朝ドラ『ブギウギ』が戦争の中で、まさしく苦しみの時代を描いています。

 

救われるのは、その中でも師である服部良一さんである、羽鳥善一さん(この方の名前の付け方に納得してしまいます)が、戦死してしまったスズ子の弟さんの為に作った『大空の弟』が、歌われたことです。

 

この作品は、最近発見されたそうで、音源はなかったそうなのですが、こんなにも生々しくリアルな歌を服部良一さんが書かれていらしたことに感じ入りました。

 

名前しか知らない笠置シヅ子さんなので、朝ドラを見るのが楽しみでもありますが、結局、最後までドラマのみだというのは我慢ができず、原案本だという本を購入してしまいました。

 

この本です!!

 

 
購入してからすぐに一気読みしてしまいました。
 
この時代についてのもろもろや、笠置シヅ子さんだけに留まらず、彼女を取り巻く方達についても詳しく語ってくれる、そんな一冊でした。
 
この本が書かれたのは最近のことなのですが、それまでに笠置シズ子さんに関する著書が「一冊も出てない!!」ということに気づかれた著者が、「これは私が書かなければ!」という使命感のようなものに燃えて書かれただけのことがあって、なんというか、読んでいると熱量のような強い思いが伝わってきます🔥
 
本当の笠置シヅ子を伝えたい!!
そして、本物の笠置シヅ子さんの歌を踊りを見たかった!!
そんな思いが伝わる熱い思いをこめているだけがある、この一冊は『ブギウギ』にご興味を持たれた方には、お勧めしたい本だという気がしています。
 
それにしても、服部良一さんという作曲家さんの作る音楽の幅の広さに驚いていましたが、その彼を育てたのがウクライナ亡命人エマニュエル・メッテルという凄い音楽家さんだったというのが、今の時代では突き刺さる気持ちにもさせられます。
 
すごい記事でしたので、貼らせて頂きます。

 

 

 

 

あの朝比奈隆さんもこのメッテルのお弟子さんのお一人だったそうです。

 

それにしてもメッテルさんを弟子にしていらしたのが、あのリムスキー・コルサコフだというのだというので(!!)、けれどやはりロシアに辿り着いてしまうのかとは、複雑な気持ちになりながらも、それでも服部良一さんが、コルサコフの孫弟子にあたるのだと思うと、さもありなん・・・的な気持ちにもなったりもしています。

 

だんだんと服部良一さんの復刻されたという『ぼくの音楽人生』も読んでみたい!!という欲求が強くなってきてしまっています音譜

 

 

それにしても、今日のスズ子さんの(趣里さんの)熱唱場面には心を持っていかれました。

 

 

 

その直後に歌われた戦時下での『ラッパと娘』は、見事に早くも、絶望から希望への歌声だと感じました。

 

 

 

 

六郎君の戦死の知らせを受け取って以来、「胸がつまって歌えない」ということで苦悩している様子を見ていると、未だに言葉が出にくい、滑舌が戻らない自分の状況がメンタルから来ている・・・・・・と、あちこちで指摘されている意味がわかるようにも思え、心が痛みましたが、彼女があの若さで失っていくものを思うと、その中であってもあの堂々とした歌声を響かせるようになっている姿を見ていると、勇気が湧いてくるようにも思えました。

 

笠置シヅ子さんを通じて、今日もまた元気を頂いています。

スズちゃんとして熱演されている、趣里さんのおかげでもありますっ。

 

そんな人は私だけではないのでは?と思います。