【メイクで変わる人生】
「お化粧をなんのためにするの？」
今月は卒業を控えた高校三年生を対象に
学校でメイクの指導をさせていただきます。
もう一度、大人のあなたに聞きます。
「なぜ、お化粧するんですか？」
少女たちはいろんな意見を言ってくれます。
それはとても新鮮で忘れきせていた事を思い出させてくれます。
今回はある支援学校の高校3年生に2日に分けて講義させていただきますが
一番伝えたいことは
冒頭に掲げた質問です。
私が第一線で走り回っていた頃と
道具もやり方も変わりましたが
この質問は変わりません。
私は必要ない時にはお化粧をしません。
お化粧をして
老けて見えたり、ブスになるくらいなら
やらない方がいい。
そんな極端な考えもありますが（笑）
自分の良さを引き出すことができないので有れば
お化粧は無駄だと思います。
メイクの必要性は
対面する相手に、清潔感を与えたり自分のマイナスを補うこと。
美しいと言う観点はそれぞれ人によって違うので
自分が良かれと思ってやっているお化粧は
逆にすっぴんの方が可愛かったりする方もいらっしゃいます。
それを個性と呼ぶこともありますが・・・
人の印象は第一印象で殆どが決まります。
顔、髪型、服装。
その後、喋り方やしぐさ。
そして性格。
いろんな方の顔を触りメイクし続けた結果
引き算メイクにたどり着き
今ではすっぴんの毎日になりました。
もちろん、tpoに合わせてメイクしますが
きちんと向き合いたい相手に対して
見た目でなく内側で気持ちが通じ合うことが長く続くんじゃないかって。
でも、メイクを知らなかったあの頃と比べると
知って極めて引き算した今の方が断然良いと思う。
やりました！
と言うメイクではなく
きちんとした清潔感を与えるメイクを彼女たちに指導したいと思います。
可愛いカラーも揃えたので
講義が楽しみです♬
