ショパンコンクールもいよいよファイナルが始まりました。

 

流石にコンテスタントの演奏を全部追うのは難しいので、

ファイナルに残られた12人(通常は10人ですが)

見てホッとしたり、「?」となったりしましたが、

12人残ったということは、レベルの高いコンクールだと

もいえると思います。

(これは審査が大変だろうとは思います😓)

 

個人的に応援している反田恭平さん、小林愛実さん、

アレクサンダー・ガジェヴさん、時折ハラハラしつつも

(思わず応援したくなる方^^;)ガルシア・ガルシアさんの

ファイナルの演奏はぜひ聴きたい!と思っています。

 

 

 

 

昨夜の深夜に反田恭平さんが演奏されるのは、

朝起きてから聴く予定でした。

が、私は風邪をひいていたということもあり、

薬を飲んだせいか、早く眠りにつき、

夜中にマリィちゃんに起こされてしまいました。

 

起きて思わず時間を見てyou tubeを開いたら、

ちょうど反田さんがこれから演奏されるというところで・・・・

(おそらくマリィちゃんは反田さんのファンなのだと思います)

聴き始めたら夢中になり、結局ラストまで聴き入り、

夜中に一人で拍手してしまいました♬

 

オケも以前の時のように遅く感じることもありませんでした。

 

緊張する長い前奏の間も目をつぶり、

ショパンの音楽の中に入られる反田さんのお姿を見ると、

私のドキドキもおさまり、彼の奏でる音に集中しました。

 

しっかり指揮者とアイコンタクトを取りながら、

オケと調和し、美しくどこか切ない旋律を

しっかり響かせてくれます。

 

第2楽章のピアニシモでは、どこか甘やかさもあり、

愛の囁きをピアノが歌い上げているかのようで、

こんな言葉を囁かれたら・・・・

という不思議な心地よさ。

 

そして大好きな第3楽章では、小気味いいくらいに、

クリアなピアノの音とオケが長く通じ合い、一つになり、

楽しそうにも響き渡ります。

 

ラストの轟くかのような速さの右手の軽やかなスケールに合わせ、

左手のメロディーがしっかり深く響き、

その両手が一つになりラストの渾身の旋律を奏でるあたりからは、

観客も我慢できなかったようで、

フライングの拍手が起こりましたが、

その気持ちはよくわかりました。

 

途中からはコンクールということを忘れ、

円熟した奏者の演奏に身を委ねているような幸せで、

胸が痛くなるような気がしました。

これからまだ8人の方が演奏されるので、

結果はまだまだわかりませんが、

私にとってはこの演奏は決して

忘れられないものになると、もう確信しています🌟

 

聴くものの心震わせずにはいられない演奏。

それがこの時の反田さんのショパンコンチェルト。

 

 

 

 

演奏後に階段を降りてカメラに気づいてのピースされた

そのお姿からも彼の心が伝わってきます。

 

少し休んだら、幼馴染の小林愛実さんのサポートを頑張りたいという反田さん。

彼のそういう人柄も音楽には現れているような気がします💓

 

 

 

 

それでも、今日聴いてみたイタリアの可愛い女性、

レオノーラ・アルメリーニさんの演奏は当然ですが、

魅力がまた全然違う上、とても愛らしい人柄が溢れ出る。

ピアノにしっかり歌わせて緩急もしっかりつけて幸せそうに演奏されていました。

 

こういう演奏を続けて聴くと順位をつける必要があるの?

個性はそれぞれ、好みもそれぞれなのに・・・・・

という切ないような気持ちになってしまいます。

 

芸術というのは、なんて美しくて残酷な世界なのだろうかと、

改めて感じてしまいます。

 

そんな中、芸術の世界からこの世に遣わされた

コルラトゥーラの女王、エディタ・グルベローヴァの訃報が飛び込んできました。

 

今日はワールド・バレエ・デイですが、

今はショパンとグルベローヴァのこの世のものとは思えぬ美しい歌声を聴いていようと思っています。

 

大好きなグルベローヴァについては、また改めてアップしたいと思っていますキラキラ