大貫憲章さんがインターFM(89.7MHz)でやっているラジオ番組『Kenrocks Nite ver.2』に、パディとジェイミーがゲスト出演。3月27日、半蔵門のFM TOKYO内のスタジオで収録が行われました(オンエアは4月11日)。

 

 

パディがロンドンでパンクバンドRAPEDにいた1977~78年頃、大貫さんと知り合って、人気雑誌『ポパイ』のコラムで紹介してくださったり、Cuddly Toysの1stアルバム『倒錯のギロチン・シアター』のライナーノーツを書いてもらったり、昔からお世話になっているのです。

 

久しぶりにお会いした大貫さんはお元気そうで、70年代のロンドンのパンク・シーンの思い出から、今、パディが日本でやっているカドリートイズのことまで話が尽きず、なつかしく楽しい時間でした。 

 

 

ジェイミーが持っているのは今年1月に出版された大貫さんの自伝『HISTORY OF KENSHO ONUKI 大貫憲章 回顧録|人生夜話』(サインいただきました✌️)

こちらから「購入できます⇩

 

 

 

番組ではパディが選んだ7曲がオンエアされました🎶

パンクバンド RAPEDの曲が、日本のラジオで何曲も連続で流れるという快挙!

 

【1曲目】

最初にかかったのは「Moving Target」。

パディがロンドンでRAPEDに加入した1977年に録音、7インチでリリースした代表曲です。

 

 

【2曲目】

次にかけてもらったのは「Escalator Hater」。

2024年に米国のパンクレーベルPUKE'N'VOMITから出たRAPEDのレコード(編集盤)のタイトルにもなりました。言葉遊びのような歌詞が乗った軽快な曲で、なんと2分弱!

 

 

【3曲目】

続いて、ロンドンのパンクスに大人気だった「Normal」。

ライブで盛り上がるRAPEDの定番曲で、今はカドリートイズのライブでジェイミーが切れ味良く歌っています。

 

 

【4曲目】

1978年に出たRAPEDのセカンド・シングル「Cheap Night Out」。

風変わりなイントロ、サビの掛け合い、加速して自爆するラスト!この曲が日本のラジオでかかるのは超レア!

 

 

【5曲目】

3月に亡くなったブライアン・ジェイムスへの追悼で、UKパンク最初のシングル として名高いThe Damned「New Rose」を。

「ダムドのデイヴ・ヴァニアンの当時の恋人は、デイヴを振って、ショーン(RAPED/Cuddly Toysのボーカル)の彼女になったんだよ」なんて裏話も…。

 

 

【6曲目】

パンクバンドRAPEDが、1979年にCuddly Toysと改名し、音楽性もグラム/ニューウェイヴ路線になって発売したアルバム『倒錯のギロチン・シアター』から「Time Warp」。

間奏で、フランク・シナトラ「夜のストレンジャー」のフレーズが出てきます。

 

 

【7曲目】

最後はCuddly Toysのデビュー曲「Madman(邦題:狂った抱擁)」です。

マーク・ボランとデヴィッド・ボウイの共作。グラムロックの2大スターのDNAを持つ楽曲を、英Cuddly Toysが譲り受け、今のカドリートイズも大切に継承しています。

 

 

 

ジェイミーはバンド加入の経緯などをお話して、カドリートイズの次回ライブ『6月1日・池袋手刀』も宣伝させていただき、収録は無事終了!

大貫さん、はせはじむさん、ありがとうございました💗

 

 

 

後日、大貫さんのブログに、この回の進行表が公開されました。