🌿居宅介護支援事業所が閉鎖する理由🌿


こんにちは、あーこです☺️
いつも読んでくださってありがとうございます✨
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今日は「居宅介護支援事業所(ケアマネジャーが働く場所)」が
なぜ閉鎖してしまうのか、その理由についてお話ししたいと思います。

実は、私の住む地域でもここ数年、閉鎖が続いています。
そして…ついに、私の働く事業所も閉鎖することになりました。

利用者さんにそのご報告をすると、
「利用者さんも多いのに、どうして?」
と驚かれることが多いです。

💭“利用者は多いのに閉鎖”その背景にある現実

介護サービスを必要とする方は年々増えています。
でも、サービスを支える“人”が足りないのです。

求人を出しても応募がほとんどない。
やっと採用できても、
「思っていた以上に精神的にきつい仕事だった」と
辞めてしまうケースも少なくありません。

ケアマネは、介護・看護・リハビリなどの資格を持つ方が、経験を重ねた上でなれる専門職。
しかし、ケアマネになると
前職よりお給料が下がってしまうことが多いのが現状ですえーん

💰ケアマネの給与はどう決まるの?

よく「ケアマネさんの給料を上げればいいのに」と利用者さんからも言っていただきます。
でも実は、ケアマネの収入源は国が定めた“介護報酬(居宅介護支援費)”だけ。
利用者さんの自己負担は“ゼロ”です。

つまり、会社が自由に値上げすることはできません。
もしお給料を上げようとすれば、
会社が赤字になってしまう構造なんです。

📋見えない経費の現実

ケアマネの仕事には、
車の維持費、ガソリン代、事務所の家賃、
電話代や電気代、コピー用紙や文具代…。
そして事務スタッフのお給料も含まれます。

「担当している人数分の報酬があるなら、利益もあるでしょ?」
と思われがちですが、
実際には経費を引くと残らない。
むしろ赤字という事業所も少なくありません。

以前、同僚が言っていた言葉。
「私たち、お給料以上に働いてますよね」
実は…足りないんです…。

それでも、続けてきた理由

それでも、ケアマネを続けてきたのは
話を聞く、サービスにつなげて、生活がよくなった時に一緒に喜ぶ事が、嬉しい…という想いがあるから。

介護が必要になったとき、
「相談できる人がいる」
「支えてくれる人がいる」
――それがどれだけ心強いことか、
現場で日々感じています。

だからこそ、
ケアマネが安心して働ける環境がもっと広がってほしい。
事業所の閉鎖が「当たり前」にならないように、
現場の声をこれからも伝えていきたいと思います🌿