今日は、3月11日。
なんとなく、気持ちがいつも以上に引き締まり、被災地に気持ちが向かいますが、私は自分の体調すら整えることが出来ない、、、
情けなさも感じてはしまいますが、正直なところ、それ以上に恐怖のような気持ちもあります。
今年は元旦から衝撃を受けるような大地震が起こり、まだまだ復興とは程遠い状態の中なのに、最近は千葉方面でも地震が続いていて。
一番怖いのは戦争だとは思ってはいましたが、一瞬で何もかもを失ってしまう、、、
そんな地震について、必ず来るよ、でも明日なのか、100年後なのかはわからない、と書いた本が今、私の手元にあります。
おそらく、このところの続く訃報に心が痛んでなければ借りなかっただろう本を、この病院の図書室からお借りして来ました。
過去の映像の中で、さくらももこさんへのお悔やみを語っていらした、TARAKOさんの姿を見ながら、さくらももこさんはいくつでお亡くなりになったの?と、
ふと思って調べたら53歳で、乳がんで!!
思わず、もっと若くして、やはり乳がんで逝ってしまった親友の面差しが胸に浮かんできて、切なくなりました。
そんなこんなで、絶句しながら本を読んだら、この本は、ももこさんがオールナイトニッポンに出た頃の本でした。
偶然にも、最近は『ブギウギ』ですっかり親しみを持っていた、淡谷のり子さんのお家に遊びに行き、彼女らしい「私は好きなものは好き、嫌いならものは嫌い。こうやって生きてるだけ」と、語られていたというくだりでは、彼女の人となりに納得しながら読んだものの、
いつ?と調べたらこの本は、1992年の本でした。
時間の流れを残酷なほどに感じるこの頃に、
そんな私には刺さる一冊になりました。
時折、クスっと笑わせてくれるのですが、それはそれも切ない。
それでも、今日からまた検査がしっかり始まるので、検査の合間を見ながらも、病院の中をうろうろする日々になりそうです。
昨日、ゆっくりと行ってみた屋上庭園では、外気にあたれるのが、やはり嬉しかったです。
たとえ、寒くても。
でも、風邪をひいたら誤解されそうで、大変なので、そこは考えながらも。
それでも、気持ちがよかった〜!!
外気に触れられる幸せ。
こんなこと、日常では考えることはありません。
しかも、昨日と同じように今日も過ごせる。
それがいかに幸せなのかを感じることが出来る、今日の日の気持ちを忘れないようにしたい、、、
そんな一日です。