「これで合ってるのかな…? 自己流介護の不安に寄り添う場所」
こんにちは。"とまり木"のあーこです。
今日は、介護をしている方からよく聞く、こんな心のつぶやきについてお話しさせてください。
「毎日、母の介助をしてるけど…これで合ってるのかな?」
70代のお母さんを在宅で介護している50代の女性。
ある朝、トイレ介助を終えて、ふと感じたそうです。そのひと言に、私は胸がぎゅっとなりました。
■ 正解があるなら、誰かに教えてほしい
私はこれまで、施設で10年、デイケアで7年。
介護福祉士としてたくさんのご利用者さん、ご家族と関わってきました。
その中で、「自己流でやってて不安です」「ちゃんとできてるか分からない」って、何度も聞いてきました。
たとえば…
トイレ介助のとき、どこを支えていいかわからなくて、つい腕を引っ張ってしまう
食事中にむせたとき、何に気をつけたらいいのか迷う
腰が痛いのに無理な体勢で介助してしまう…
本当は誰かに聞きたい。
でも、ケアマネさんは忙しそうだし、デイの職員さんにもなんとなく聞きにくい…。
そうして、誰にも言えないまま時間だけが過ぎていく。
■ "話せる場所"があるだけで、心はちょっと軽くなる
とまり木では、そんな「これでいいのかな?」という日常の小さな疑問や不安を、気軽に話せる場をつくっています。
「こんなこと、聞いていいのかな…」
「常識的じゃないかもしれないし…」
そんなふうに思わなくて大丈夫です。
私は、現場でずっとご家族の悩みに耳を傾けてきました。
難しい言葉じゃなくて、ふだんの言葉でお話ししましょう。
■ とまり木でできること
いまの介助方法が安全かどうか、一緒に確認する
ご本人の体の状態に合った、ちょっとした工夫のご提案
腰に負担をかけない動き方や便利グッズのご紹介
「不安なんです」っていう気持ちを、ちゃんと受けとめる
Zoomでゆっくり話すのもOK、LINEで気軽にメッセージを送ってくれてもOK。
とまり木は、“相談”よりも、“話してみる”から始まる場所です。
■ 最後に
正解を押しつける場所じゃありません。
あなたの日常にそっと寄り添って、一緒に考える場所。
それが「とまり木」です。
次回は、「私がいない間に何かあったら…」という、介護中の“見えない不安”についてお話ししますね。
今日も本当に、おつかれさまでした。