初日の興奮やら感動が覚めやらないまま向かった2日目のオデット&オディールは待望の浅川紫織さん。
そして王子様は遅沢祐介さん。
先日謎だった阿部寛さんからのお花の理由が今日わかりました!!
阿部寛さん主演のドラマ(私はこの『新参者』というドラマを観た事ないのですが(^_^;))に宮尾俊太郎さんや
益子倭さん始め、K-BALLETが全面的に協力されるそうです。
↓
http://www.k-ballet.co.jp/news/view/886
オンワードさんのお花もとても華やかで綺麗でした。
チャコットさんは、演目に合わせたのでしょうか??
真っ白なお花がバレエ・ブランを現してるかのようです。
今回も内容が充実したパンフレットを読んで、浅川さんのオデット、オディールへの役への深い思い入れを感じ、
とても期待をした舞台でしたが、幕が上がってからは彼女の役への思いの深さは、
そのまま舞台に現れてるように感じました
そして、もとは王子役よりロットバルトのイメージが合うように思えた遅沢さんでしたが・・・・
彼は王子がオデットとオディールの両方に心を奪われてしまう王子の心を彼なりの分析していらっしゃるので、
それを読むと、熊川ディレクターは、信頼できる段階に入ったダンサーさんには、厳しいながらもそれぞれの
役作りや役になりきる為に、自由に表現させるのかもしれない?、などと考えてしまいました。
(ジゼルでも熊川さんと宮尾さんの一幕はかなり違いがありました。
一番わかりやすかったのは、花占いの部分で、一枚だけちぎり花びらを数えるだけの熊川さん、全部の花びらを
ちぎってしまう宮尾さん、お二人のアルブレヒトは色々と違っていました。
おそらく基本的な大事な部分には厳しくとも、役の中に入れるアプローチはそれぞれの感性に任せて
いらっしゃるのかも??なんて、これはあくまでも私の勝手な想像ですが
)
特に印象に残ったのは、浅川さんのオデットの王子への思いです。
若い頃はもっと違う表現をされてたそうですが、今はオデットは王子へ「巻き込んでしまってごめんなさい」
そんな究極の優しさをもって踊られた彼女のオデットは、その言葉が体現されたような美しさが溢れていました
この日のキャストです。
↓
http://www.k-ballet.co.jp/performances/pdf_down/127
この日も幕が開くと、ベンノ役の井澤さんが楽しげに跳ね回り、平和な国の様子の象徴のようにも思えるのですが、
登場した遅沢王子様は、初日の熊川王子様とは違い、以前と同じ衣装です。
こういうのは、ご本人達の意向もあるのでしょうか??
とはいえ、遅沢王子様は熊川王子様と違い、ワインを飲み過ぎる事もなく(笑)でも、熊川王子様よりは
大人なイメージで、皆の踊りを楽しんだり、家庭教師とのやり取りも身分の違いが感じられるように見えます。
平和な国で問題なく暮らす事に満足してる・・・・・というご様子でしょうか?
トロワでは、この日は池本さんが会場を沸かしました
このバレエ団の凄いところは、去年と顔ぶれがかなり変わってるのにもかかわらず(それはどこのバレエ団でも
そういう時期はよくある事ですが)すぐにこれからが楽しみ!!と期待感が高まるダンサーが登場してくる事です。
それはロットバルトを踊った杉野慧さんの踊りを見ながらも感じる事でした
もちろん、キャシディさん程の貫禄はありませんでしたが、でも彼はまさしく梟であり、鳥の悪魔らしく、軽々と
舞台を支配するかの如くに飛びまくります。
この若いロットバルトのキャストは、なかなか新鮮だったと感じました。
痛快なほどに、舞台を飛びまくるロットバルトは、神出鬼没な巧妙な悪魔という感じが伝わって来ますし、
衣装はもちろん、同じものをつけていても若々しさは溢れてくるので、浅川さんのオデットがあまりに綺麗なので、
同じ演出でもやはりロットバルトはオデットを自分のものにしたいという邪な恋愛からの気持ちで彼女に呪いをかけ、
支配していたのではないか?等々、キャストが変わる事でイメージや感じる事が変わってくるのです。
浅川さんのオデットは期待以上でした
彼女は登場した瞬間から驚く程にオデットになりきっていて、そしてとても美しいので思わず息を呑みました。
輝くような美しさとオーラで、何の説明がなくとも、彼女が高貴な存在である事が伝わります。
また、どんなパをしても心をこめてオデットとしての動きに徹してるので、ただただ見惚れてしまいました。
これは王子様が、即座にオデットに恋に落ちてしまうのは当然だとも感じさせらます
そして、一時は歩く事すら痛みで苦しんでいらした・・・・という浅川さんがこのような素晴らしい踊りが出来るまでの
日々をも思い出すと、色々な意味で勇気を頂けました。
オデットになりきり、大変な運命を背負いながらも切なさや哀しみだけでなく、どこか凛々しさも失わない、
全身全霊でオデットを踊られる浅川紫織さんという方への尊敬の思いが、湧き上がりました。
どこの部分を切り取ってもオデットそのものと言いたくなるような、スキのない、オデットになりきられて、
心からこめて踊ってる姿は本当に綺麗で、文字通り、瞬くのも勿体無いような気持ちにさせられました

