって
頭の中ぐるぐると
ちょっと疲れちゃってるんだ
そして君が知らずに 幸せな灰になった後で
僕は今更 君が好きだって


「大人になりたくないよ」なんて大人ぶってさ
駆けた 少年の日
どうやら僕に訪れた 悪戯(いたずら)は
相当タチの悪い 不老不死のおせっかい


神様ステキな プレゼントをありがとう
なんて 到底 的外れな
幼い冗談の奥に 大事に隠した
片思いは 察してくれないんだ


追い越してく 戻れない憧憬
好きな人に さよならを


いつか見た夕焼けは あんなにキレイだったのに
恋なんて呼ぶには 穢れすぎてしまったよ
そして 君が知らずに 幸せな灰になった後で
僕は今更 君が好きだった って気付いたよ


百年前の同じ日に 君のおばあちゃんは
同じ事を言ったんだ
君の孫の曾孫(ひまご)の その最期に
僕はまた一人になる


移ろってく メトロポリスと
君の名に 花束を


いつか見た夕焼けは あんなにキレイだったのに
恋なんて呼ぶには 穢れすぎてしまったね
そして 血が流れて 世界が灰になった後で
僕は今でも ふいに君を思い出すんだ


誰もいない 枯れた世界で
悪戯(いたずら)の 意味を知ったよ


臆病 でも今なら言えるんだ
地球最後の 告白を


いつか見た夕焼けは あんなにキレイだったのに
恋なんて呼ぶには 遠回りしすぎたよ
そして 何もかもが 手遅れの灰になった後で
僕は今更 君が好きだって
君が好きだった って言えたよ
気付いたときにはもう与えられてたゼッケンナンバー
参加しますなんて一言でも言った覚えはない


気付いたときにはもう鳴らされていたスターターピストル
最終ゴールさえ知らされないまんま駆け出した


息を切らして追いかけてつまずいて 見失ってここはどこ
同じような風景ばっか それでも踏み出してく一歩


実況も解説も観客も居ない 誰も褒めてくれやしない
先頭を走る背中はいつだって届かない 届かない
背負ったハンデがまるで不条理でも途中棄権も許されない
こんなインチキばかりのレースでも
走り続けることしかできない


理想的なシナリオによれば引き立て役なんだって
分かってるけどそんなもん認めるはずもないだろ


無我夢中になればなるほど増えてく見落としてきた給水所
汗も涙も出なくなって それでも踏み出してく一歩


声援も檄(げき)も悪口も聞こえない 誰も僕を見てやしない
後方に迫る影に怯えていつも逃げ惑う 逃げ惑う
辿ったコースは曲がりくねりながら望んだものと違ってく
こんなインチキばかりのレースでも
走り続けることしかできない


上がった息と擦り減った靴に
何度も足を止めたくもなるけど
孤独の夜と永訣(えいけつ)の朝を
繋いできたのは僕だって誇れるように


実況も解説も観客も居ない 誰も褒めてくれやしない
先頭を走る背中はいつだって届かない 届かない
背負ったハンデがまるで不条理でも途中棄権も許されない
こんなインチキばかりのレースだって
まだ終わらせやしない
人道を飾り立て弱者を守った聖者
<見下した優越な今 押し付けた常識倫理>
差別化の社会では誰もが狂った瞳
<潔癖な神経質 矛盾だらけ>
見据えて



街中で吐き捨てた正義
僕らに残る
選択肢のどれを選べば
正しいと言えたんだ


<善か?悪か?そんなものに意味は無い>



見つめてたものは感情のエラー
痛がりな君の その声も
いつかは消える
溶け合う僕ら何色に映る
執行人はその裁きに
何を見た



黒を纏い続けて白を裁き続けてた
<感情を押し殺して 沈黙に生き永らえた>
変わり映えのない日々 何が正しいのかさえ
<要らない物捨てられず 抱え続けてた>
理解不能



喧騒の止まぬこの街の秩序は何処
見殺しを続けた瞳 誰のために問う


<一も全もいつかはただ消えていく>



鳴り止まぬ鼓動あの朝に溶ける
泣き虫な君の その唄も
いつかの記憶
正しさを求め続けていたんだ
執行人はその裁きに
何を知る



見つめてたものは感情のエラー
痛がりな君の その傷も
いつかは癒える
惑い続けたモノクロの景色
泣き虫な僕の この声も
いつかは届く
強く在りたい少女の願いは
ただ一度だけの幸福な
今を


砕けた欠片集め
少女は行く