いつの頃から言われてるのかはわかりませんが、11月22日はいい夫婦の日なのだそうです。

 

けれども、我が家にとっては、11月22日がいい夫婦の日という意識は非常に非常に薄~く(!!)けれども、モーリス・ベジャールのご命日という認識の方は、ずっと強くて深いのです。

 

 

 

猫を抱いているベジャールの写真の笑顔はとてもあたたかく、彼の大きな包容力のようなものが伝わってくるように感じられ、大好きです。

だからなののでしょう。

大事な場面で使われるベジャールの写真は、ほぼいつもファンが見慣れた、優しい笑顔で愛しそうに猫を抱いている姿なのだと思います。

 

 

 

ベジャールの10年目に、BBL(モーリス・ベジャール・バレエ団と呼ぶようですが、私は「ベジャール・バレエ・ローザンヌ」という呼び方の方が好きです)が11月に来日公演を行い、ご命日にあたる本日の『ベジャール・セレブレーション』では特別なガラが行われるそうです。

 

 

 

 

この特別な日にこの公演に行ける方は、なんて幸運なのだろう!!と思いながらも、今年は色々あったので、BBLが地方公演をして下さらなければ私は生で今年の来日公演を鑑賞出来なかったとも思うと、改めてこの来日公演日程に感謝でいっぱいになります。

 

同時に、ベジャールと日本との絆の深さを改めて感じながら・・・・

 

そしてそれは佐々木忠次さん、そして一時期は毎年、新作と共に『ボレロ』を踊りに来日ツアーを行い続け、舞台のたびに新しい感動を見せてくれ、ファンを魅了し続けてくれたシルヴィ・ギエムという文字通りに100年に一度のダンサーの存在が大きかったようにも思い返しています。

 

今日、Twitterで初めて知ったのですが、このベジャールの代表作のようなラヴェルの音楽『ボレロ』が世界で初演されたのも11月22日なのだそうです。

なんだか、不思議な縁のようなものを感じてしまいます。

 

フィギュアスケートの世界においてもトービル&ディーンの頃から最近でもカロリーナ・コストナー選手の『ボレロ』でもボレロを使ったプロは、ベジャールのテイストが思い切り入っています。

そういえば安藤美姫さんが『ボレロ』を滑られた時、小林十市さんの指導を受けたとも読んだ記憶もよみがえってきます。

 

色々な意味で『ボレロ』といえばベジャールというのは、つながってるように感じます。

 

もちろんベジャールの作品は『ボレロ』以外にもあまりにも多く、私自身も映像ですら観ていないものも多く、また、あまりにも素晴らしい感動が強烈に胸に残っているので、どうにかして映像化してもらえないものかと願い続ける作品も多数です。

 

そんなことを思っていたので、なおさらに朗報に思えたのは、この映画の上映でした。

 

『ダンシング・ベートーヴェン』が12月23日から上映されるというのことを知ってから、ワクワクしています。

 

公式サイトです。

http://www.synca.jp/db/

 

 

予告映像を観てるだけでも心が躍動してきます。

 

https://www.youtube.com/watch?v=j8eQhdQnGrs

 

 

BBLと東京バレエ団、そしてズビン・メータ指揮のイスラエル・フィルハーモニー管弦楽団の素晴らしい演奏の饗宴に涙した公演を鑑賞できた、忘れらない幸せな記憶がよみがえってくる。

 

私達にとって、素敵なクリスマスプレゼントのような気がしています。

 

ベジャールの10年目のご命日に・・・・

彼の作品を生で鑑賞し、感動を重ねてこられた事に感謝をこめてキラキラキラキラキラキラ