遅沢王子様は、相変わらずサポートが上手いので、浅川さんの美しい踊りを引き立てるかのように
優しくスムーズに持ち上げたり回されますが、このお二人は使われる空間が大きく、美しいのにダイナミックさが
同時に感じられるので、昨日とはまた色合いの違う幸せな空気感が伝わってきます
コールドはこの日も美しく、そんな二人を盛りたてます。
また、オデットのコーダのアントルシャの連続は好きな部分なだけに毎回見入ってしまうのですが、彼女は
期待以上に細かな足捌きで魅了してくれて、白鳥の王女様の気品と同時に内面の強さをも踊りを通じて
感じさせてくれました
でもそんな幸せな一夜は、すぐに過ぎてしまい、夜明けと共にロットバルトが現れ、白鳥に変身してしまうあたりの
苦悶のアームスの動きは激しくて、痛みを感じさせるようで、前日の荒井さんと同様に人間から白鳥に
戻される、苦しみ、哀しみが観る私達の胸に刺しこんでくるようで・・・・
一幕では、熊川王子様に比べると淡々と平和な王国を楽しんでいたように見えた遅沢王子様もここでは、
恋に落ちた相手の過酷な運命を目の当たりにして、苦悩します。
本当に舞台は一期一会だと、このような時に感じさせられますが、思い切ってこの日も観る事にして良かったと
つくづくと思っていると、幕が降りてしまいます。
そして三幕!!
前夜と同じように花嫁候補達の中にオデットがいない焦燥感や不安が募った時に現れるロットバルトと
オディールですが、浅川さんのオディールはそこまでお化粧は濃くもなく、品すら感じさせるので、これじゃ、
王子様が間違えるのは仕方ないのかも?と思う程に狡猾で・・・・・そして美しい。
特に大きな拍手が起こったのはグランアダージョでのバランスキープです。
王子様の手を離しても自分のポワントだけで綺麗に微動だしない浅川さんのオディールには、大感動でした
遅沢王子様も前日の熊川王子様のように高度なパのソロで会場を魅了するのですが、一幕では平和そうで
あまり表情の変化も少なかった彼が、だんだんと色々な表情を見せるようになってくる・・・・・
遅沢王子様の個性は、この変化にあるのかもしれません。
平和な王国で幸せに暮らしていた王子の心がこんなにもかき乱されるのは、初めてだったのではないでしょうか?
そんな事を思いながらも浅川さんのフェッテの後、もう止められない激情をこめたかのように激しく回る王子様!!
踊りを通じても彼の気持ちの変化は感じ取れるのです。
切なげで、苦しげにちょっともったいぶったように手にキスさえさせないオディールに、今や完全にもて遊ばれてる、
そんな遅沢王子様。
品があるような踊りの中でも狡猾な誘惑を見せる浅川オディール。
美しいだけに王子が愛を誓い、全てが露見した時のオディールが本性をついに見せたような思わず
ぞっとするような高笑いが止まらなないような姿を見せる彼女は、悪魔の娘なのだと実感させられます。
だからこそ、再びオデットとしてスワン達の元に戻り、嘆きながらも心からの謝罪を受け入れるだけでなく、
王子をもいたわるような無償の愛を見せた時の変貌ぶりには、再び感動させられました!
そんな強い絆で結ばれた二人を引き裂きに来るロットバルト。
王子も必死で闘うものの、悪魔の力に追い詰められる姿を観た時、決意をしたかのようにしっかりと彼をかばい、
何の迷いもなく崖から飛び込むオデットは、自分一人が何もかもを背負いたかったようにすら見えましたが、
王子の愛も決して軽いものではありません。
遅沢さんってこんな表情をされるのだと、つくづくと見つめる暇もなくオデットの死に嘆いた直後に彼も
すぐにオデットの後を追って崖から飛び降ります!!!
そして、天界で結ばれる様子をスワン達が見届けるようなエンディング・・・・・

