今日は月イチで通う、近所のかかりつけ医の先生のクリニックでの診察日。

 

もうすっかり慣れた、消毒や体温チェックが終わってから隣の方と間隔を開けて椅子に座りますが、こういう一連の行動もすっかり身についてしまっています。

 

Twitterやニュースをのぞくのにもなんだか疲れたので、本を読み始めたら、診察室から呼んでもらえました。

「どうかな?特に変わりはないかなー?」と、気さくで話のしやすい先生と、もはやほとんど世間話をしながら一緒に笑い合う。

それでも、先生が疲れてるように見えたのは、私の気のせいなら良いのですが。

来月は、今年最後の診察になると思うので、もっと楽しい(?)診察時間になるといいな、なんてことを思いながら、そのまま買い物に行ってから帰宅しました。

 

マスクをつけたり、パーティーションのある生活にはすっかり慣れたものの、今でも少し寂しいような物足りないように思うのは、同じ建物に住んでる方達と出会った時のご挨拶の時です。

 

以前なら、短い言葉を交わす時は、やはり笑顔になりながら声をかけあっていたように思い出します。

「おはようございます」

「さようなら」

「おやすみなさい」

「何階ですか?」

お顔を覚えてる方は本当に少しなので、ほとんどこんな短い言葉のやり取りばかりですが。

 

でも、当然ながら今の状況になってからは、エレベーターの中でもお互いに距離を取るようにして、マスクの内側で、もごもごと挨拶しつつ、軽く会釈するだけ。

 

それが奇妙に今日はことに寂しい・・・と感じてしまったのです。

この最近の報道に怖さを感じてるからなのかな?と思いながらも。

 

それでも、先日の連休に母の面会(ガラス越し)に行ってみると、

主任さんが「なんとかこの状態での面会は続けたいと思ってます!」と、

外から母に話しかけたり手を振ったりする私達に、スピーカーを通じて話して下さいました。

 

「外は寒いでしょう」とも気を使って下さいましたが、その暖かい言葉は寒さを吹き飛ばしてくれました。

それに時間は10分程度なので、その短い時間に「今現在の母」を目にも心にも焼き付けようとも精一杯で。

 

一回一回の面会が一期一会。

 

そんな気持ちになりながらも、こういう施設のスタッフさん達も同じ建物の方達も先生も・・・・みんなみんな頑張ってるんだろうと思う。

 

マスクの内側からの挨拶も、楽しいという思える時も、美味しいと思う時も、大好きなことに集中する時も、何かに美しいと感じる気持ちも、

こんな時だからこそ、今まで以上に大事に大切にしなければと愛しむ思いは強くなってるような、そんな気もしますラブラブ