こんにちはニコニコ

あーこです ニコニコ

去年の今頃どんな記事を書いていたのか見てみました。
あ〜、今年も、まだまだエアコン問題があります😣

 今年は90代の女性。
ヘルパーさんが毎日介入していますが、ヘルパーさんがエアコンをつけて帰ると、本人が消してしまう、いたちごっこが続いています。
28度、29度、30度と、本人が寒く感じないように高めの温度で設定していましたが、やはりエアコンを切ってしまわれます。
リモコンの電池を取っても、コンセントを抜いてしまう状況です。 
 本人と戦うわけではなく、体調の安全を守るために策を練っていますが、なかなか難しい状況です。
この方にも、ご家族へスマートエアコンの導入を説明しましたが、料金がかかることと、本人の気持ちを尊重したいということで、導入は見送られました。
しかし、部屋の中が35度から40度になるこの猛暑の中、本人の気持ちよりも体調、そして生命の安全を優先すべきだと何度も伝えていますが、なかなか理解してもらえません。
早く涼しくなってくれることを祈るだけです🙏🙏

そして、文明の利器といえば、最近「FUKU助」という一人暮らしを支援する道具を使い始めた方がいます。お薬を飲むのを忘れる一人暮らしの方に、セットしておけば、1回分ずつ「お薬の時間ですよ」とタイマーを鳴らしながら薬を出してくれます。表面には室内温度や時間、日にちなどの表示があり、エアコンをつけるタイミングなども教えてくれます。デイサービスや ゴミの日などもセットしておけば 声に出して 教えてくれます。
お薬を取り出したら、家族へお薬を取り出したことがわかるように、メールが届きます。

このFUKU助、ネットでも見かけますが、個人でレンタルすると月1万円ほどかかります。

しかし、地域によっては介護保険で利用できる場合もあります。
とはいえ、ロボットをレンタルできるわけではなく、薬局の薬剤師さんが月に2回訪問してくれる「居宅療養管理指導」というサービスがあります。
正確には介護保険の点数とは別枠ですが、介護保険のプランに組み込むことができ、利用表の中にも含めることが可能です。

このサービスの内容としては、月2回まで算定でき、薬剤師が自宅にお薬を持ってきてくれたり、薬カレンダーやFUKU助に薬をセットしてくれたりします。また、薬の変更があった時は、その都度説明をしてくれ、本人の状態が薬の副作用かどうか判断して、医師と相談してくれるなどのサポートがあります。

地域によっては、FUKU助をこの薬のセット方法として利用しているところもあるそうです。ちなみに、私の地域ではまだ利用できず、利用者さんは自己負担で月1万円を払って利用しています。

もし居宅療養管理指導で利用ができるようになれば、訪問につき1回517単位、月1000単位少しで利用ができる計算になります。
(個人宅の場合。施設など、人数が多ければ単位が下がります。1割の方が517円。2割は2倍、3割は3倍になります)
個人で頼む前に、一度かかりつけの薬局に尋ねてみるのも良いかもしれません。

お薬を飲むたびに 訪問看護さんや、ヘルパーさんにお願いをすることが人員的にも難しくなっていると感じます。
文明の利器を使いながら、 人でないと難しい部分を人で。機械でできることは機械で。
上手に使い分けしながら安心して自宅での生活が継続できるといいなと思いますおねがい