今朝、Twitterwをのぞいた時に目に飛び込んできた嬉しい情報。
パリ・オペラザ座バレエの『白鳥の湖』の公演後、ローラ・エケが、エトワールに任命されました!!



任命された時の動画です。
早くにアップして頂けて、動画を見ながら一緒に拍手できたのは嬉しかったです!!

https://www.youtube.com/watch?v=P-ZsxQwMFk0&app=desktop


ミルピエ体制になってからの最初のエトワール任命ですが、正直なところ・・・・彼には多少、不安を抱いていたのですが、これは拍手したいサプライズです。


長身でスタイルのいいローラ・エケですが、どこかクールな印象も受けるので損をする事もあったのではないでしょうか。
けれども、昨年の『エトワール・ガラ』で見せてくれたバランシンの「ダイヤモンド」での文字通り輝くような舞い。この時の彼女はまだスジェだったのですね。
ジェローム・ロビンズ振付の難解そうなリフトもふんだんに入った「イン・ザ・ナイト」では、それでも優雅に軽やかに踊られていらしたのを思い出します。
この「イン・ザ・ナイト」の練習の時間は本当に短かったそうですが、イザベル・ゲランがこの時の彼女の指導をされていらしたのを知り、ゲランの大ファンだっただけに、あの美しい「イン・ザ・ナイト」を思い出しながらも二重に嬉しくなってきています。

そのあたりの流れについても細かく読むことができる、チャコットさんのDance Cubeの昨年のローラ・エケのインタビュー記事です。

http://www.chacott-jp.com/magazine/world-report/from-paris/paris1409b.html


エトワールになられ、きっとますます円熟味を増した踊りを見せてくれることを期待できるローラ・エケ。
そして忘れられない感動を残してくれた『エトワール・ガラ』公演が、また地方公演を含め、上演されることを心から楽しみにしたいと思っています