少し気になるのは、スワン達はこの後は人間に戻れたのだろうか?という事なのですが、きっとこんなにも
自分達の王女様を大事に思っていたスワン達なので、ロットバルトが破滅したのですし、彼らも人間の姿に戻り、
それぞれの人生を強く生きてゆくのでは??と、そんな想像をしたくなるようなスワン達の美しい忠誠心の
現れのような姿をも見つめますが、幕が落ちた途端に昨日とはまた違う感動をくれたこの舞台へ
大きな大きな拍手とブラボーが贈られます
この美しい浅川さんのオデット&オディールが、ツアーの中で一度きりなのは、なんとももったいなくも思いますが、
それだけに、その貴重な一度の彼女主演の舞台も観られた事に幸せを感じています
遅沢さんは次はあのニーナ・アナニアシヴィリと宮尾俊太郎さんがオデットと王子を踊られる日のロットバルトに
なられますが、そういう意味でも彼は、なかなかオールマイティーだと思います。
次の私の地元での公演までは、少し日数がありますが、それだけに次回の熊川さんと荒井さんの舞台が
初日とはどう違うのか?また、イメージ的にはエレガントで優しい王子様になりそうな宮尾さんと
今では母性的なオデットを踊られる?なんて、想像してしまう大好きなニーナの舞台も心から楽しみです
基本はしっかりと厳しく指導されても舞台の上ではそれぞれの個性が光る、K-BALLETの魅力の一つなのかも
しれないとも思います。
次に大阪での公演では、また新しい感動との出会いを楽しみにしていますっ!!
台風が気になりますが、どうか無事に全国ツアーが成功を重ねていきますように・・・・・
そして王子様は遅沢祐介さん。
先日謎だった阿部寛さんからのお花の理由が今日わかりました!!
阿部寛さん主演のドラマ(私はこの『新参者』というドラマを観た事ないのですが(^_^;))に宮尾俊太郎さんや
益子倭さん始め、K-BALLETが全面的に協力されるそうです。
↓
http://www.k-ballet.co.jp/news/view/886
オンワードさんのお花もとても華やかで綺麗でした。
チャコットさんは、演目に合わせたのでしょうか??
真っ白なお花がバレエ・ブランを現してるかのようです。
今回も内容が充実したパンフレットを読んで、浅川さんのオデット、オディールへの役への深い思い入れを感じ、
とても期待をした舞台でしたが、幕が上がってからは彼女の役への思いの深さは、
そのまま舞台に現れてるように感じました

そして、もとは王子役よりロットバルトのイメージが合うように思えた遅沢さんでしたが・・・・

彼は王子がオデットとオディールの両方に心を奪われてしまう王子の心を彼なりの分析していらっしゃるので、
それを読むと、熊川ディレクターは、信頼できる段階に入ったダンサーさんには、厳しいながらもそれぞれの
役作りや役になりきる為に、自由に表現させるのかもしれない?、などと考えてしまいました。
(ジゼルでも熊川さんと宮尾さんの一幕はかなり違いがありました。
一番わかりやすかったのは、花占いの部分で、一枚だけちぎり花びらを数えるだけの熊川さん、全部の花びらを
ちぎってしまう宮尾さん、お二人のアルブレヒトは色々と違っていました。
おそらく基本的な大事な部分には厳しくとも、役の中に入れるアプローチはそれぞれの感性に任せて
いらっしゃるのかも??なんて、これはあくまでも私の勝手な想像ですが
)特に印象に残ったのは、浅川さんのオデットの王子への思いです。
若い頃はもっと違う表現をされてたそうですが、今はオデットは王子へ「巻き込んでしまってごめんなさい」
そんな究極の優しさをもって踊られた彼女のオデットは、その言葉が体現されたような美しさが溢れていました

