土曜日は、待ちに待ったK-Balletのバレエ公演でした。
演目は「二羽の鳩・三人姉妹」です。

「二羽の鳩」はパリの画家の青年と少女の恋を、
二羽の鳩の姿にたとえながら、リズムよく見せてくれる
個性的な作品。
ネタばれになりますが、本当に登場する鳩たちも
楽しい演技を見せてくれました(*^^)v

主人公の画家の青年と少女を演じるのは、
怪我から無事に復帰した芳賀くんと康村さん・・・・・☆
まず、このお二人が元気に踊る姿を見ることが出来て、
とっても嬉しかったですー\(^o^)/
そして、青年を誘惑するジプシー娘役の荒井さんも、
とても生き生きしていて、チャーミングでした。

このアシュトンの名作は、今までのK-Balletの舞台とは
明らかに違う、新しい顔を見せてくれたと思います(^^)

そして、その後は、哲也くんとヴィヴィが登場する、
マクミランの名作「三人姉妹」

題名通り、チェーホフの戯曲を忠実にバレエで再現した作品ですが、
登場人物が多い上、それぞれのバックボーンも複雑なので、
あらかじめ予習(??)しておいた方が、
絶対理解が深まると思ったので、友達が焼いてくれた
ロイヤルのDVDをダーリンと見ておきましたが、
やはり正解でした。

主人公の三人姉妹を始め、登場する人物はそれぞれ悩みを持ち、
自分の人生に絶望したり辟易したりしています・・・・

そんな中で強く惹かれあってしまう、
哲也くん演じるヴェルシーニン中佐(精神を病んでる妻がいます)と
ヴィヴィ演じる次女のマーシャ(誠実だけど、ずっと年上で、
情熱的な彼女にとっては退屈で愛せない教師の旦那様がいます)

そんな二人は、中佐が駐屯している短いひととき、
許されない恋に落ちてしまい苦しむのですが、
この切ない思いを表現する二人のパートナーシップは素晴らしく、
特に二人が別れを惜しむ「別れのパ・ド・ドゥ」は秀悦で、
息をこらして見入ってしまいました。

そして、妻の心の動きを感じ取り、嫉妬に苦しみつつも
許して包み込むマーシャの夫を演じるスチュワート・キャシディも
胸に迫る、静かでそしてちょっぴり自嘲的な踊りで
心の風景を描き出してくれ、この舞台に奥行きを与えていました。

舞台が終わってから友人とも話したのですが、
「まさに深みのある文学作品をじっくりと見た!!」という
気持ちになれるんです。
しみじみとした感動が、ずしん・・・・・
と胸に響く舞台だったと思います。

ただもしかしたら、華やかに超絶技巧を見せてくれる・・・
そんな熊川哲也を見るために来られた方には、
地味でわかりずらい舞台に見えたかもしれません。

いつもおなじみの、キラキラしたオーラが全開の、
王子様的な熊川哲也は、今回は見ることはありませんでした。

登場した時から、心に重いものを背負ったヴェルシーニン中佐が
そこに存在していたからです。
(いつもは登場した瞬間に、すぐにわかる哲也くんが、
皆と同じ軍服姿とはいえ、一瞬わからなかった位なんですー^^;)

そしてそれぞれの心の風景を、踊りで表現しながら、
物語は進んでゆきました・・・・

舞台の創り方も、まるで演劇の舞台を見ているかのようで、
それぞれの人物の心象風景を、踊りで確実に表現していました。
みんなが同時に踊るシーンでは、
誰を見たらいいのかと悩むほど、それぞれの肉体が雄弁に、
自身の心の内を語っていたのです。

そして舞台が進行している間は静かに見入っていた
観客は、終演と同時に拍手喝采・・・☆

隣でダーリンも「ブラボー!!」を連発して、
帰りにはのど飴をなめることに(^_^;)
でも、哲也くんは新しい挑戦だと言っていたこの舞台、
大阪では間違いなく成功だったといえると思います!


そして、この作品のもうひとつの主役・・・それは音楽です♪♪
チャイコフスキーの、切なくて哀愁を伴った美しい旋律、
ロシア独特の音楽が、物語の色合いを更に豊かにしていました。
ピアノを奏でていたのは、編曲もされたギャモンさん。
出待ちで、サインを頂きました(^^)v
(この方にはギエムの公演でもサインして頂いたので、
実は二度目なんです☆)

そして今回の出待ちは、ちょっと珍しい光景を見ることに
なりました。
スケジュールの都合で、皆さんすぐに移動されるために、
団員の方たちは急いでバスに乗り込んでいらっしゃいました。
(バスには「熊川哲也様ご一行」と書かれてたので、
ちょっと笑ってしまいました(^-^;)

バスが出発する時には、もちろんお見送りしましたが、
窓を開けて手を振って下さる方が多くて嬉しかったです。

哲也くんとヴィヴィは、車での移動で、
こちらも見守ったのですが、今回は窓は開きませんでした(T_T)

でも、今夜もたくさんの素敵なバレエ友達とお会い出来、
楽しいおしゃべりもいっぱい出来て、
本当に幸せな一日でした♡♡

画像のお菓子はマイミクPrincessさんがプレゼントしてくれた
彼女手作りのチョコバナナマフィンです。
見かけもお味もプロ並みなので、驚きました♪♪

次回は12月に「くるみ割り人形」を見にいきますが、
去年のあのすごい感動の舞台を再び見られることが
今から楽しみでなりません!!!!!

いやー、バレエって本当に素晴らしいですねぇv(=∩_∩=)