ヒットすればよいなぁ・・・・・・と思いながら、想像以上に感動しながら、涙と共に『ボヘミアン・ラプソディ』を心から堪能して帰宅した日は、昨年末のことでした。

 

そして年が開けてからも、「まだ上映している間に!!また見たい!」と、映画館にかけつけたのですが、一度目に観た時よりも、知らなかったたくさんの情報を得たおかげでか、改めて感動も感激も心にこみあげるものも多々ありました。

それだけに、今年のアカデミーの行方はいつも以上に気になりました。

 

また、バレエ好きの友人達とは「このQueenブームが、『バレエ・フォー・ライフ』の上演につながらないかなぁ!」なんて会話は、何度も何度も飛び交っていたので、それだけにこの発表には嬉しさも格別ですはあと

 

本当に実現しました!!

『バレエ・フォー・ライフ』が、本当に2020年に上演されるという発表を受け、今からワクワクしています。

https://www.nbs.or.jp/publish/news/2019/02/ballet-for-life.html

 

 

 

 

モーリス・ベジャールがジョルジュ・ドン、そしてフレディ・マーキュリーへのオマージュとして創られたこの作品ですが、Queenの楽曲が17曲も使われますが、時折モーツァルトの美しいメロディーも奏でられ、ダンサー達がさまざまな表現、色々な世界を見せてくれます。

 

ベジャールは、この世に宝物を残された、ギフトと共に生まれながらも若くして逝ってしまったモーツァルトへの思いもこめていらしたのかとも感じたのですが、

実は、私は『バレエ・フォー・ライフ』は映像でしか観ていないので、できることなら生で鑑賞したいと切望しながら、2020年の5月を思って気持ちが躍動しています!!

 

 

 

 

 

 

 

 

フレディ・マーキュリーに代わる歌声は誰にもできないと思っていますが、アカデミーのような大きな舞台で歌うアダム・ランバードの音域や雰囲気を見ていると、やはり彼は本当にエンターティンメントターなのだと思いました。

ただ、最近、フレディの歌声でのQueenを聴く機会が多かったからかもしれませんが、

やはりフレディの声は唯一無二の、天からの特別なギフトだったのだとも実感させられましたが。

 

とはいえ、アダム・ランバードやクリス・アレン、個人的に好きだったダニー・ゴーキーの歌声を毎回聴くたびに、誰が優勝するのかとハラハラしながら観ていた頃の『アメリカン・アイドル』のクオリティの高さと面白さも思い出しましたりも音譜

 

そんなハードな番組を勝ち抜いてきた(皆が安心したのか準優勝でしたが)アダム・ランバードは、今の自分のパフォーマンスに、ラミ・マレックと同じようなプレッシャーと努力を背負いながら、けれどもそれ以上の誇りと喜びを感じているのではないかとも思います。

 

 

また、2月25日はジョルジュ・ドン、そして日本人に何度もベジャール作品の素晴らしさを見せ続けてくれたシルヴィ・ギエムの誕生日でもありました。

モーリス・ベジャールという、もう言葉では表現できない、宇宙的な振付家を日本に広く伝えてくれたような存在のお2人が同じ誕生日だという事を知った時には、舞踊の世界のつながりのように思えて、嬉しいような気持ちにもなったことを思い出しますキラキラ

 

2020年の5月、私は我が家はどうしているのかはわかりませんが、

どうか、生で『バレエ・フォー・ライフ』を鑑賞できるようにと願いながら・・・・・

 

天界にいらっしゃるベジャール、ドン、そしてフレディ・マーキュリーが共に喜んでいらっしゃるようにと祈っています虹