この日のキャストです。
↓
http://www.k-ballet.co.jp/performances/pdf_down/127
この日も幕が開くと、ベンノ役の井澤さんが楽しげに跳ね回り、平和な国の様子の象徴のようにも思えるのですが、
登場した遅沢王子様は、初日の熊川王子様とは違い、以前と同じ衣装です。
こういうのは、ご本人達の意向もあるのでしょうか??
とはいえ、遅沢王子様は熊川王子様と違い、ワインを飲み過ぎる事もなく(笑)でも、熊川王子様よりは
大人なイメージで、皆の踊りを楽しんだり、家庭教師とのやり取りも身分の違いが感じられるように見えます。
平和な国で問題なく暮らす事に満足してる・・・・・というご様子でしょうか?
トロワでは、この日は池本さんが会場を沸かしました

このバレエ団の凄いところは、去年と顔ぶれがかなり変わってるのにもかかわらず(それはどこのバレエ団でも
そういう時期はよくある事ですが)すぐにこれからが楽しみ!!と期待感が高まるダンサーが登場してくる事です。
それはロットバルトを踊った杉野慧さんの踊りを見ながらも感じる事でした

もちろん、キャシディさん程の貫禄はありませんでしたが、でも彼はまさしく梟であり、鳥の悪魔らしく、軽々と
舞台を支配するかの如くに飛びまくります。
この若いロットバルトのキャストは、なかなか新鮮だったと感じました。
痛快なほどに、舞台を飛びまくるロットバルトは、神出鬼没な巧妙な悪魔という感じが伝わって来ますし、
衣装はもちろん、同じものをつけていても若々しさは溢れてくるので、浅川さんのオデットがあまりに綺麗なので、
同じ演出でもやはりロットバルトはオデットを自分のものにしたいという邪な恋愛からの気持ちで彼女に呪いをかけ、
支配していたのではないか?等々、キャストが変わる事でイメージや感じる事が変わってくるのです。
浅川さんのオデットは期待以上でした

彼女は登場した瞬間から驚く程にオデットになりきっていて、そしてとても美しいので思わず息を呑みました。
輝くような美しさとオーラで、何の説明がなくとも、彼女が高貴な存在である事が伝わります。
また、どんなパをしても心をこめてオデットとしての動きに徹してるので、ただただ見惚れてしまいました。
これは王子様が、即座にオデットに恋に落ちてしまうのは当然だとも感じさせらます

そして、一時は歩く事すら痛みで苦しんでいらした・・・・という浅川さんがこのような素晴らしい踊りが出来るまでの
日々をも思い出すと、色々な意味で勇気を頂けました。
オデットになりきり、大変な運命を背負いながらも切なさや哀しみだけでなく、どこか凛々しさも失わない、
全身全霊でオデットを踊られる浅川紫織さんという方への尊敬の思いが、湧き上がりました。
どこの部分を切り取ってもオデットそのものと言いたくなるような、スキのない、オデットになりきられて、
心からこめて踊ってる姿は本当に綺麗で、文字通り、瞬くのも勿体無いような気持ちにさせられました


遅沢王子様は、相変わらずサポートが上手いので、浅川さんの美しい踊りを引き立てるかのように
優しくスムーズに持ち上げたり回されますが、このお二人は使われる空間が大きく、美しいのにダイナミックさが
同時に感じられるので、昨日とはまた色合いの違う幸せな空気感が伝わってきます

コールドはこの日も美しく、そんな二人を盛りたてます。
また、オデットのコーダのアントルシャの連続は好きな部分なだけに毎回見入ってしまうのですが、彼女は
期待以上に細かな足捌きで魅了してくれて、白鳥の王女様の気品と同時に内面の強さをも踊りを通じて
感じさせてくれました

でもそんな幸せな一夜は、すぐに過ぎてしまい、夜明けと共にロットバルトが現れ、白鳥に変身してしまうあたりの
苦悶のアームスの動きは激しくて、痛みを感じさせるようで、前日の荒井さんと同様に人間から白鳥に
戻される、苦しみ、哀しみが観る私達の胸に刺しこんでくるようで・・・・

