産みの選択 | 熊本ヨガ講師 RYOのYOGA的美人道

熊本ヨガ講師 RYOのYOGA的美人道

熊本ヨガ講師Ryo
【ホットヨガ】
STYLISH YOGA ROOM Padma
【yoga】
SAHAJI

目指していたのはメイクアップアーティスト。
外側を磨くことから内面を磨くことに変わり
女性のため、新しい命のために
指導するヨガの講師となりました。

果てしない検査
なぜ、普通に産まれてこなかったんだろう。
みんなと同じような生活を送れないんだろう。
私はなぜ産まれてきたんだろう。

幼い時は毎晩そんなことばっかり考えてた。

ヨガを始めて
考え方のスイッチを切り替えることができるようになった。
昔より周りに優しくなれるようになった。
それでも
周りと調和したり団体行動は今でも苦手。

私がもつ遺伝病はすごく稀なケース。
だから検査もなかなか進めようがない。
事例があまりないから。

私が一般的で出産を迎え
出生前に何かしらのトラブルが見つかった場合
その私はどうするだろう。

今の私は未来が見える。
現に障害者に囲まれて生活をすることは
私にとっては普通だから。

そうではない一般的な人が
その選択を迫られた場合
もっと辛いと思う。

「どんな子でも可愛いよ!」
それはわかるけど
それを否定して隠していた時期がある私にとってはすんなり受け入れられる言葉じゃない。
何がわかるの?
そう、言葉がよぎる。

どれだけ辛い思いをしてきたか。
当事者でしかわからないと思う。

現にそんな今日でさえ
世間の目は冷たかった。

子供の頃はそれでもどうにかなる。
でも
体は大人になっていくので
もっともっとたくさんの問題が出てくる。
警察に何度捜索願をだしたか。

いつまでたっても自分で考えて行動するということが一般の半分にも満たない
ずーっと子育て。
自分がおばあちゃんになっても
ずーっと子育て。

産むという選択をした私は
その覚悟をもって
一歩を踏み出した。

私は人間だから
普通の出産が羨ましいし
なーにもそんなこと考えなくていい人たちを
まぶしいと思うこともある。

それでも
私が決断した事だから
責任を持って育てていこうと思う。

母親としての責任。

その与えられた世界の中で
私たちは幸せの数を増やしていこうと思う。

未来はそんなに悪くないと思う。

生まれてきてくれてありがとう。
選んでくれてありがとう。
たくさんの愛を君に。