為替介入と日銀決算 | ぷくぷくのブログ

今日も特に予定もなくダラ~っとしています。〇〇老人になった感じ?(大笑

 

 

財務省が2度目の為替介入を実行したようで。この情勢ですから効果については知れていますが、過去の介入時にも「 変化 」と言う意味では何らかの分水嶺がそこにあると考えています。ではそれが何であるか?

 

EUを見るとEV車に舵を切っていた売り上げが特に中国市場で急減して生産量低下していたところに利益を無視した格安中国EVが津波のようにやってきて市場崩壊。EU車メーカーは物価高もあってかなりの痛手を被っているとの声がSNSでは多い。中国は本気で在庫を減らしに来ていると言う声も。つまりはどちらもキャッシュが回っていない。

 

韓国でも国そのものが大幅な税収不足で予算の消化ができないとかになってて阿鼻叫喚になっているし、東南アジア諸国でもアメリカのドル高に不満を持っている国も多いようで。

 

そして当のアメリカもデフレを輸出するな!と中国に言ったらしいが、逆にお前がインフレを輸出するな!と反論される声が多いのも事実。

 

 

ただこれらの事を考慮しても財務省が為替介入した程度ではこの大きな流れは変わらないんですよね。となるとEU利下げはあるとしても根本としての供給不足は解決しないわけで。

 

それをインドに求める? まだまだ時間がかかるでしょう。iPhoneなどは中国撤退後、インドで生産開始しましたがそれはアップル社が資本力があるから。他はまだ数年かかるでしょうし。

 

ただ根本の根本は戦争屋バイデンが戦費を稼ぐ為にロシアらと結託して原油価格を上げたからなんですよね。これでロシアは反体制派を一掃。中国はアメリカの弾薬枯渇による行動の自由化。

 

要するに原油価格が下がらないと終わらないわけですが、環境環境再エネSDGSとか言って電気代が上がってるのに喜んでいる勢がいるんですよね、どこの誰かとは言いませんが!

 

 

 

で、ここからが私としての本題ですが、平常時であれば外国為替レートを決める購買力平価は1ドル95~105円程度らしいです。ただ現状は平常時ではないとの意見も多いのですが、国民は利上げして少しでも円高になって物価が安くなる事を望んでいる。でも・・・問題は日銀に利上げに耐えられる体力がどれだけあるか?です。

 

毎年5月末に日銀の決算発表があります。ここでの注目は利上げをすると価格が下がって赤字になる債券もですが株式等ETFの残量でしょうか。日銀のETFの平均購入価格は日経27000位と言われています。もしETFを減らしていれば利益確定の上、引締め&利上げの準備に入ったと考える事ができます。これは利上げの後にETF売却したのでは景気に水を差す度合いが大きいと思うからで。そして本気で財務省が円高誘導したいならETF売却は為替介入よりも強力な手段(メッセージ)だと思いますし。

 

もっとも私は日銀ETFは年金資金とかに一括売却されて国民負担説になると唱えていますがっ!

 

 

ところで日銀の決算書を見ると一番最初に金地金があるんですよね。最近ものすごく上がっているじゃないですか、金って。でも数年見てますが全然その数字が変わらないんですよ。つまり時価会計になってない。人には時価会計しろとか言っておいて自分の所は!

(日銀決算って複雑怪奇ドンブリ処理ですが見てて面白いですよ・・・変態だっ!笑)

 

まぁうちでも土地とか時価会計しているわけではないので、うにゃうにゃですがっ!笑