\「自分時間をあきらめない 〜70代からの介護と私の歩み〜」シリーズ第4回/
【“よかった探し”がくれた、夫婦ふたりの笑顔】


こんにちは。あーこです🌿

第4回は、
「笑顔を取り戻す」ことの大切さについて、あるご夫婦のお話を通してお伝えします。

笑顔が少しずつ消えていった奥さま

毎月の訪問でお会いしていたご夫婦。
最初は明るく出迎えてくれていた奥さまの笑顔が、
回を重ねるごとに、少しずつ減っていくのがわかりました。

介護、家事、気づかい——
どれもが奥さまの肩に積み重なり、
「自分の時間」がどんどん削られていたのです。

奥さまの笑顔がなくなると、ご主人も…

不思議なことに、
奥さまの笑顔が減るとともに、
ご主人の元気もだんだんと薄れていくように感じられました。

ご主人もまた、
「自分のせいで妻が大変な思いをしている」
という思いを、どこかで抱えておられたようです。

「妻の笑った顔が好きだった。
でも、最近はその笑顔を見ていない」

そんな寂しさが、ご主人の心の中にあったのかもしれません。

「毎日の“よかったこと”を書いてみませんか?」

そこで私は、奥さまに提案しました。

「毎日、どんな小さなことでもいいので、
“今日よかったこと”を1つだけ手帳に書いてみませんか?」


最初は「そんなのあるかしら…」と苦笑いされていましたが、
数日後にはこう言ってくださいました。

「今日はお天気が良くて、洗濯物がよく乾いたんです」
「それだけでも、ちょっと気分がよくて」

よかった探しが、笑顔のきっかけに

毎日の中で「よかったこと」に目を向けるようになると、
少しずつ奥さまの表情がやわらかくなってきました。

そして、
その笑顔を見たご主人の表情にも、変化が現れたのです。

「やっぱり、妻の笑顔を見るとホッとします」
「最近、少しだけ安心して介護される気持ちになれました」

笑顔は、心と心をつなぐもの

介護をしていると、
どうしても「こなすこと」に追われてしまい、
笑顔を忘れてしまうことがあります。

でも、
笑顔には、自分もまわりも癒やす力があります。

そして、笑顔は、
「ちゃんと休んでるよ」「私は大丈夫」という
さりげない安心のサインでもあるのです。

まとめ:あなたの笑顔は、誰かの元気になる

誰かのためにがんばっているあなたへ。
ときには立ち止まって、
「今日よかったこと、何かあったかな?」と
思い返してみてください。

その一歩が、
あなた自身の笑顔を取り戻すきっかけになるかもしれません。

そしてその笑顔は、
大切な人の心を、そっと明るく照らしてくれます。

次回はいよいよ最終回。
【あなたにもきっとできる】介護を続けながら、自分時間を育てていく
というテーマでお届けします。

またお会いできるのを楽しみにしています☺️

🍀「とまり木」では、
がんばるあなたの笑顔が、もう一度咲くように。
そっと寄り添いながら、お手伝いしています。

「最近、笑えていないな…」
そんなときも、どうぞお話しに来てくださいね。