一幕では、熊川王子様に比べると淡々と平和な王国を楽しんでいたように見えた遅沢王子様もここでは、
恋に落ちた相手の過酷な運命を目の当たりにして、苦悩します。
本当に舞台は一期一会だと、このような時に感じさせられますが、思い切ってこの日も観る事にして良かったと
つくづくと思っていると、幕が降りてしまいます。
そして三幕!!
前夜と同じように花嫁候補達の中にオデットがいない焦燥感や不安が募った時に現れるロットバルトと
オディールですが、浅川さんのオディールはそこまでお化粧は濃くもなく、品すら感じさせるので、これじゃ、
王子様が間違えるのは仕方ないのかも?と思う程に狡猾で・・・・・そして美しい。
特に大きな拍手が起こったのはグランアダージョでのバランスキープです。
王子様の手を離しても自分のポワントだけで綺麗に微動だしない浅川さんのオディールには、大感動でした

遅沢王子様も前日の熊川王子様のように高度なパのソロで会場を魅了するのですが、一幕では平和そうで
あまり表情の変化も少なかった彼が、だんだんと色々な表情を見せるようになってくる・・・・・
遅沢王子様の個性は、この変化にあるのかもしれません。
平和な王国で幸せに暮らしていた王子の心がこんなにもかき乱されるのは、初めてだったのではないでしょうか?
そんな事を思いながらも浅川さんのフェッテの後、もう止められない激情をこめたかのように激しく回る王子様!!
踊りを通じても彼の気持ちの変化は感じ取れるのです。
切なげで、苦しげにちょっともったいぶったように手にキスさえさせないオディールに、今や完全にもて遊ばれてる、
そんな遅沢王子様。
品があるような踊りの中でも狡猾な誘惑を見せる浅川オディール。
美しいだけに王子が愛を誓い、全てが露見した時のオディールが本性をついに見せたような思わず
ぞっとするような高笑いが止まらなないような姿を見せる彼女は、悪魔の娘なのだと実感させられます。
だからこそ、再びオデットとしてスワン達の元に戻り、嘆きながらも心からの謝罪を受け入れるだけでなく、
王子をもいたわるような無償の愛を見せた時の変貌ぶりには、再び感動させられました!
そんな強い絆で結ばれた二人を引き裂きに来るロットバルト。
王子も必死で闘うものの、悪魔の力に追い詰められる姿を観た時、決意をしたかのようにしっかりと彼をかばい、
何の迷いもなく崖から飛び込むオデットは、自分一人が何もかもを背負いたかったようにすら見えましたが、
王子の愛も決して軽いものではありません。
遅沢さんってこんな表情をされるのだと、つくづくと見つめる暇もなくオデットの死に嘆いた直後に彼も
すぐにオデットの後を追って崖から飛び降ります!!!
そして、天界で結ばれる様子をスワン達が見届けるようなエンディング・・・・・


少し気になるのは、スワン達はこの後は人間に戻れたのだろうか?という事なのですが、きっとこんなにも
自分達の王女様を大事に思っていたスワン達なので、ロットバルトが破滅したのですし、彼らも人間の姿に戻り、
それぞれの人生を強く生きてゆくのでは??と、そんな想像をしたくなるようなスワン達の美しい忠誠心の
現れのような姿をも見つめますが、幕が落ちた途端に昨日とはまた違う感動をくれたこの舞台へ
大きな大きな拍手とブラボーが贈られます

この美しい浅川さんのオデット&オディールが、ツアーの中で一度きりなのは、なんとももったいなくも思いますが、
それだけに、その貴重な一度の彼女主演の舞台も観られた事に幸せを感じています

遅沢さんは次はあのニーナ・アナニアシヴィリと宮尾俊太郎さんがオデットと王子を踊られる日のロットバルトに
なられますが、そういう意味でも彼は、なかなかオールマイティーだと思います。
次の私の地元での公演までは、少し日数がありますが、それだけに次回の熊川さんと荒井さんの舞台が
初日とはどう違うのか?また、イメージ的にはエレガントで優しい王子様になりそうな宮尾さんと
今では母性的なオデットを踊られる?なんて、想像してしまう大好きなニーナの舞台も心から楽しみです

基本はしっかりと厳しく指導されても舞台の上ではそれぞれの個性が光る、K-BALLETの魅力の一つなのかも
しれないとも思います。
次に大阪での公演では、また新しい感動との出会いを楽しみにしていますっ!!
台風が気になりますが、どうか無事に全国ツアーが成功を重ねていきますように・・・・・





