「気持ちが落ちると体が痛み、体が辛いと心が落ちる。

心と体はつながってるのだと、病気になって身を持って知った」

という、この言葉にピンと来た方は、ご覧になっているのではないでしょうか?

『しあわせは食べて寝て待て』の中で、主人公のさとこが体の苦痛を抱えながら呟く言葉です。

 

この「さとこさん」を演じてる桜井ユキさんは、『虎に翼』での華族の美しい、凛としたお嬢様の印象が強いままだったので、最初に新しいドラマの役柄を知った時には意外な印象でしたが、今や私の中ではすっかり、色々と気持ちがわかる「さとこさん」だ。

 

けれども、主人公が病を抱えているといっても、このドラマは決して暗くはない。

登場人物がみんな(さとこの昔の職場の方以外は!)それぞれ心に抱えるものがあっても、暖かくて見ていると心が癒やされる。

 

「果報は寝て待て」という言葉はよく昔から聞いたけど、そこに「食べて」という言葉が含まれることが、このドラマの表現のよいところでもある。

 

そもそもこの作品の作者さんご自身が、主人公のさとこさんと同じような膠原病をご経験されているという実体験から描かれているからだと思いますが、「薬膳」で食事を通じて、体を元気にしよう!という流れが、登場人物同士の交流の中で、美味しそうな(そして体によさそうな)食事や香りのよいお茶やお菓子なども、随所に登場してくる。

 

私は病むと「食べる」ことができなくなってしまい、

そもそも「食べる」ことに興味がなくなるという・・・

 

だから、このドラマを通じて色々とやる気になれることは、とても嬉しい。

例えば、先日、さとこさんが青葉さんと一緒に行ったお店で食べた「とろろ定食」を見ていると、母に教えてもらった「とろろのお味噌汁」を突然食べたくなり、早速作って食べると、懐かしい味にほぉっとしました。

 

思い出の味に癒やされる。

まさしくその通りでした。

 

そして「ネガティブ・ケイパビリティ」という、「できない自分を認める能力」という言葉にもホッとさせられた。

今は、できることから。

ささやかなことでも、できたことを喜んでみようと思う。

 

そういえば、チリコンカンも作りたいと思っています。

以前よく作っていて得意料理(のつもり)でしたが、黒豆を使ったチリコンカンは初めて見ましたし、新鮮な感じがしますので、レシピを真似して作ってみようと思っています♬

 

それから『虎に翼』のよねさん役の土井さんが登場した時も嬉しかったので、ぜひまた彼女にも出てきてほしいと楽しみにしていますラブラブ