「あの伝説のイベントが復活!」とあちこちで話題の『時の葬列~方舟の章~』。前売りはソールドアウト、会場の高円寺HIGHには当日券を求める人の行列ができて場内は満員!

ライブは以下の順番でした。

【GARA】
AUTO-MODのユキノさんが20数年前にやっていたバンドが、この日に復活。パワフルでソリッドなサウンドで観客を惹き付け、テンションの高いイベントの幕開けとなりました。


GARAではベースを弾くユキノさん

【MADAME EDWARDA】
先日、来日したシルバーヘッドと共演、素晴らしいライブを見せたMADAME EDWARDA。長めの演奏時間をフルに活かして、4/21が剃刀の切れ味だとしたら、この日はギロチンのような重量感。バットケイヴなゴス感覚の中に揺るぎない美学を感じさせた圧巻のステージでした。



お客さんから花束を受け取るZinさん


【THE SODOM PROJECT】
ここ2年ほどで、恵比寿リキッドルーム(AUTO-MOD30周年)と渋谷・青い部屋(クラブ ワルプルギス)とで2回ライブを見ているけれど、どちらも違う印象だったTHE SODOM PROJECT。今回は呪術と祝祭の空間に聴衆を巻き込んでいくハイ・ボルテージな展開!




【SADIE SADS】
メタル・パーカッションがステージに運ばれるだけで、フロアから声にならない声が沸き上がる。そして始まったライブの緊張感、疾走感! 鉱石が飛び散りマグマが噴出するような冷徹と激情。なりやまぬアンコールの声。しかし終了。この渇望感が、また次回への期待を膨らませます!




【AUTO-MOD】
ステージに登場するだけで空気が引き締まる、ゴス界の重鎮ジュネさん。やはり半端ないカリスマ性! 新旧取り混ぜた選曲ながら、そのサウンドは今のAUTO-MODの音。新ベーシストのHIKARUさんも違和感なくなじみ、ジュネさんがTAIZOさんやSeliaさんと絡むシアトリカルな要素も含めて、すべてAUTO-MODの世界。バンドとしての懐の深さを感じました。





【DJ : nAo12xu】
DJは13th MOONのnAo12xu。DJブースが2Fにあるので写真が撮れなくて残念。観客の琴線にふれるポジパン&ニューウェイヴ選曲で、終始良い雰囲気を作り出していました。


パディは翌朝ロンドン行きだったために来場できませんでしたけど、ジュネさんのMCで次回について言及していましたので、次こそパディに体験してほしい『時の葬列』でした。