こんにちは。
介護相談「とまり木」のあーこです🌿
今日は、「親の介護が本格的に始まったら、どうしたらいいんだろう?」
という不安を感じている方に向けて、
“最初の一歩”として知っておきたいことをお届けします。
「何かあったらどうしよう…」と、ずっと心の片隅にある不安
親が高齢になってきて、病気や入院、ケガのリスクが少しずつ現実味を帯びてくると、
「いざという時、どう動けばいいのか分からない…」と不安になる方はとても多いです。
でも実は、知っておくだけで安心につながる情報があります。
今日はその中でも、特に大事な3つの“備え”を紹介します。
【1】まずは「地域包括支援センター」を知っておこう
「介護が必要かも」と思ったら、
まず相談できる公的な窓口が地域包括支援センターです。
- 各市区町村に設置されていて、相談は無料
- 介護保険の申請や、生活の困りごとに応じた情報提供
- ケアマネジャーにつなぐ窓口にもなっている
「まだ何をしたらいいか分からないけど…」という段階でこそ、頼ってほしい場所です。
【2】“介護保険”の申請ってどうするの?
介護が必要だと判断された場合、使えるのが介護保険サービス。
申請は…
- 本人や家族が市役所の窓口に出向く
- 地域包括支援センターから申請代行もできる
- かかりつけ医の診断書が必要になる
など、ちょっと手間がかかるので、
「元気なうちに、ざっくりでも流れを知っておく」だけでも安心です。
【3】いざという時、相談できる“第三者”がいるだけで違う
「兄弟には話しにくい」
「家族に心配をかけたくない」
そんなとき、「とまり木」のような外部の相談窓口を知っておくことで、
“一人で抱え込まない介護”ができるようになります。
LINEやZoomで気軽に話せる場所があるだけで、
気持ちがずいぶん軽くなる方も多いんです。
次回は、
「兄弟姉妹との温度差にモヤモヤしたときのヒント」をテーマにお届けします。
介護が本格化する前のこの時期に、
小さな備えと安心のタネを、一緒にまいていきましょう🌸