ニースワールド、男子フリーは史上初!!
二人の日本男子選手がメダルを取るという凄い大会でした
きらきら!!きらきら!!



日本選手は、試合が終わると仲がいいので和みますキャハハ
大ちゃんと羽生君、何か話していたのでしょうか?
会場では男子表彰式の時にブーイングが起きていたようですが、
芸術の国フランスの観客にとってはジャッジにブーイングしたくなるものがあったのでしょうね。

でも大ちゃんと羽生君は、一番最初にコールされたPチャンに向かって、声援を送っていました

とても美しい姿です!!


☆男子最終結果☆


1 Patrick CHAN
CAN 266.11 1 1 
2 Daisuke TAKAHASHI JPN 259.66 3 3 
3 Yuzuru HANYU JPN 251.06 7 2 
4 Brian JOUBERT FRA 244.58 4 5 
5 Florent AMODIO FRA 243.03 6 4 
6 Michal BREZINA CZE 239.55 2 7 
7 Denis TEN KAZ 229.70 8 6 
8 Jeremy ABBOTT USA 226.19 9 8 
9 Javier FERNANDEZ ESP 225.87 5 14 
10 Samuel CONTESTI ITA 224.89 11 9 
11 Takahiko KOZUKA JPN  218.63 13 11 
12 Kevin REYNOLDS CAN  217.20 12 13 

プロトコルはこちらです。

http://www.isuresults.com/results/wc2012/WC2012_Men_FS_Scores.pdf

1位は予想通りでしたが、SPの時とは違い、男子は滑るたびにどの選手が1位になるの?と
思う程に素晴らしい演技が続きました。

SPで二度も転倒してしまい、7番目の滑走になってしまった小塚選手。
冒頭の4Tが2Tになってしまい、2度目の4回戦をどうするのだろうか?と思っていたら、着氷乱れたものの
2度目の4回転をコンボにして入れてきた、その気概は凄い!!と思ったと同時に、彼はよく語ってるように
もうソチへの道を歩み始めてるのだとも感じさせられました

途中彼にしては珍しく、フリップがダブルになるなど小さなミスはありましたが、スピンやステップは
丁寧に小塚選手らしい綺麗なポジで魅せてくれたと思います
キスクラでのこのナウシカのキャラのリスを乗せてる表情が可愛いですはあと


そしてアボット選手!!
彼も本当ならば世界選手権のメダルを狙える選手だと思いますが、彼のピークは、なぜかいつも全米選手権に
合ってるような気がしてしまいます・・・・(T_T)
それでもジャンプミスがあっても彼のスケーティングの美しさ、そして情感のこもった演技は人の心を
掴むものがありましたキラキラ

ベルネル選手もいつもと同じで・・・・
どうして能力はあるのに、ジャンプミスが続くような自爆が続くのかと残念になってしまいます

地元の選手も頑張っていて、アモディオ選手が本番で4サルコウを成功させましたももクロカラー!

そしてジュベール選手!!!!
再び「マトリックス」を使ったプロは彼らしさが生きていて、本人もノリノリ4回転が綺麗に決まって
後半はお客様もジュベももう感極まってるのがTVを通しても感じられて、終わった時に氷にキスしてる姿を見た時には
ひそかに彼のメダルの期待していました

ジュベール選手のフリーです。あえてにぎやかなフランス解説を貼らせて頂きます。
相変わらずのお茶の間っぷりでの興奮が嬉しさをより伝えてくれますはあと
動画主様、お借りします<m(__)m>




そして初出場で銅メダルを取った羽生選手のロミオ!!!
銅メダルですが、実は私の中の今回のワールドのMVPは、羽生選手のこの演技です

冒頭の4Tをクリーンに決めて、スピードを上げて彼の描くロミオの世界にニースのお客様も
そしてTVの前の私達もぐいぐいと惹きつけられていきます。ジャンプもバンバン決めて、彼の素敵な
パンケーキポジのツイズルにはお客様も大喜び!!

このまま、このまま、どうか!!と思いながら見つめていたら、途中でなんでもない箇所で思いがけなく転倒!!!
膝を打ったのではないか?と心配しましたが、直後の3A-3Tを綺麗に決めて、後半のクライマックスに
向かってゆく。

もう完全に羽生ロミオの世界にみなが酔いしれてるのがTVからも伝わってくる!!
ストレートラインステップに入ってからはやはり疲れが見えてきたので、いつも入らなくて本人も悔しがってる
最後のサルコウ、どうか決まって!どうか入って!!行けー!!ゆづー!!!!なんて興奮しつつ見ていると、
この最後のサルコウも根性で入ったので、会場ではもうここから立ち上がる人が(日本人だと思いますが^^;)
いらしたそうですが、演技後は会場中がスタオベ

現地さんが「スタンドが揺れてるーー」なんてツィートされてるのを読んで、またそれが嬉しくて。

羽生選手も涙。そして彼を見守っていたななみ先生も涙。きっとプーさんも涙
あの日からの一年あまりの色々な日々の思いがこみあげてきたのではないでしょうか・・・・・




その保存版の羽生選手のフリーのロミオです
動画主様、感謝してお借りします<m(__)m>


 



そして銀メダルを取った大ちゃん!!!

怪我の後、4回転の確立が落ちてるのが気になっていましたが、ここに来て試合でも決まるようになってきましたね

そして「マンボ」のような派手な曲から一変して、今年のフリーは難しいブルースに挑戦。
初めて見た時には、これはミスするとお通夜になるプロだから大変だよね・・・・・と主人とも話してたのですが、
見るたびに自分のものにしていき、ついには完成させたのはさすがです

その渋い曲で自分の世界を滑りきった大ちゃんの演技です。
動画主様、お借りします<m(__)m>



新しい表現を身につけた大ちゃん、来シーズン、そしてソチ五輪ではどんな演技を見せてくれるのか、
楽しみですが、でもその前に!!!
男子の3枠争いは、これからは女子以上に厳しいものになりそうにも思えます

そして金メダルを取ったパトリック・チャン選手。
冒頭のクリーンな4T、そして続いて4T-3Tが決まった時には、ああ・・・・これは彼が金メダルなんだろうな・・・と。

Pチャンは、さすがコンパルをしこまれて育ったというだけあって、スケートは非常に上手いと思います。
素人目に見てもジャンプ直前まで色々やって、すごいなとは思うのですが、ただ彼の演技をリピートして
見る事は、ほとんどありません。
なぜかそんなに上手で4回転も飛べるようになったのに、彼の演技を観てドラマを感じた!!感動した!!という
そんな記憶がないのです。
特に「アランフェス」に至っては音源が本田武史君のと同じに思えるので、本田君が選手時代に滑っていた
その姿を思い出したりしてしまったり(^^ゞ

でも、新採点方式の申し子として育てらた彼は、多少転倒しても点数が出るのでドンドン金メダルを
取っていくのですが、せっかくの能力を持っていながら、人の心を掴めない演技しか出来ないのでは
本当の意味で選手を育てるのに成功できてるのかどうか??と、疑問に思ってしまいます。

その金メダルを取ったPチャンの演技です。動画主様、お借りします<m(__)m>




最後には、個人的な辛口の私の感想を書いてしまいましたが、それでも、今回のワールドは、男子フリーに
一番夢中にさせられました


選手の皆様、ありがとうございました!!
そして本当にお疲れ様でした!!!