こんにちは
あーこです
いつも来てくれてありがとうございます
25年前から介護の世界に携わり 、いろいろなお困りごとを聞いてきました。
25年前に比べて変わったことの一つ、 家族関係 、親族関係が薄くなってるなと感じます。
私は、一番初めに介護福祉士として施設で働き始めました 。
施設に入居した後も、毎日 来られる ご家族さん、面会に来ては 日頃の様子を聞かれる方、 年末年始・お盆には自宅に連れて帰り、一緒に過ごされる方。
そんな方が多く、 年末年始や、お盆の夜勤にはほとんど 利用者さんがいない…なんて 時もありました。
現在の施設の状況を見てみると、 コロナがあり 外泊ができない・ 外出できない・ 面会できない期間があった…などの影響もあるかとは思いますが、自宅に帰る方はほとんどいないように見られます 。
そして、自宅にいる間も 身寄りのない方の支援が増えていると感じます。
もちろん、 戸籍上は 身寄りがあっても、20年も30年もあっていない 甥っ子や、姪っ子、兄弟であっても 遠方で連絡も取っていないなど全く身寄りがないわけではないけれども、 身元保証人になるには、 頼みにくい 関係性の方も多く見られます。
独身の方が増えた、 子供人数が減った、などという社会的な問題や 、お盆や 年末年始に親族で集まって話をする機会が減っている…などという状況なのかなと思います。
実際 、私の周りでも30代40代の結婚した家族が両親の家に帰省することが少なくなったような気がします。
お正月や お盆休みを使って子供達と海外旅行に行く… など、 実家に帰省 というよりは、自分たちが楽しむための休みになってることも多いと思います。
日頃頑張っているので 、それは悪いことではないですが、 それなら違う日に様子を見に行くや、 せめて連絡するなど…関わることをしてあげたらいいなって、
「子供達は自分の家庭があるから迷惑かけたくない」と毎回言う、 ご両親の言葉を聞きながら思うのです。
身寄りのない方の支援について講義を受けてこのようなことも感じました。 講義の内容についてはまた次回。