外科医の方とのお話がとても興味深いものだった。
言葉はいろんな感情をとっさに蘇らせる。
「越えられないことは与えられない」
4年前、母は私に同じことを言った。
「そうは言うけど、先生。
私には与えられすぎですよ!」
「越えることができるからじゃない?
人間としてのレベルが高いんだよ」
4年前と同じような感覚。
その外科医の先生は
孔子の言葉やいろんな言葉をたくさん使って
隠語を上手に理解させてくれた。
何が言いたいって。
生きていく中で
そんなにもう課題を与えなくても良いのにってつくづく思う。
だけど次から次へと
たくさんの乗り越えないと行けない壁が与えられる。
最近またそれにげんなりしていた時。
必要な時に
また、その言葉を聞くことになった。
その道、選ばなければ良い。
そうは思うけど
私は選ぼうなんて思ってはいない。
予期せぬことばかり。
交通事故からのリハビリ。
十字靭帯段列。
兄の歩行困難。
そして
外科医と話しおわった直後
弟が自宅近所の路上で昏睡状態での発見。
背負うものが大きすぎるよ。
それでも与えられることを乗り越えていかないと行けない運命。
がっくりきている隣で