〜家から出られなくても“お口のケア”はできます〜

こんにちは、あーこです。
いつもブログを読んでくださってありがとうございます🌸

今日は「高齢の方が歯医者に行けない」というご相談についてお話しします。

■ 家から出られない…どうすれば?

先日、ある方からこんな相談を受けました。

「母が年をとって、歯医者に通えなくなってしまいました。
家の前には15段の階段があって、それが降りられないんです。」

その方は内科の先生が往診してくれていたので、なんとか日常の診療は続けられていました。
でも——

たった1本残っていた歯が抜けてしまい、入れ歯が合わなくなった

食事がとれず、話すこともむずかしくなってしまった

耳が遠く、コミュニケーションも難しくなっている


お口の問題が、生活全体に大きな影響を与えていたのです。

■ 往診してくれる“歯医者さん”がいます

このようなケースでは、往診ができる歯科の先生に相談することができます。

最初は、医療保険での訪問診療からスタート。
その後、状態が安定したら
「居宅療養管理指導(きょたくりょうようかんりしどう)」という制度を使って、
定期的に歯医者さんや歯科衛生士さんが自宅に来てくれるようになります。

■ どんなことをしてくれるの?

歯科医師が 入れ歯の調整 や 虫歯の治療 をしてくれる

歯科衛生士が 口の中の清掃(口腔ケア) をしてくれる

飲み込みに不安がある方には 嚥下(えんげ)のチェック も対応


食事や会話に必要な“お口のケア”を、自宅で受けられるんです。

■ こんなサポートもあります

内科の先生が往診に来てくれる

薬剤師さんが薬を家まで届けてくれる

「お薬ちゃんと飲めてる?」と服薬のチェックもしてくれる


こうしたサービスは、外出がむずかしい方にとって本当にありがたいものです。

■ ケアマネとして気になることも…

この「居宅療養管理指導」は、介護保険とはちょっと違う仕組みになっています。

正確には「介護保険とは別枠の単位」ですが、
介護保険を使っている方が受ける場合は、ケアプランに記載が必要です。
利用料の説明も必要になるので、
ケアマネとしては制度の線引きに迷うこともあります…。

もっとシンプルで、使いやすい制度になると嬉しいなあと感じています。

まとめ:お口の健康は「生活の質」に直結します

「歯医者さんに行けないから仕方ない…」ではなく、「来てくれる歯医者さん」を使ってみませんか?

入れ歯が合わない

食事がしにくい

お口の汚れが気になる

飲み込みが心配


そんな悩みがある方は、
ケアマネジャーやかかりつけ医にぜひ相談してみてください。

🌿 どこに相談すればいいかわからないときは…

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「これって相談していいのかな?」と思うことでも大丈夫。

あなたの心に、少しでも安心が届くように、
とまり木はいつでもそっと寄り添っています☺️